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今年8月6日から27日にかけて、イギリスのホラーとダーク・ファンタジーの書き手として知られる作家でありアーティスト、映画監督でもあるクライヴ・バーカーの最新作の展示会が米カリフォルニア州サンタモニカのコプロギャラリーで開催された。
”好奇心を刺激する品々を集めた展示”を意味するWunderkammer(ウンダーカマー)のタイトルがつけられたこの展覧会は、"あなたの中の現実と共存する目に見えないファンタジーの世界"を描いたバーカーの油絵が並べられた。
独特の世界観で人々を魅了するバーカーが描いたなんとも奇妙で心がざわつく絵画の一部を紹介しよう。
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この絵の中には彼の小説に登場する個性的なキャラクターも含まれているそうだ(タイトルは意訳)
1. Demons of Night and Day (昼夜の悪魔たち)
2. 3 Beasts Devouring Each Other (むさぼりあう3匹の獣)
3. Rope Beast (ロープビースト)
4. Seamstress With Headdress (ヘッドドレスをつけたお針子)
5. Shoal King (ショールキング)
6. Babilonium (バビロニウム)
7. Afeared They Were (かつて恐れたもの)
8. Seated Debate (腰を据える討論)
9. Mr Scattamun (スキャッタマン氏)
10. Mrs Scattamun (スキャッタマン夫人)
11. Man in the Murder (殺人者)
12. Magma (マグマ)
13. Curl Carlotti (カール・キャロッティ)
14. Death s Womb ("死"の子宮)
バーカーは主にファンタジーホラーのジャンルで非常に優れた小説や映画を生み出すことで知られている。彼の代表的な著作は「ヘルバウンド・ハート」、「イマジカ」、「アバラット」、そして「Scarlet Gospels」(未訳)などで、映画作品では「ヘルレイザー」、「ミディアン/死霊の棲む街」、「キャンディマン」、「ロードオブイリュージョン」などを手掛けている。
彼は一日の中に執筆、映画製作、絵画の時間を設け、午後7時ごろは作業服に身を包み、アトリエに行って絵を描いていることが多いという。彼の絵画は世界に展示されるだけでなく、書籍や雑誌でも取り上げられている。
この展示会の作品はコプロギャラリーの特別サイトでも見ることができる。
via:dangerousminds・translated D/ edited by parumo
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コメント
1. 匿名処理班
殺人者の絵は中学生のノートに書いてそう
2. 匿名処理班
まさかこの人の描く絵がカラパイアで取り上げられるとは。厨房の頃アバラットは狂ったように読んでたなぁ。日本では2巻しか出てないから続きを読める日を心の片隅で待ってたり待たなかったりしてます。
3. 匿名処理班
冒涜的で形状し難い感じ
4.
5. 匿名処理班
この人が原作してるジェリコってゲームやった事がある
超能力を持った戦闘部隊が悪魔と戦う話
6. 匿名処理班
なんとなく昔のMTG思い出した
7. 匿名処理班
※2
同じく『アバラット』の3巻以降の翻訳を待っているのですが、この出版不況のご時世では無理なのかなあ…とも思ったりしています。
でも読みたいですねえ。
なんとも魅力的な絵と世界観なんですよね。