C.C.「ルルーシュ!大変だっ!!」ルルーシュ「……どうした?」
- 2016年09月30日 23:10
- SS、コードギアス 反逆のルルーシュ
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ルルーシュ「ええい!落ち着け!!」
C.C.「お、落ち着いてなどいられるかっ!!」
ルルーシュ「いいから落ち着け。事情を説明して貰わなければ、どうすることも出来ない」
C.C.「ルルーシュ…私を助けてくれるのか…?」
ルルーシュ「その為に俺のところへ来たのだろう?……とにかく、話してみろ」
ルルーシュ「……お願い、だと?」
C.C.「ああ。これから話すことを聞いても、決して笑わないと誓ってくれ」
ルルーシュ「……わかった。誓おう」
C.C.「本当だなっ!?絶対…絶対、笑うなよ!?」
ルルーシュ「C.C.……お前と出会ってからもう随分経つが、まだ俺のことが信用出来ないのか?」
ルルーシュ「なら話してみろ。お前も知っての通り、俺は少々の事で動じる男ではない。この世界で起きることは全て、俺の想定内と言っても過言ではないのだ」
C.C.「……わかった。ルルーシュ、お前を信じるよ」
ルルーシュ「ふん。いいから、さっさと話せ」
C.C.「実は……ビー玉が、取れなくなってしまったんだ」
ルルーシュ「……は?」
ルルーシュ「……取れなくなった?」
C.C.「ああ」
ルルーシュ「……ビー玉が?」
C.C.「そうだ」
ルルーシュ「……すまない。意味がわからない」
ルルーシュ「いや、あまりにも情報が足りなすぎる。最初から詳しく話してくれ」
C.C.「わかった。……事の始まりは、いつもコーラばかり飲んでいた私が、気まぐれにラムネを飲んだことから始まる」
ルルーシュ「……ラムネ、だと?」
C.C.「そう、ラムネだ。瓶の中にビー玉が入った、あれだ」
ルルーシュ「ふむ。つまり、その瓶の中のビー玉が取れなくて困っている、という事か?」
ルルーシュ「む?では何だと言うのだ」
C.C.「最近のラムネは瓶を割らずともビー玉を取り出せる構造になっている。その事に気付いた私は、苦もなくビー玉を手に入れた」
ルルーシュ「ふむ。それで?」
C.C.「獲得したビー玉を眺めていた私は、ふと魔が差して、ある実験をしてしまい、その結果……ビー玉が取れなくなってしまったんだ」
ルルーシュ「……実験?」
ルルーシュ「だから、落ち着け。お前はビー玉を使って、一体どんな実験をしたんだ?」
C.C.「それは……私の口からはとても言えない」
ルルーシュ「……話にならないな。帰れ」
C.C.「た、助けてくれるって言ったじゃないかっ!?」
C.C.「……どうしても言わなきゃダメか?」
ルルーシュ「ああ。どうしても、だ」
C.C.「……絶対に笑わないか?」
ルルーシュ「くどいっ!!ここまで話を聞いて、俺が少しでも笑う素ぶりを見せたか!?そんなに信用出来ないならば、最初から俺のところへ来るんじゃない!!」
C.C.「わ、わかったよ。…わかったから、そんなに怒らないでくれ。すごく言いづらいことなんだ…」
C.C.「……そう急かすな。よし、私も覚悟を決めたぞ。実験というのはな……」
ルルーシュ「というのは?」
C.C.「……お尻の穴にビー玉が入るのかどうか、という実験だ」
ルルーシュ「…………フハッ!」
C.C.「わ、笑った!?今、お前、笑っただろう!?」
C.C.「か、帰るっ!!」
ルルーシュ「まぁ待て。つまり、お前はビー玉が尻の穴に入るかどうか実験をして、その結果、ビー玉が尻の穴から取れなくなってしまったんだな?」
C.C.「……そうだ。痛ましい事故だった」
ルルーシュ「…………フハッ!」
C.C.「ま、また笑った!?」
C.C.「ふざけるなっ!!どう見ても私を笑い者にしているだろう!?」
ルルーシュ「違う。俺が笑っているのは、お前の話した内容が完全に俺の想定内だったからだよ」
C.C.「……なに?ルルーシュ、お前は、この事態をあらかじめ想定していたというのか?」
ルルーシュ「ああ。もちろんだ」
ルルーシュ「ふん。この俺を誰だと思っている。その証拠に、解決策も既に用意済みだ」
C.C.「なんだと!?それは本当かルルーシュ!!」
ルルーシュ「ああ、本当だとも。少し待っていろ。道具を取ってくる」
C.C.「……道具?」
C.C.「待て、ルルーシュ」
ルルーシュ「なんだ?」
C.C.「……その、手に持っているのはなんだ?」
ルルーシュ「見てわからないのか?……掃除機だよ」
ルルーシュ「察しのいいお前ならば、もう気付いているだろう?掃除機とは吸うためにある。つまり……」
C.C.「……馬鹿な事はやめろ。いや、やめてくれ。頼むから」
ルルーシュ「しかし、尻の穴からビー玉を取り出すには、こうせざるを得ない」
C.C.「他に何が策はないのか!?そ、そんな物で吸われたら、私の大事な部分がめくれ上がってしまう!?」
C.C.「でも!!」
ルルーシュ「大丈夫だ。この吸引力の変わらないただ一つの掃除機ならば、ピンポイントで尻穴のみを狙える筈だ」
C.C.「やめてくれ!怖いんだっ!純粋に!!」
ルルーシュ「ふぅ……わかったよ。ならば、第二案だ」
C.C.「た、助かった……」
C.C.「な、なぜだ?」
ルルーシュ「見ればわかる。……これだ」スッ
C.C.「なんだこれは…?妙な形をしているな」
ルルーシュ「これが、かの有名な『イチジク浣腸』だ」
C.C.「イチジク……かんちょう?」
C.C.「……言われて見れば、確かに。だが、ルルーシュ。何故これはお勧め出来ないんだ?」
ルルーシュ「お前は本当に何も知らないんだな。そもそもお前は浣腸とは何か知っているのか?」
C.C.「子供達が戯れで相手の尻に攻撃する際の技名、とだけしか知らん」
ルルーシュ「馬鹿かお前は。その技名の由来が、この浣腸なんだよ」
C.C.「……どういうことだ?」
C.C.「……下剤?これを飲めばいいのか?」
ルルーシュ「浣腸を口から飲む奴などいない。浣腸とは、下剤を直接大腸に注ぎ込むということだ」
C.C.「下剤を直接大腸に…?つまり、これを……」
ルルーシュ「そう、それを尻の穴に刺して、中の液体を注入するのだ」
C.C.「……なるほどな。確かに、難易度が高そうだ」
C.C.「いや、掃除機よりは、まだこの浣腸とやらの方が健全だと感じた。こちらを試してみる」
ルルーシュ「……そうか。一応、俺は止めたからな」
C.C.「不安感を煽るような言い方はよせ」
ルルーシュ「わかったよ。それじゃあ、俺はひとまず部屋から出て……」
C.C.「待て、ルルーシュ」
C.C.「この浣腸の使い方がわからない」
ルルーシュ「使い方も何も、ただ尻の穴に刺し込み、注入するだけだ」
C.C.「……1人で、出来るかな?」
ルルーシュ「大抵は1人でするものだ。しかし、まぁ……素人に手ほどきするのは玄人の役目か。わかった。俺が手伝ってやる」
C.C.「ありがとう、ルルーシュ。ふふっ。お前
コメント一覧
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- 2016年09月30日 23:23
- なんだ…これ…
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- 2016年09月30日 23:25
- またお前か
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- 2016年09月30日 23:26
- こいつらいつもアホみたいなことやってんな
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- 2016年09月30日 23:27
- いつもの糞スレイイぞ〜
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- 2016年09月30日 23:27
- けつめどビー玉
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- 2016年09月30日 23:27
- この作者だいすこ
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- 2016年09月30日 23:28
- 色々読み漁って、笑いの耐性が出来ていると自負してるが『ご、五個だ』にはたまらず吹き出してしまったよ
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- 2016年09月30日 23:36
- こいつらこんな経験しといて前作のあの騒ぎようかい
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- 2016年09月30日 23:46
- めちゃくちゃワロタ
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