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http://japanese.engadget.com/2016/10/06/line-10-18-6000-line/


スマホのLINEで飛行機に乗れる、エアドゥが10月18日開始。国内ユーザー数6000万人のLINEを使う利点強調 - Engadget Japanese

エアライン初の"LINEで搭乗"サービス「AIRDO ONLINE Service」をエアドゥが10月18日に開始します。LINEのトーク画面から、飛行機の搭乗に必要なQRコードを表示したり、搭乗便の予約照会などが可能。LINEでAIRDOの公式アカウントを友達登録することで利用できます。

AIRDO ONLINE Serviceは、LINE上でユーザーとのOne to Oneや双方向のコミュニケーションを可能とする法人向け機能「LINEビジネスコネクト」を活用しています。

このLINEビジネスコネクトを活用したサービスは、現在では各社が提供を開始しています。例えばドミノピザでは、LINEのトーク画面からピザを注文可能。みずほ銀行では、トーク画面上で口座残高を確認できます。ヤマト運輸ではLINEのトーク上で、不在票通知や再配達の依頼も可能です。このように、ユーザーが頻繁に使うLINEのトーク画面をサービスの窓口にできるわけです。


▲LINEのトーク画面上に運行情報を表示

AIRDO ONLINE Serviceでは、エアドゥのLINE公式アカウントを友達登録することで、LINEのトーク画面上で、搭乗便の予約照会や搭乗に必要なQRコードが受け取れます。搭乗する際は、ゲートに行きトーク画面のQRコードを読み取り機にかざすだけで、飛行機への搭乗が完了します。

さらに、トーク画面で「時刻表」や「運行情報」と入力すれば、飛行機の運行状況が、「ホテル」「ニセコ」といった観光キーワードを入力すれば、AIRDOが提供する旅の情報を見ることもできます。

具体的なサービス内容は下記の通りです。
  • LINEで搭乗:予約照会・搭乗便のQRコードの表示
  • 旅のコンシェルジュ:トーク画面において、旅の情報を発信
  • 空席照会・予約 (WEBサイトに案内)
  • 予約確認・購入 (WEBサイトに案内)
  • My AIRDO会員ログイン (WEBサイトに案内)
▲LINEトーク画面のQRコードを読み取り機にかざすと搭乗が完了する。


▲観光情報も発信する

エアドゥ側は、搭乗手続きにLINEを使うメリットについて「紙やメールとは違い、情報がLINEアプリ上に集約される」と説明します。つまりLINEを使えば、日本で6000万人のユーザー数を持ち、ユーザーが頻繁に利用するLINEのトーク画面上に、搭乗に関する情報を集約して一元管理できるため、利便性が大きく高まるという説明です。



またLINEで上級執行役員コーポレートビジネス担当の田端信太郎氏(写真=上)は「スマホの時代になって電子メールの利用が減っている。エアライン各社はスマホ向けのネイティブアプリを出しているが、多くの人にとって飛行機に乗るのは1年に数回程度。そのためにアプリをダウンロードしてもらって、アクティブで居続けて頂くことは難しい。皆さんも今日起きてから使ったアプリって5個もないと思う。そのなかにLINEは入っていると思う」とLINEを使う優位性を強調しました。

AIRDO ONLINE Serviceは2016年10月18日(火)よりサービス開始。獲得ユーザー数は150万人を目指すとしています。また将来的には、搭乗便の遅れやゲート変更の情報をタイムリーにLINEで通知する機能の追加も目指すとしています。

メッセージングアプリを単なるコミュニケーションツールではなく、業務の効率化やサービスの窓口として活用しようという取り組みが盛り上がりを見せるなか、自然言語処理や人工知能、チャットBOT技術の進展による、サービスのさらなる発展に期待したいところです。
スマホのLINEで飛行機に乗れる、エアドゥが10月18日開始。国内ユーザー数6000万人のLINEを使う利点強調
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