「恐怖」を主題とする傑作を展示。名著「怖い絵」が展覧会になり2017年に開催

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出品作:ハーバード・ジェイムズ・ドレイパー「ユリシーズとセイレーン」

ドイツ文学者、中野京子の「怖い絵」は歴史の裏を知り尽くした著者が、西洋名画に秘められた恐るべき怨念・冷酷・非情をとき明かす、知的でスリリングな美術エッセイです。絵の背景にある歴史の闇や人間の暗部に注目した「怖い絵」シリーズは大ベストセラーとなるほど人気があり、ご存知の方も多いはずです。

この「怖い絵」に紹介されている作品などが展示される展覧会が2017年7月22日(土)〜9月18日(月・祝)の期間に兵庫県立美術館、2017年10月7日(土)〜12月17日(日)に上野の森美術館で開催されます。

公式サイトとの他に公式Facebookページ、Twitterが開設されているので、ぜひチェックしてみてください。

ドイツ文学者・中野京子が2007年に上梓した『怖い絵』は、「恐怖」をキーワードに西洋美術史に登場する様々な名画の魅力を読み解く本としてベストセラーを記録し、多方面で大きな反響を呼びました。
同書の第1巻が刊行されてから10周年を記念して開催する本展は、シリーズで取り上げた作品を筆頭に、「恐怖」を主題とする傑作を選び出し、テーマごとに展示します。
視覚的に直接「怖さ」が伝わるものから、歴史的背景やシチュエーションを知ることによって初めて「怖さ」を感じるものまで、普段私たちが美術に求める「美」にも匹敵する「恐怖」の魅惑を余すことなく紹介する、今までにない展覧会です。

「怖い絵」展

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