オランダ、ロッテルダム在住のBrian Romeijn（ブライアン・ロメイン）さんは放置されたオリエント急行の姿を撮影しました。

オリエント急行は1883～1977年にパリからコンスタンチノープル（イスタンブール）間で運行されていました。1934年に発表された長編推理小説「オリエント急行の殺人」の舞台となった列車で、「豪華列車の代名詞」とまで言われるほど、豪華な装いの列車です。

Brian Romeijn（ブライアン・ロメイン）さんが撮影したオリエント急行はベルギーで放棄されており、塵に覆われた窓や床、引き裂かれた座席のシート、錆びた外装など、長い月日の経過を感じさせる写真となっています。

放置されてもなお、その贅沢の象徴を過去に感じることができ、列車とは思えぬ内装は朽ちてもなお、健在のようです。