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http://japanese.engadget.com/2016/10/05/pc/


過酷な環境下でも使える、ステンレス製の完全密閉型PC『ロストフリット』が登場。防水防塵はもちろん、防サビも強化 - Engadget Japanese


エム・コーポレーションは、防サビを強化したステンレス製の完全密閉型PC『ロストフリット』を発表しました。過酷な環境下でも使い続けられる産業用ファンレスPCの設計開発、製造販売を手がける同社。『ロストフリット』は、防水・防塵性能を備えた完全密閉型でありながらファンを一切使用しない同社の「プロテクションPC」を、ステンレス製にして防サビを強化したモデルです。

なお『ロストフリット』という名前は、スウェーデン語でステンレスを意味する「ROSTFRITT STÅL」に由来します。

ロストフリット

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8 枚


『ロストフリット』は、ヒートシンクを除くボディすべてをステンレス製にし、防サビと耐腐食性を強化した産業用ファンレスPCです。完全密閉型でIP68レベルの防水・防塵に対応し、細かい粉塵や鉄粉、水、油などの侵入を防ぐことが可能。ケーブルをつなげるコネクターもIP67レベルの防水・防塵に対応しています。



また、ファンを搭載していないため、ファンの停止によるシステム停止や故障のリスクを低減できるのも特徴。本体サイズやCPU、各種ポートの数や位置などのスペックは、客の要求仕様に合わせて自由にカスタマイズが可能です。



動作可能な周囲温度は-20℃〜75℃。価格はスペックによって異なり、標準仕様で25万円前後です。

想定される用途としては、船舶や漁港、水産加工現場、製鉄所、屋外型デジタルサイネージなどでの利用。これまでのように、PCを防塵・防水専用ボックスに入れる必要がなくなり、メンテナンスの工数やランニングコストも軽減できるとしています。
過酷な環境下でも使える、ステンレス製の完全密閉型PC『ロストフリット』が登場。防水防塵はもちろん、防サビも強化
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