モバP「もしも美波が、ラノベ主人公並に鈍感だったらじゃとぉ―――ッッ!!??」
美波「えええええぇぇぇぇぇぇぇッッッ!!!???」
P「な、なんだよ!?」
美波「そんな………プロデューサーさんに恋人がいらっしゃらないのですか!?」
美波「その年齢で!?」
P「うぐっ!?」グサッ
P「べ、別におかしくないやろ! 彼女居ない男なんて周りにいくらでも………」
美波「でもプロデューサーさんは今、2×歳ですよね?」
P「そ、そうだけど………」
美波「そのお歳で恋人がいないんておかしいですよ! いえ、異常です!!」
P「そこまで言う事ないだろ!?」
美波「いえ、おかしいですよ! 私のパパとママは、プロデューサーさんの歳では、すでに私の事を産んでいましたよ!?」
P「ひ、人それぞれだし………」
美波「プロデューサーさんの年齢なら結婚して子供がいてもおかしくありません!」
美波「それなのに恋人すらいないなんて………何してるんですか!!」
P「うるせぇ!! 余計なお世話じゃ!!」
美波「やはり私のせいでしょうか………」
P「はぁ? なんで!?」
美波「プロデューサーさんが私をプロデュースするのに忙しいあまり、恋人を作る暇がなかったのでは………?」
P「いや、関係ない関係ない」
美波「じゃあ、なんで彼女がいらっしゃらないのですか!! おかしいですよ!!」
P「やかましい! 彼女居ない居ない言うなッッ!!!」
美波「プロデューサーさんがモテないわけないですよ。こんなにも素敵なのに………」
P「えっ、そ、そう………? て、照れるなぁ………///」
美波「だからやっぱり私のせいだと思うんです。いえ、そうに違いありません!」
P「だから違うちゅーの!」
美波「なので私、責任をとりたいと思います!!」
P「せ、責任!?」
美波「はい………私のプロデュースにかまけていたせいで、プロデューサーさんは恋人が作れなかった」
美波「なので――」
美波「私がプロデューサーさんの彼女となる方を見つけ出してみせます!!」
P「えええええぇぇぇぇぇぇぇッッッ!!!!????」
P「お、お前何を言って………」
美波「大丈夫ですよプロデューサーさん。私、こう見えて交友関係広いんです♪」
美波「すでに彼女候補にいくつか心当たりもありますから」
P「いや、だから別にそんなことしなくていいから!」
美波「それにこれは、プロデューサーさんへの恩返しという意味もあるんです」
美波「今まで私の事を支えてくれた貴方へ、少しでもお返しをしたいんです!」
美波「だから何としてでも、私がプロデューサーさんへの恋人を見つけてみせます!」
P「いやだからいいってば!」
美波「どうか私に任せてください! 必ずプロデューサーさんにとっての理想の女性を見つけ出してみせますから!」
美波「美波、行きます!!」
P「だからやめろぉぉぉぉぉ!!!!!」
○数時間後○
美波「ということで、彼女になってくれる方を見つけて来ました♪」
女「オッスお願いしまーす!」
P「本当に見つけて来た!?」
女「オッス、オラ女! いっちょ付き合ってやるかー♪」
美波「346プロで受付として働いてくれてる女さんです」
P「ああっ、そういえば毎朝見てる顔だな………」
女「ほほう、お前ぇがプロデューサーちゅーのか………美波から聞いたけど、彼女が欲しいんだって?」
P「いえ、あの! そういうわけじゃないんです! これは美波が勘違いして――」
女「しょうがねぇな~………いっちょ、付き合ってやるか!」
P「えっ、乗り気なんですか!?」
女「よーし、なら早速デートでもすっか! 行くぞー! プロデューサー!」ガシッ
P「だから違うんですってば!! それにまだ勤務中―――」
女「まぁまぁ、いいじゃねぇか。ほら、行くどー」ガシッ
P「ちょ、ダメですてば!! や、やめてくださ―――うわあああぁぁぁぁッッッ!!??」
バビュ――――ン!!
ちひろ「うわぁ………飛ぶように行ってしまいましたね」
美波「ふふっ、早速仲良くなってくれたみたいでよかったです♪」
ちひろ「私にはそう見えなかったけど………」
美波「プロデューサーさん、あまり恋愛に対して積極的じゃないから………だから女さんが強引に引っ張ってくれるぐらいがちょうどいいと思うんです」
ちひろ「まぁ、それはそうかもだけど………」
美波「これでプロデューサーさんもその気になってくれれば、いずれ結婚に進展も―――」
ズキッ!!
美波「あ、あれ?」
ちひろ「どうしたの美波ちゃん?」
美波「い、いえ………今少し………」
美波「胸がチクリと痛んだような………?」
―――――――
――――
★翌日★
女「オッス! プロデューサー! お前ェもちょうど通勤か?」
P「あっ、どうも女さん………ええまぁ、そうです」
女「いやぁ~それにしても昨日は楽しかったな。オラ、デートなんて久しぶりだから、ちょっと興奮しちまっただ♪」
P「そ、そうですか………ははははっ………」
女「それはそうと………はぁ~………何かもう疲れちまっただ」
P「はぁ? まだ朝になったばかりですよ?」
女「おっ、ここに丁度お城みたいな建物あっぞ。ちょっくら休憩すっか」ガシッ
P「いやちょ、いいですよ!! ってか朝ぱっらからなんですか!!」
女「オラもう腹が減って力(リキ)でねぇんだ………ほら、プロデューサーもここで食事(意味深)しようじゃねぇか♪」グイグイ
P「いや、いいですよ!!」
P「ってか凄い力で引っ張らないでください! 本当に疲れてんですか!?」
女「チッ………こうなりゃ力づくだ! でやぁ――ッッッ!!!」シュババッバッ
P「ちょ、滅茶苦茶元気じゃないですか! 破ぁ――ッッ!!」ポーヒー
ドガッ バキッ ドガガガッッ チュドーン!!
アタタタタッタッ!! ホワチャ!!
ジュウエン!! ハァ――ッッ!!
ドカーーーン!!
美波「ふふっ、何だかんだで打ち解けていますね♪」
ちひろ「………私には本気で戦い合ってるようにしか見えませんけど」
美波「この分なら、本当に結婚にまで行ってくれるかもしれませんね♪」
ちひろ「私にはとてもそう思えないけど………」
美波「………」
ちひろ「どうしたの美波ちゃん? 何だか浮かない顔してるみたいだけど………」
美波「あっ、いえ! そ、そんなことないですよ?」
ちひろ「そうは見えないわ。顔色も悪く見えるし………もしかして具合でも悪いの?」
美波「いえ、そういうわけじありません」
美波「ただ………」
ちひろ「ただ?」
美波「なぜか、胸が苦しくて………凄く、モヤモヤするような感じで………」
ちひろ「………もしかして」
美波「どうしてでしょう? 二人が仲良くしてるとこを見たり、想像したりすると、胸がとても苦しくなるんです」
美波「これは病気なのでしょうか?」
ちひろ「ああ、それは病気かもしれませんね」
美波「ええっ、そうなんですか!?」
ちひろ「はい、絶対に病気よ(上に恋がつくね……)」
美波「ちひろさん、何の病気なんでしょうか! 教えてください!!」
ちひろ「ええと、一応聞くけど、美波ちゃんは自分で全然わからないわけ?」
美波「はい。医療関係の勉強はしていませんので」
ちひろ「まぁ、普通の人間はそうよね」
美波「教えてくださいちひろさん! プロデューサーさんに女さんを紹介した日からずっと苦しいんです! 助けてください!」
ちひろ(何か答え出てる気もするけど)
ちひろ「いいわ、教えてあげる。美波ちゃんの病気、それは―――」
ちひろ「美波ちゃんはプロデューサーさんのことが好きなのよ」
美波「私が………プロデューサーさんのことが好き………?」
美波「ええと、それが一体何の関係があるのですか? ちひろさん?」キョトン
ちひろ「え?」
美波「私は以前から、プロデューサーさんのことは好きですよ?」
美波「アーニャちゃんと同じように」
ちひろ「いや、そうじゃなくてね」
ちひろ「美波ち
コメント一覧
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- 2016年10月02日 22:52
- お前はどこまで行くんだ……
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- 2016年10月02日 22:54
- やはりお前かパラガス
-
- 2016年10月02日 22:55
- こいつ寒すぎ
-
- 2016年10月02日 22:57
- 世界をまたにかける紳士って奴か。
-
- 2016年10月02日 23:02
- 早苗さんまで堕ちたら結城さんはみんなのになってしまうやん・・・
-
- 2016年10月02日 23:05
- 最後まで読んでからわざわざ寒いとか言うあたりツンデレですねこれは
-
- 2016年10月02日 23:09
- もしかしてパラガスの上司はSSの存在を知っていてSSが読みたくてとばしている可能性
-
- 2016年10月02日 23:12
- めきしこ
-
- 2016年10月02日 23:13
- メキシコ行ったんか……
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- 2016年10月02日 23:15
- ss本編よりもパラガスのプライベートの方がおもしろい
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- 2016年10月02日 23:15
- 美波にはラノベ主人公よりエロゲヒロインの方が似合うと思うよ…。
てかラノベ主人公ってやっぱウゼェな。エクスカリバー(ソウルイーター)に次ぐウザさだ。
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- 2016年10月02日 23:15
- 大体この人のSSは近況報告がぶっちぎりでぶっ飛んでるよな…内容よりも
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- 2016年10月02日 23:18
- いま気がついた
これ茜に変換するとしっくりくるわ
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- 2016年10月02日 23:18
- メキシコって‥
そういゃあメキシコ出身のアイドルってモバマスにはいなかったな
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- 2016年10月02日 23:22
- がんばれ〜負けんな〜力 の限り生きてやれ〜
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- 2016年10月02日 23:25
- ホテルに連れ込まなかっただと!?おのれ貴様は偽物かァ!
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- 2016年10月02日 23:30
- 1週間てただの出張やんけ
※13
たしかに
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- 2016年10月02日 23:36
- 今回のやつぶっちぎりでつまらんなぁ
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- 2016年10月02日 23:39
- パラガスは年収三千万を超え、世界を股にかけるエリートだよ
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- 2016年10月02日 23:42
- メキシコとばされすぐ帰ってくるとか野原ひろしかよ
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- 2016年10月02日 23:43
- これラノベ主人公じゃなくて昭和のギャグマンガのノリじゃないかな
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