スクウェアエニックスの「ドラゴンクエストX」。
チート行為を行っていた高校生などが書類送検へ。
Powered By 画RSS
●装備品を不正に大量作成
警視庁サイバー犯罪対策課は13日、
「ドラゴンクエストX」において、不正行為を行い
貴重なアイテムを生産していた福井県鯖江市の男子高校生(18)、
江東区の自営業の女(44)、岩手県奥州市の少年(18)、
山口市の少年(17)を「私電磁的記録不正作出・同供用容疑」で書類送検。
また東京都調布市の会社員の男(27)を
「私電磁的記録不正作出・同供用ほう助」容疑で書類送検した。
同課によると全員が容疑を認め、
男は「ゲーム仲間に金もうけをしようと誘われた」、
4人は「ゲームを有利に進めたかった」などと話しているという。
金銭のやり取りは確認されていないとのこと。
今回の件は、ドラクエ10のサーバーに不正なデータを送信することで、
本来なら作成が難しい武器を、
失敗することなく確実に作り出すことができる
チート行為を行っていたというもの。
もう少し詳しく説明すると、ドラクエ10の装備である
両手剣のひとつ「スレイプニール」というアイテムがあり、
これを不正に量産することができる方法があると
去年の夏ごろに話題となったもの。
ドラクエ10の職人システムはミニゲームとなっており、
武器職人の場合、
作成時に大成功状態(★3)になるかは運要素が高い。
通常はもっとも出来が良く、高値で売ることができる
★3の武器アイテムは作りにくく、高レベル武器となると
使用する素材代も高く、ハイリスクハイリターンな商材となっています。
うまく量産させることができれば、億万長者も夢ではないものの、
そのようにうまくいくことは稀であり、
バザーでは★3の高レベル武器は
モノによるが数百万Gもの値段が付くことも。
今回書類送検された連中は、
人気が高かった高レベル武器「スレイプニール★3」を
サーバーへ不正な情報を送信することで、
確実に★3の大成功品を作り出すことができていた。
オンラインゲームの場合、チート行為が蔓延すれば、
ゲーム全体に影響が出てしまうため、非常に大きな問題となるのだが、
今回、チート行為で無事に書類送検されることとなった。
なお、今回の件ではチート行為を行っていた高校生が、
スクエニへ「手口をネットで公開する」とのメールを送り付けていたことから、
同社が警視庁に相談していたという。
また冒険者の広場には
斎藤陽介Pから今回の件に関しコメントが発表。
チート行為に関連して、開発・運営チームは29件のアカウントに対し、
永久停止の処分を行ったこと、捜査中だったために
お知らせが遅れてしまい、心配をかけたことに
関してのお詫びなどが掲載されています。
この件はドラクエ10の歴史上でも最も危なかった事件。
チートを使っていた人物がニコ生で暴露までするという
事態に、DQ10界隈は震撼したのであった。
しかし、スクエニにチートで脅迫メールを送った高校生とか
大馬鹿野郎だな。
チート行為はこのように犯罪になることもあります。
絶対に手を染めないようにしよう。
■関連リンク
毎日新聞冒険者の広場ドラゴンクエストX ファッション&ハウジングおしゃれカタログ 2016秋コレクション (SE-MOOK)
Powered By 画RSS