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【ガルパン安価】みほ「闇鍋式料理大会?」|エレファント速報:SSまとめブログ

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【ガルパン安価】みほ「闇鍋式料理大会?」

1: ◆kQV2gjjGJI 2016/09/03(土) 12:10:38.73 ID:vmZD574/0

みほ「はぁ~」

沙織「どうしたのみぽりん?」

みほ「私って一人暮らしでしょ?」

華「そうですね」

みほ「みんなは女の子の一人暮らしといえば何をイメージする?」

優花里「女の子の一人暮らし....かわいい部屋とかですかね!」

麻子「眠い....」

沙織「みぽりんの部屋のぬいぐるみがいっぱいでかわいいもんね!」

みほ「ありがとう!」

みほ「でも私が言いたいのはそういうことじゃなくて」

華「あ、もしかして」

みほ「はい華さん!!」

華「一人暮らしが寂しいから彼氏がほしいんですか?」

みほ「ち、違うよ////」

沙織「えぇーそうなのみぽり~ん?」

優花里「に、西住殿!!そんな彼女がほしいだなんて////」

麻子「言ってないぞ」

優花里「そんなこと言われたら....あぁっ!!!!」ビクン

みほ「あ、あはは....」



2: ◆bL5b7ovQmQ 2016/09/03(土) 12:21:54.73 ID:vmZD574/0

みほ「ま、まぁ彼氏とか彼女とかはあながち的外れではないかも....」

沙織「そうなの?」

華「....」

華「わたくし、わかってしまいました....」

優花里「あぁっん!!いぃっ!!!」ビクンビクン

麻子「うるさい」ドスッ

優花里「」パタリ

沙織「それでみぽりんは何を悩んでるの?」

みほ「あのね、私って一人暮らししてるけど....」

みほ「一度も....」

みほ「自炊をしたことがないの!!!」

華「はい?」

みほ「私の今日の朝ごはん知ってる?」

みほ「からあげくんだよ!!!!」

沙織「別にいいんじゃない?」

みほ「今日のお弁当見る?」パカッ

みほ「ファミチキだよ!!!!」

華「これはもしや....」

みほ「今日の晩御飯はね....」

みほ「おでんだよ!!!!」

麻子「コンビニ飯ばかりか....」



3: ◆bL5b7ovQmQ 2016/09/03(土) 12:22:30.02 ID:vmZD574/0

沙織「で、でも毎日それってわけじゃ....」ドサッ

華「みほさん、何か落ちましたよ?」ヒョイ

華「こ、これは!?」

麻子「レ、レシートの束が....!?」

沙織「広辞苑並みの厚さに!?」

みほ「ちなみにこれ」

みほ「1か月分なの....」

三人「!!?!??!??!???!?!?」

沙織「み、みぽりん....コンビニでこんなに買い物してたらお金がいくらあっても足りないんじゃ....」

みほ「私ね....」

みほ「西住流の家元の娘なの....」

華「お金は無尽蔵にあるんですね....」

麻子「勘当されたんじゃなかったのか?」

みほ「和解してからは法外な金額が毎月振り込まれるようになっちゃって....」

沙織「みぽりんのお母さんって厳しそうに見えてアレだよね....」

華「家元の親はどこも同じなんですね....」

麻子「いやそれはどうだろう....」



4: ◆bL5b7ovQmQ 2016/09/03(土) 12:29:46.60 ID:vmZD574/0

みほ「そういう事情があってからは毎日三食コンビニで済ませるようになっちゃって....」

沙織「絶対体に悪いよそれ....」

華「だからみほさん、最近傷の直りが遅かったんですね」

麻子「コンビニ業界を敵に回すような発言はやめてくれ」

みほ「うぅ....それはわかってるんだけど....」

みほ「やっぱりコンビニって楽しくてついいろいろ買っちゃうの....」

沙織「まぁ部屋の中の充電器の数を見たらわかるよ....」

麻子「よりによってなんで数あるコンビニの商品から充電器ばかりを....」

みほ「ほら!バッテリーもこんなに!!」

華「戦車の中では使わないでくださいね....」

みほ「ということで私....」

みほ「自炊を始めようと思います!!!!」

三人「....」

沙織「だったら私が教えるよ?」

みほ「それも最初は考えたんだけど....」

みほ「いつもいつも沙織さんにばっかり頼ってたら悪いし....」

麻子「さおりは家でいつもゼクシィに蛍光ペンでラインを引いてるだけだから暇してるぞ」

沙織「ちょっと!!!!」

華「ゼクシィに載ってる女性の写真はいっつも穴だらけです♪」

みほ「えぇ....」



5: ◆bL5b7ovQmQ 2016/09/03(土) 12:34:58.58 ID:vmZD574/0

沙織「私のゼクシィは置いといて....」

沙織「具体的に誰に料理を教えてもらいたいの?」

華「こう言っては何ですが、沙織さんより料理がうまい人もあまりいないのでは?」

みほ「うん、たぶんそうだと思う」

麻子「だったらなぜ沙織じゃないんだ?」

みほ「沙織さんの料理はその年では考えられないくらい安定してる....」

みほ「いや、しすぎている....」

みほ「沙織さんい料理を一から教えてもらったら....」

みほ「私は沙織さんの劣化コピーにしかなれないの!!!!」

華「まぁ♪」

麻子「なるほど」

みほ「つまり....」

みほ「料理がそれなりにできる行き遅れ女子になっちゃうの!!!!」

沙織「私まだ行き遅れたわけじゃないんだけど....」

華「未来は変わらないんですよ?」

麻子「世界線でも越えない限りはな」

沙織「まだ高2なのにこの言われよう....ひどすぎる....」



6: ◆bL5b7ovQmQ 2016/09/03(土) 12:46:07.29 ID:vmZD574/0

みほ「ということで私は」

みほ「たくさんの人から料理を教わってみたいの!!」

華「様々な人から様々な料理を教わればレシピの幅も広がりますね」

麻子「初心者があまり手を広げすぎるのも....」

沙織「いいんじゃない?私も自分が作らないジャンルの料理を知りたいし!」

優花里「私は西住殿の手料理なら三角コーナーでも大丈夫です!!!」

みほ「おはよう優花里さん」ニコ

優花里「おはようございます!!」ビシッ

沙織「それじゃあ早速教わりに行こう!!」

華「はい!!!」

優花里「すみません、寝ていたので聞いていなかったんですが」

優花里「誰に教わりに行くんですか?」

麻子「誰に?」

四人「....」

みほ「大丈夫!!それは今から決めるの!!!」

みほ「とりあえず校庭に行ってみよう!!」

四人「校庭?」



7: ◆bL5b7ovQmQ 2016/09/03(土) 12:52:32.78 ID:vmZD574/0

~校庭~

みほ「みんな、あれを見て!」

沙織「んん?」

華「校舎の窓一つ一つになにか書いてます」

優花里「『武部沙織』『秋山優花里』『五十鈴華』、これって私たちの名前ですか!?」

麻子「『ダージリン』『カチューシャ』『ケイ』、他校生の名前もあるのか」

みほ「そのほかにも『西住しほ』『役人』『戦車道連盟会長』『蝶野亜美』などなど」

沙織「それで、これ、何するの?」

みほ「うん!いまからⅣ号に乗ります!」

みほ「そしてみんな目隠しをします!!」

みほ「その場で10回旋回した後砲撃します!!!」

みほ「砲弾の当たった窓に書いてあった人のところへ料理を教わりに行きます!!!!」

四人「!!?!????!?!???!??!」

沙織「そ、それって大丈夫なの!?」

みほ「うーん、修理すれば大丈夫なんじゃないかな?」

華「そのレベルを超えている気がしますが....」

みほ「ささ!みんな早く乗って乗って!!!」

麻子「私は知らないからな.....」



8: ◆bL5b7ovQmQ 2016/09/03(土) 12:56:54.81 ID:vmZD574/0

~Ⅳ号内~

みほ「みんな!目隠しはつけた?」

四人「はーい」

みほ「それじゃあ、パンツァー・フォー!!!!」

みほ「麻子さん、お願いします!!!」

麻子「まかせろ」グルングルングルン

沙織「ギャーーーーーーーー!!!!!」

華「これはなんとも....刺激的です♪」

優花里「戦車でこのように回転することはあまりないですね!!!!!」

みほ「停止!!!!」

麻子「了解」キキーーーーーーーーッ

みほ「優花里さん。装填!!!!」

優花里「これも目隠しをしてやる必要あるんでしょうか....」ガゴン

みほ「華さん、しっかり狙って!!!」

華「狙うも何も見えませんが....」

華「エイッ!!」ドカーーーーーーーン

みほ「脱出!!!!」



9: ◆bL5b7ovQmQ 2016/09/03(土) 12:57:50.81 ID:vmZD574/0

料理人:>>10



10:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/03(土) 12:58:07.62 ID:sKpRmkbpO

ペパロニ



16: ◆bL5b7ovQmQ 2016/09/03(土) 14:39:28.91 ID:xzAh/J1Y0

~アンツィオ学園艦~

沙織「や~~~~~っとついたぁ!」

華「時間がかかってしまいましたね」

麻子「しかしこの学園艦なんというか....」

優花里「クソぼろいですね!!」

沙織「コラ!」

みほ「一応建物とかはローマ風で綺麗だしいいんじゃないかな....」

華「氷山にぶつかったら沈没しそうですね」

麻子「このあたりに氷山はないから大丈夫なんじゃないか?」

沙織「真面目に議論しないでよ....」

みほ「じゃあみんな、さっき言った食材は持ってきた?」

沙織「一応持ってきたけど....」

華「なんで食材までいるんですか?」

麻子「食材代だけこっちで払って用意してもらえばいいんじゃないか?」

優花里「確かにそのほうが楽ですね」



17: ◆bL5b7ovQmQ 2016/09/03(土) 14:40:00.12 ID:xzAh/J1Y0

みほ「みんな忘れてない?」

四人「?」

みほ「今回はいろいろな料理を知ることが目的なの」

みほ「つまり」

みほ「自分たちが食材だけ用意して、それに応じた料理を作ってもらえば」

みほ「その人も知らないような未知のレシピが生まれる!!!!」

みほ「教える側も教えられる側もWINWINだよ!!!!」

沙織「それって大丈夫なの....」

華「いきなり食材だけ持ってこられてアドリブで料理をしろというのは....」

麻子「なかなかに難易度が高いな....」

優花里「しかもその食材もそれぞれが考えなしに選んでいるわけですからね....」

みほ「大丈夫大丈夫!!ぺパロニさんは料理上手で有名だし!!!」

みほ「いざダークマターが生まれちゃっても貧乏なアンツィオ生は喜んで食べるよ!!!」

沙織「家元の娘の差別意識がすごい」

華「私もいるので大丈夫ですよ?」



18: ◆bL5b7ovQmQ 2016/09/03(土) 14:40:37.67 ID:xzAh/J1Y0

みほ「おーいぺパロニさーん!!」

ペパロニ「どうもこんちは!!!」

麻子「声が大きい....」

ペパロニ「こんにちは!!!!!!!!!!」

麻子「ひぃっ!!」パリン

優花里「鼓膜が破れた音がしました....」

麻子「なにも聞こえない....何も聞かせてくれない....私の体が昔より....大人になったからなのか....」

沙織「鼓膜が破れたからでしょ」

ペパロニ「それで今日はいきなりどうしたんスか?」

みほ「実は、ペパロニさんに料理を教わりに来たんです!!!」

ペパロニ「わたしにッスか!?」

みほ「はい!!ペパロニさんって料理がとてもお上手なイメージなので!!」

ペパロニ「そんなぁ~照れるッスよぉ~////」



19: ◆bL5b7ovQmQ 2016/09/03(土) 14:42:09.27 ID:xzAh/J1Y0

ペパロニ「でもそこまで言われたら断るわけにはいかないッスね!!!」

ペパロニ「何がいいッスか?ナポリタンには自信があるッスけど!!」

みほ「はい、今日はいつものメニューではなく」

みほ「私たちが材料を用意してきたのでそれを使ってほしいんです!!」

ペパロニ「そうッスか!
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    コメント一覧

      • 1. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2016年10月07日 23:46
      • 読むか止めるか決めるから感想はよ!
      • 2. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2016年10月07日 23:55
      • ※1
        甘えんな禿
      • 3. 以下、VIPにかわりましてELEPHANTがお送りします
      • 2016年10月07日 23:55
      • あんこうは水気多いから調理が難しいし、内蔵含めて捨てる所がないから鍋にするのが最適解なんだよなぁ。

    はじめに

    コメント、はてブなどなど
    ありがとうございます(`・ω・´)

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