こんにちは、株式会社バーグハンバーグバーグのまきのです。

 

6月ごろに、「NETFLIXで見れる隠れた良作映画3本」を紹介する記事を書きました…が、あれから3ヶ月。増えました。NETFLIXでしか見れない良作が、まだまだある…!

 

ということで、NETFLIXだけで見れる良作映画をさらに3本紹介したいと思います。もうすでに知ってたらすいません。私より詳しい映画好きの方は「浅い」と思うかもしれませんが、大目に見てください。

 

 

 

 

 

■指名された者は死ぬ!「サークル」

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サークル

 

【あらすじ】

老若男女50人が気がつくと真っ黒の場所に円状に立っていた。自分の足元には赤い丸。ここから一歩でも外に出ると死ぬ。そして2分ごとに一人ずつ死んでいく。次第に次に死ぬ人は参加者による「投票」によって決定されることが明らかになる。誰が何のためにこんなことを仕掛けたのか?理由も分からぬまま、考える暇もないまま一人、また一人と死んでいく…!

 

まずはワン・シチュエーションものの小ぢんまりとしたスリラーの「サークル」。あらすじに書いたとおりの謎の部屋で2分に1回人が死んでいき、最後の一人になるまで続くという恐ろしいゲームに巻き込まれた50人を描いています。その日初めて会った人が投票によって次々死んでいくので、どうにか生存者が生き残ろうと心理戦を仕掛けていく展開はスリリングの一言に尽きます。

 

後半はやや失速してしまいますが、「SAW6」の回転木馬ショットガンゲームに引けを取らない人間関係がドロドロと崩壊していくさまを見ることが出来ます。ご飯が進みますね。

 

【予告】

 

 

 

 

 

■新しい無限ループ!「ARQ 時の牢獄」

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ARQ 時の牢獄

 

【あらすじ】

石油が枯渇した近未来。世界情勢は権力を握り続ける巨大企業「トーラス」と、それに対抗する組織「ブロック」が争いを続けていた。
そんな中、トーラスの社員レンとその恋人ハンナが自宅で目を覚ますと、マスクをつけた集団に襲われる。抵抗するも殺されるが、そこでまた目を覚ます。するとまたさっきの集団が現れ、同じ行動を取り始めた!こうして殺される度に何度も何度も同じ朝を繰り返していく。原因は自宅の地下にある、レンが開発した「ARQ」という無限エネルギー発生装置の影響だった。果たしてレンはこの閉じ込められた時間軸から抜け出せるのか?

 

記憶を保持しながらタイムループして同じ一日を繰り返してしまうというやつは「オール・ユー・ニード・イズ・キル」「恋はデジャ・ヴ」などがありますが、こちらはもう少し小規模で、暴漢達に対抗するために何度も何度も繰り返していきながらこいつらの目的やARQの秘密などが判明してく流れ。
斬新な設定だったのは、「ARQという装置の影響で記憶を保持していく人が徐々に増えていく」という点。最初はレンだけが記憶を持ったまま周回しますが、しばらくすると恋人ハンナや、敵側の数人にも記憶が残ってくるんですよね。こうすることでレンだけが知りうる情報から打ち出せる最善の手が敵に筒抜けになって事前に封じられてしまう…!みたいな攻防がすごく良かったです。一周するたびに敵・味方の状況が目まぐるしく変わっていってどうなるの〜!というスリリングな展開が楽しい一品となっております。

 

【予告】

 

 

 

 

 

■ただならぬ違和感と衝撃の結末!「不吉な招待状」

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不吉な招待状

 

【あらすじ】

ウィルとエデンはごく普通の夫婦だったが、息子を亡くしたショックから立ち直れずにいたエデンが消息不明となる。音信不通になって2年後、突然ウィルのもとにエデンからディナーの招待状が届いた。
ウィルは現恋人のキラとともに、自分がかつて住んでいた家を訪れる。そこには見違えるように生まれ変わった明るい性格のエデンと、エデンの現在の恋人デヴィッドが迎えてくれた。さらにウィルとエデンの友人も集まって再会を喜んでいたが、ウィルは何か不穏な空気に気づく。
何故、内側から鍵を使って扉を閉ざすのか。何故、全然知らないデヴィッド側の友人まで招待されたのか。何故、途中で帰りたいと懇願する友人を無理やり引き止めるのか。何故、エデンとデヴィッドの話す言葉全てに違和感を覚えるのか。何故、この胸騒ぎが止まらないのか…?

 

最後はシッチェス映画祭の2015年の最優秀作品賞を勝ち取った「不吉な招待状」。自宅の中だけで物語が進んでいくワンシチュエーションスリラーとしてのクオリティがむちゃくちゃ高くて、そりゃあ〜もう最優秀作品賞取るだけはあるわ!と納得できる素晴らしい作品でした。エデンの空白の2年間、そして別人のようなポジティブな性格、そして招待された会合の意味、デヴィッドが突然見せてきた謎過ぎる映像…。全てがつながった時に浮かび上がってくる真相が非常に恐ろしいのです。
不穏な音楽とともに始まる冒頭からラストカット、そしてそのラストカットから推理できるさらにその奥の構造まで、ギスギスした空気なのに美しいコンビネーションが気持ちよさすら感じられて、非常に秀でている…と唸ってしまう脚本でした。ネタバレしてしまうとかなり興を削いでしまうので、このまま事前知識なしで見ましょう。

 

【予告】

 

 

 

 

 

■気になったら見よう

いかがでしたか?ちなみにドラマですと「ストレンジャー・シングス 未知の世界」が最高に面白いのでぜひ合わせてご覧ください。あと、以前紹介した超絶悪趣味胸糞短編ドラマ集「ブラック・ミラー」も10月21日に新シーズンが配信される予定です。

 

それではさようなら。またいいのがあったら教えます。

 

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