9369815信号のない場所で横断歩道を渡ろうとする歩行者がいても、9割以上の車が一時停止していないことが、JAFが公表した自動車運転に関する全国調査の結果でわかった。大部分のドライバーが道路交通法に違反する行為が横行している実態が明らかになった。



調査は8月15日~9月1日、全国47都道府県の計94カ所で実施。平日午前10時~午後4時の間に、片側1車線の道路上に信号機が設置されていない横断歩道でJAF職員が横断を試みた。

この結果、通過した乗用車と自家用トラックの計1万26台のうち、歩行者が渡ろうとしている場面で一時停止したのは757台と全体の7.6%のみ。調査した94カ所のうち48カ所では、止まった車が5%未満だった。


横断歩道で礼儀正しい女子大生



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道交法は、横断歩道を渡ろうとする歩行者がいる際、横断歩道の直前で車を一時停止させ、通行を妨げないよう義務付けている。

違反者には3カ月以下の懲役か5万円以下の罰金が科される。現実には取り締まりはほとんどなく、歩行者が車に道を譲ることで事故を防いでいる状態だ。

(source: 毎日新聞 - <JAF調査>横断歩道に歩行者 「止まらない」車9割

無謀トラック 横断歩道で中学生ギリギリ回避