加工食品の原材料について、原産国の表示が義務化される見通しです。
画像:【原産国表示】
http://www.caa.go.jp/foods/qa/kakou03_qa.html
生肉・生魚・生野菜などの生鮮食品を除き、味付けや栄養分などが加工された食品。
ソーセージやハム、漬物、お菓子、干物、冷凍食品、缶詰、カップ麺など多岐にわたります。
5日に報じられたもの。
これまで加工食品について、食品中の重さ50%を超える原材料の場合にのみ、原産国表示が
義務付けられていましたが、農林水産省と消費者庁はこれを改め、重さ50%に満たない原材料
でも、その中で一番重いものに原産国表示を義務化。
例えば、レトルトカレーの場合、牛肉やジャガイモ、にんじん、タマネギなどの原材料があります
が、
https://www.flickr.com/photos/coolrockcom/16106440289/
一番重いジャガイモ(ジャガイモが一番重いと想定)の原産国表示が必要です。
また複数の素材を混合した原材料については、重い順から3つ程度までの表示を義務化すると
いう新ルールを提案。
例えば、しょうゆに使われている大豆が複数の国で混合している場合、
https://www.flickr.com/photos/hagihara_photo/378302636/
「アメリカ、カナダ、ブラジル」などと表示します。
画像:【原産国表示の新ルールの具体例】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161005-00000006-asahi-pol.view-000
同省庁では、消費者が食品を選ぶ際の判断基準としたい狙い。
年内に有識者を交えて細部を調整し、早ければ、来年から施行される予定です。
現代の消費者のニーズに応えた形ですね。
ただし、業者にとっては対応や食材管理など厳しくなりそうです。