ルルーシュ「おい!C.C.!!起きろっ!!」C.C.「ん~むにゃむにゃ……どうしたんだ?」
- 2016年10月05日 23:40
- SS、コードギアス 反逆のルルーシュ
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C.C.「むにゃむにゃ……うるさいぞルルーシュ。あまり大きな声を出さないでくれ」
ルルーシュ「寝ぼけている場合ではない!!目を覚まして状況を把握しろ!!」
C.C.「一体何なんだよ。こんな夜中に……はっ!こ、これは…!」ゴクリ
ルルーシュ「ようやく目が覚めたか。C.C.……俺のベッドで寝小便をするなと、何度言ったらわかるんだ!!」
ルルーシュ「そうだ。これはお前が犯した、大きな間違いだ」
C.C.「わ、私じゃないっ!!」
ルルーシュ「ほぅ?……では、誰がやったと?」
C.C.「……ルルーシュ、お前だ」
ルルーシュ「………フハッ!」
ルルーシュ「いや、お前が余りにも的はずれなことを抜かしたので、つい、な」
C.C.「的はずれ……だと?」
ルルーシュ「そうだ。ここまで愚かな奴は、初めて見たよ」
C.C.「な、何を根拠にそんなことを!!」
ルルーシュ「根拠、か。いいだろう。聞かせてやる」
ルルーシュ「まず、第一に、俺の寝巻きが濡れていない、ということが挙げられる」
C.C.「ふっ。そんなの、私を起こす前に着替えれば済む話だろう?根拠にはならないな」
ルルーシュ「では、第二に、お前の寝巻きが湿っている、ということが挙げられる」
C.C.「こ、これは…あの…その……ね、寝汗だ」
ルルーシュ「フハッ!苦しいなぁ!随分、苦しい言い訳だなぁ、C.C!!」
ルルーシュ「わかったよ。そこまで言うなら示してやる。この俺が、寝小便などする筈がないという、確固たる根拠を!!さぁ!刮目するがいい!!」ガバッ
C.C.「なっ!?そ、それはまさか…!!」
ルルーシュ「そう…………オムツだ」
C.C.「そんなっ!?まさかその歳になって、まだオムツを付けているなんて!?」
ルルーシュ「フハハハハハハッ!!どうだぁ?ぐうの音も出まい!!」
ルルーシュ「フハハッ!!そうだろうそうだろう!!C.C.、この戦いは、初めからお前の負けなんだよ!!」
C.C.「いや、それはどうかな?」
ルルーシュ「なにっ!?」
C.C.「ルルーシュ、私の目は誤魔化されないぞ」
ルルーシュ「な、何のことだ……?」
ルルーシュ「……何が言いたい」
C.C.「だがな、ルルーシュ。それはお前が寝小便をしていない、ということにはならないんだよ」
ルルーシュ「何を馬鹿なことを!!このオムツがある限り、俺はどれだけ垂れ流しても完璧に守られr」
C.C.「そうだ。どんなに寝小便をしても、な」
ルルーシュ「はっ!?C.C.……まさかこの俺を、罠に嵌めたというのか!?」
ルルーシュ「くそっ!!気前良く寝巻きを脱いで、オムツを見せつけたのが仇となったか…!!」
C.C.「ルルーシュ、お前はいつも詰めが甘い。……さぁ、聞かせて貰おうか。そのオムツの膨らみは、一体何なんだ?」
ルルーシュ「それに答える前にこちらから問おう!!……結局のところ、このシーツの恥ずかしい染みは、何だったんだ!?ええっ!?C.C.!!」
C.C.「くっ……卑怯だぞルルーシュ!!」
ルルーシュ「フハハッ!死なば諸共、だぁ!」
ルルーシュ「何がわかったんだぁ?」
C.C.「私はお前のオムツの膨らみについてこれ以上追求しない。だからお前も、このシーツの荘厳な世界地図について追求するな」
ルルーシュ「ふん。その辺りが落とし所か。……わかった。お互い、この件からは手を引こう」
C.C.「ふっ。命拾いしたな、ルルーシュ」
ルルーシュ「お前が、だろう?」
ルルーシュ「待て、C.C.」
C.C.「なんだ。まだ言い合いを続けるつもりか?」
ルルーシュ「いや、俺だけに後始末を任せるというのはフェアじゃない。ここは公平にいこうじゃないか」
C.C.「……どうするつもりだ?」
ルルーシュ「俺がシーツを取り替え、そしてお前が着替え終えたならば……俺のオムツをお前が取り替えろ」
ルルーシュ「失礼なことを言うな。公平を期すには、こうするのが最善だ」
C.C.「……話にならないな。私はお前のオムツを取り替える気などさらさらない。自分でやってくれ」
ルルーシュ「フハハッ!!お前に拒否権は無いんだよC.C.!!」
C.C.「……なんだと?」
ルルーシュ「そもそも、何故お前は俺のベッドに潜り込んでいたんだぁ?んん?それを聞かせて貰おうかぁ?」
ルルーシュ「フハッ!お前は俺のベッドに潜り込んだ時点で負い目がある筈だぁ。そうだろう?」
C.C.「わ、私は!!夜にちょっと小腹が空いてしまって、ほんの少しピザを食べてコーラを飲んだら眠くなったから、たまたまお前のベッドに横になっただけだ!!だから負い目など感じていないっ!!」
ルルーシュ「だが、お前がちゃんと自分のベッドで寝ていれば、このような事態にはならなかったのではないか?」
C.C.「そ、それは……そうかも、知れないけど」
ルルーシュ「……ふん。勘違いをするな。俺は別に責めているわけではない」
ルルーシュ「ふん。俺はそんなことで腹を立てるほど器量は狭くない。……だがな、C.C.。お前には自分の立場というものを弁えて貰いたい。わかるな?」
C.C.「……わかった。わかったよ。私がお前のオムツを取り替えよう。これでいいんだろう?」
ルルーシュ「わかればいいんだよ」
C.C.「だが、ルルーシュ。私にオムツを取り替えさせるのならば、お前も私の寝巻きを着せ替える義務があると、そう思わないか?」
ルルーシュ「……俺がお前の寝巻きを?」
ルルーシュ「し、しかし、俺にはシーツを取り替えるという重要な任務が……」
C.C.「それは、2人でやろう。そのシーツの芸術についての責任は、我々2人にあるのだから」
ルルーシュ「それもそうだな……って、おい。今お前、おかしなことを言わなかったか?」
C.C.「気のせいだ。さぁ、まずは私の汚れた寝巻きを脱がせて貰おうか」
ルルーシュ「ああ、わかった。それが運命だというのならば」
ルルーシュ「くっ……やむを得ないとはいえ、屈辱的だな」
C.C.「ああ…いい。いいぞルルーシュ。その目だ。お前はそうやって、床に這い蹲って下からこちらを睨め付けるのが、本当によく似合う」
ルルーシュ「調子に乗るなよC.C.……すぐにひん剥いてやる。ほら、さっさと後ろを向け」
C.C.「ん?何故だ。何故、後ろを向く必要があるんだ?」
ルルーシュ「正面から脱がせたら、見えてはいけない物が見えてしまうからだっ!!そのくらい、わかるだろう!?」
ルルーシュ「……魔女め!!」ギリッ
C.C.「ふふっ。童貞をからかうのはこのくらいにしておいてやるか。ほら、ルルーシュ。早く脱がせてくれ」クルリ
ルルーシュ「……絶対に後悔させてやる」
C.C.「ああ、ルルーシュ。お前の怒りが私のお尻を通して伝わってくるよ」
ルルーシュ「くそっ!!なんでこの俺がこんな目に…!!」
ルルーシュ「……脱がせ終わったぞ」
C.C.「それじゃあ今度は新しい下着を穿かせてくれ。ほら、左足から通せ」
ルルーシュ「……通したぞ。右足を上げろ」
C.C.「上げて下さい、だろう?まったく、少しは立場という物を弁えてくれ」
ルルーシュ「ぐぅ…ッ……上げて、下さい」
C.C.「仕方ないな。ほら、さっさと右足も通せ」
C.C.「ならば、引き上げろ。そのくらい、言わなくてもわかるだろう?」
ルルーシュ「フハッ!そうか!引き上げればいいんだな!?」
C.C.「ルルーシュ……何をするつもりだ?」
ルルーシュ「仰せの通りにしてやるよ。仰せの通りに、な。……そぉらっ!!」グイッ
C.C.「なっ!?ル、ルルーシュ!!上げすぎだ!!食い込んでるっ!!食い込んでるからぁ!?」
ルルーシュ「フハハハハッ!!いい気味だぁ。よくも散々威張り倒してくれたなぁ?存分に後悔するがいい!!」
コメント一覧
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- 2016年10月05日 23:44
- フハッ!!
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- 2016年10月05日 23:50
- 次回 脱糞童帝
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