9378607滋賀県草津市で6月、量販店の駐車場に止まっていた軽乗用車の車内から、県内に住む19歳の男女2人の遺体が発見された。2人に外傷や着衣の乱れはなく、事件か、自殺か…。車内に練炭など自殺の要因となるものはなく、薬物を使った可能性も否定された・・



「駐車場に止まっている軽乗用車の中で人が倒れている」。車内で男女2人が死亡しているのが見つかったのは、6月14日午後2時10分ごろ。量販店の店員からの119番で発覚した。

「長年携わってきて、一見すると、一酸化炭素中毒の状況だが、車内には練炭など自殺の要因となるものはなかった。『なんやこれは』と思った」(捜査関係者)

2人はどうやって亡くなったのか。草津署は、2人の乗っていた車が昨年12月、駐車場で別の車両と後部を接触する事故に遭っていたことに注目した。


事件があった「ドン・キホーテ草津店」の駐車場



車両を詳しく調べると、車体の後部のバンパーが多少へこんでおり、マフラーに傷が確認された。そこで同署は、車両を死亡した2人が発見された当時と同じ状況にして、エンジンを入れるテストを行った。

すると車を走行させている間は問題なかったが、停車させてエンジンをふかした(アイドリング)状態にすると、車内に一酸化炭素がたまり始めた。

こうした検証を経て同署は、2人の死因について「整備不良による特異な事故」と結論づけた・・

詳細は(source: 産経ニュース - 「なんやこれは!」捜査員もうなった不可思議な遺体…軽乗用車内の19歳男女を死に至らしめた原因とは?

一酸化炭素の恐怖