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海未
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1: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/07/07(木) 15:39:52.57 ID:8cPimSdk.net
海未「穂乃果ぁ、ことりぃ」

ことり「どうしたの?海未ちゃん」

海未「土曜日は練習が休みですよね?」ウキウキ

ことり「うん、そうだね」

海未「何か予定はあるのですか?」ウキウキ

穂乃果(あ、これは……)

ことり「予定?特になにもな」

穂乃果「ことりちゃんは穂乃果と服を見に行く予定だよね!?」

ことり「えっ!?そんな約束してたっけ…」

穂乃果「してたよね!?」パチッパチッ

ことり「う、うん……そうだったかも…」

119: 名無しさん@そうだ選挙に行こう! Go to vote!(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/07/10(日) 17:45:30.83 ID:+2VBk9ah.net
>>1
死ねゴミ

2: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/07/07(木) 15:43:26.57 ID:8cPimSdk.net
海未「え…そ、そうなのですか?二人で出掛ける予定だったのですか……」

穂乃果「海未ちゃんも一緒に来る?多分1日中着せ替え人形になると思うけど」

海未「ひぃっ……え、遠慮しておきます……二人で楽しんでいってくださいね!それでは!」ドヒューン

ことり「穂乃果ちゃん……なんであんなこと言ったの?」

穂乃果「ことりちゃん、海未ちゃんのあの目は『山へ行きましょう』って言ってるようなものだったよ」

ことり「あっ……」

穂乃果「あんまり海未ちゃんが珍しく誘ってくれたのを無下にするのもどうかとは思ったけど、ことりちゃんも前死にかけたでしょ?」

ことり「う、うん…そうだね……」

穂乃果「あればっかりはね……」

4: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/07/07(木) 15:46:59.67 ID:8cPimSdk.net
海未「はぁ……まさか二人とも遊ぶ約束をしているだなんて……」

海未「いえ、ここで折れてはいけません!私はあの子達以外にも友人を手に入れたのです!」

海未「この時間なら……部室でしょうか」

バタンッ

海未「希ィ!」

希「うわっ!……びっくりした、海未ちゃんやん」

海未「希、今時間はありますか」

希「時間ならいくらでもあるよ。海未ちゃんにならいくらでもあげる」

海未「それはよかったです。私はいい友人を持ったものですね……」ホロリ

希「大袈裟やん……」

6: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/07/07(木) 15:52:54.20 ID:8cPimSdk.net
海未「で、本題なのですが、今週の土曜日はなにか予定はありますか?」

希「え、土曜日?いや、家でゴロゴロするつもりやけど……」

海未「なるほどなるほど、折角の休みの日を家で過ごすなど勿体無いですよ!私と一緒に出かけましょう!」

希(あ、あかんこれ……まずい流れや)

海未「一日中歩いて日々の現実から乖離する。そう!山登r……」

希「あ、あーそういえばお母さんが様子見に来るとか言ってたかもなぁ~。いつ来てもいいように部屋の片付けとかしとかんといかんかなぁ~」

海未「む……お母様がいらっしゃるかもしれないのですか……それなら仕方ありませんね。楽しんできてくださいね」

希(よっしゃ~~~!!うまいこと逃れたぞ~~~!!)

8: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/07/07(木) 15:57:23.10 ID:8cPimSdk.net
海未「はぁ……穂乃果とことり、それに希もだめとは……えっと、あとは……」

希「……ん?」

希「海未ちゃん、こっち向いて?」

海未「はい、なんですか?」クルッ

希「………」

希「ウチ、プロじゃないから発言に責任持てんのだけど、海未ちゃんに悪いことが起きる気がする」

海未「えっ?悪いことですか……?」

希「うん、まあだから山登りやめてなんて言わないけど、少し気に留めておくといいかも……」

海未「はぁ………」


海未「うぅむ……まさかここまで断られるとは夢にも思っていませんでした…」

海未「最後のアテはあの子だけ……行きましょう」

12: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/07/07(木) 16:01:58.29 ID:8cPimSdk.net
ガラッ

海未「り~~ん~~」

凛「あ、海未ちゃん。こんちは」

海未「ごきげんよう凛。突然ですが土曜日は空いていますか?」

凛「えっ、土曜日?特にないけど……」

海未「そうですかそうですか!それでは山登りに行きましょう!」

凛「えっ………!?」

海未「凛は体を動かすのが好きでしょう?休日に山に登ると気持ちがいいですよ」ワクワク

凛「え、えっと……」

海未「凛は以前にも私といったことがありますよね?少し難易度を上げてもいいでしょうか」

凛「あの、海未ちゃん……」

海未「それではどこに待ち合わせにしましょうか。まだアタックする山を決めていないのですがとりあえず決めておきま………

凛「ふぇぇ……」グスッ

海未「!?」

凛「話聞いてよ……」グスグス

ザワザワ

海未「え、えっ!?り、凛、落ち着いて!どうして泣いているのですか!?」

凛「凛、山登りあんまり好きじゃないよ………」グスッ

海未「」ガビーン

15: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/07/07(木) 16:06:49.23 ID:8cPimSdk.net
土曜日

海未(結局、一人で来ることとなりました……)

海未(実はみんな嫌いだったのでしょうか……人の気持ちも汲み取らずに私はなんて勝手なことを……)

海未(今日は、自分を見つめ直すと言うか、考えに耽りながら山登りをしたいので比較的登山が楽な山にしました)

海未(つまるところ、一人で反省会がしたいのです)

海未(希の言ってくれたことも気になりますし……今回はゆっくり登って行きましょう)

海未「……」キョロキョロ

海未(やはり登りやすいせいか、年配の方が多いように見えます。まあ、そちらの方が安心もできるのですが……)

海未(……おや?)

18: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/07/07(木) 16:11:59.80 ID:8cPimSdk.net
海未(……おや?)

「~~~♪」

海未(綺麗な方……私より少し歳上くらいでしょうか。私が言うのもなんですが、珍しい……)

海未「………」ジーッ

「っ……」クルッ

海未「っ!!」ドキッ

トトトトトト……

「こんにちは♡」

海未「は、はい!こんにちは!」

海未「すみません、見つめてしまっていて……」

「構わないわ、この中で若い人は…あなたと私くらいなものだから」

「ね、もしかして一人?よかったら一緒に登りましょう?」

海未「構わないのですか!?ぜひお願いします!」

海未「園田海未と申します、宜しくお願いします」

「海未ちゃんね?…あ、もしよかったら海未って呼んでいい?」

海未「えぇ、もちろんです!」

「ありがとう!それじゃあ行きましょうか」

23: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/07/07(木) 16:16:44.40 ID:8cPimSdk.net
テクテク……

海未「あの……あなたは大学生、ですか?」

「ん?んーー……ヒミツ♡」

「そういうあなたは高校生ってところかしら?」

海未「なっ!?えっ……私も秘密です!」

「その驚き様は私は高校生ですって言ってるようなものよ♡」

海未「うぅ……」

「登山はよくするの?」

海未「はい、最近は忙しくてあまり機会がなかったのですが……今回は時間に余裕があったので」

「へぇ、私、実は登山って初めてなの。だから海未が先輩ね♡」

海未「任せてください。ここは比較的登りやすく、初心者にもおすすめな山なので、きっと登頂することができますよ」

「そうなの。それじゃあリードをお願いしようかしら」

27: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/07/07(木) 16:20:58.77 ID:8cPimSdk.net
テクテク……

「海未は、いつも一人で?」

海未「そう……ですね。友人をいつも誘うのですが、どうにも断られてしまって…ここ最近はずっと一人です」

「そう……それじゃあ結構寂しいわね」

海未「そんなこと……もともと一人で登山していたので…」ジワッ

海未「あれ……おかしいです。目に汗が入ったのでしょうか」ポロポロ

「ちょ、ちょっと……!」

海未「すみませっ……大丈夫ですから……」

「大丈夫じゃないでしょ。そこの木陰で休憩しましょう」

30: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/07/07(木) 16:25:18.30 ID:8cPimSdk.net
「こんなに顔くしゅくしゅにしちゃって……可愛い顔が台無しよ」フキフキ

海未「んぷっ………」

「はい、お茶も飲んで落ち着きなさい」

海未「んく………ふう…すみません、何から何まで……」

「いいえ。山登りはあなたの方が先輩だけれど、私は人生の先輩だもの。これくらいしてあげないと」

「……辛かったわね。こんな広い山の中だから、本音でいてもいいのよ?きっと山の神様が話を聞いてくれる」ポンポン

海未「ん……///ふふっ」

「あら、なにか変なこといったかしら」

海未「いえ、山の神様だなんて……見た目の割に可愛らしいことを言うのだなと……」

「私は神様を本当に信じているもの。あとこれは地毛だしカラコンもしてないわよ」

31: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/07/07(木) 16:29:26.71 ID:8cPimSdk.net
「ほら、あなたの本音を叫んでみなさい。心に溜まってたどろどろしたものが放出されてすっと軽くなるはずだわ」

海未「で、でも………はずかしい……」

「ん……そりゃあそうよね、私には聞かれるわけだし。じゃあこうしましょう?私に聞かせてくれたお礼に、悩みが解決するようなおまじないかけてあげる♪」

海未「おまじない…ですか」

「うん、よく効くって評判よ♡騙されたと思って、向こうの山に向かって叫んでみて?」

海未「……わかり、ました。恥ずかしいですが……すぅーーーっ…」

海未「もっと、友達と一緒に遊びたかったです!!」

海未「私の誘いを断られたのが不安で仕方がありませんでした!もしかしたら、くどかったのではないかと!」

海未「でも臆病な私はそれを聞くこともできず、ただいつか嫌われるかもしれないということに怯えていたのです!!」ポロポロ

海未「あなたたちのような素晴らしい友人を失ってしまっては、私は……!うぅ……」ポロポロ

32: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/07/07(木) 16:33:08.86 ID:8cPimSdk.net
「はい、よく頑張りました。こらこら、さっき拭いたばかりなのにこんなに汚しちゃって……」フキフキ

海未「ぅ……ひぐっ……!」

「少しは心がすっきりした?」

海未「ん……すぅ、はぁ……はい、なんだか心の中に溜まっていたものを全部出し切った気がします」

「そう。それならよかった」

「さて、と。私も聞いちゃったし、お詫びというかお礼というか、おまじないしてあげるわね」

「それじゃあゆっくり目を閉じて」

海未「はい………」

ギュッ

海未「えっ……!?///」

33: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/07/07(木) 16:36:47.75 ID:8cPimSdk.net
「あ、どきって心臓が跳ねた気がする……海未の鼓動がどんどん早くなっていくわよ」

海未「あの……///」

「静かにしなさい。あなたの心臓の音が聞きたいの」

海未「し、心臓の音って……」ドキドキドキドキ

海未「っ……//」ドクンドクン

「………」ナデナデ

海未「ふぁぁっ………///」ドクッ……

「大丈夫、大丈夫よ」ナデナデ

海未「ぁ……ん……」トクットクットクットクッ

海未「……」スゥスゥ

36: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/07/07(木) 16:42:48.65 ID:8cPimSdk.net
「ありがとう。…あら、もしかして寝てる?」

海未「はっ!?す、すみません!意識が……」

「こんないい天気に抱きとめられたら誰だって寝ちゃうわよ。……あなたの心の中を覗かさせてもらったわ」

海未「心の中……ですか?」

「こういうこと言っても信じてもらえない時がよくあるから、今から言うことは私の想像だと思って聞いていいわ」

「まず、海未は嫌われてなんかいないわ。『あんなに』素晴らしい人たちがあなたのことを嫌うわけないじゃない」

「なにも不安になる必要なんてないの。あなたがみんなを愛している限り、みんなも海未を愛してくれるわ」

「誘いを断られたのは……まあ、みんなの嗜好に合わなかったってだけで、今度ピクニックと言って簡単な山に誘ってみなさい。みんな喜んで一緒に行くと思うわ」

海未「………ありがとうございます」

41: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/07/07(木) 16:47:38.56 ID:8cPimSdk.net
海未「あなたが言ってくれたことが想像でも、私の心を本当に読んでくれたのだとしても、そう言ってくれたことで心がとても晴れやかになりました」

「よかった。そう言ってくれて嬉しいわ」

「あ、それと……もし海未がどうしても登山をしたいっていうなら……その時は私を誘ってほしいの。あなたと一緒にいると私も楽しいわ」

海未「え、それって………」

海未「い、いえ…ありがとうございます。なんだかあなたとは初めて会った気がしませんね」

「うん、私もそう思ってた。さて、と。そろそろ再開しない?もうすぐ山頂よね」

海未「は、はい!……その、えっと…!」

ギュッ

「あら…どうしたの?」

海未「…もしよろしければ、手を繋いだままで歩いていいですか……?///」

「別に構わないけれど…それって危なくないの?」

海未「危なくなったら、守ってほしいです……//」

「急に甘え上手になったわね…♡」ナデナデ

海未「………♡」

64: 名無しで叶える物語(湖北省)@\(^o^)/ 2016/07/08(金) 13:36:12.96 ID:GCqWSAlv.net
登頂

「んーーっ!空気が気持ちいいわね!」

海未「ええ、そうですね!山の頂上へ来るたびに初めての高揚感と達成感が得られて……最高です」

「…ねえ海未、私、今日あなたと出会えて本当によかったわ」

海未「わ、わたしも!あなたと出会ったことがまるで、運命みたいで__っ」ズイッ

海未「あ__」

「……海未…」ソーッ

ポツ……

ポツポツ……ザーーーーッ

海未「えっ……」

65: 名無しで叶える物語(湖北省)@\(^o^)/ 2016/07/08(金) 13:39:28.00 ID:GCqWSAlv.net
「あら、雨ね」

海未「今日は一日中晴れだったはずでしたのに……」

「傘持ってる?」

海未「いえ、今日は軽装なので色々持ってきてないものが多くて……」

「そう、風邪ひくといけないから名残惜しいけれど、下山しましょうか」

海未「ええ、そうですね」

海未(ああもう、どうしてあのタイミングで降るのでしょう。あのままだったら……)

海未(あのまま、でしたら……///)

66: 名無しで叶える物語(湖北省)@\(^o^)/ 2016/07/08(金) 13:42:48.74 ID:GCqWSAlv.net
ザーーーーッ

「弱まる気配がないわね……海未、足元気を付けてね」

海未「はい!……すみません、わたしの方が登山経験者なのに……」

「経験者も未経験も関係ないでしょ。私は人生の先輩としてあなたを守る義務があるの」

海未「………はい///」

ザーーーーッ……ヒュルルルルル

「ぁ痛っ……なにこれ」

海未「雪……!?そんな馬鹿なことが…!」

「しかも徐々に強くなってきてるわね、海未、こっちきて。見失なっちゃいそうだわ」

海未「は、はいっ!」ギュッ

67: 名無しで叶える物語(湖北省)@\(^o^)/ 2016/07/08(金) 13:46:06.39 ID:GCqWSAlv.net
海未「……あの」

「どうしたの?」

海未「いえ、やけに冷静だな、と……」

「…そういう風に振舞ってるだけよ。正直、どうすればいいのかわからないわ」

海未「そう、ですよね。私もこういったことは初めてですから、このまま下に向かって降りていくのがいいのか、大人しく救助を待ったほうがいいのか……」ブルブル

「………」

「いえ、やっぱり下に降りましょう。このままじっとしていても多分……」

68: 名無しで叶える物語(湖北省)@\(^o^)/ 2016/07/08(金) 13:49:33.45 ID:GCqWSAlv.net
ザッザッザッ……

海未「はっ……はぁ…はぁ……」ブルブル

「海未、しっかりして!大丈夫、私がとなりにいるから。意識をしっかり持って……」

海未「すみません……迷惑ばかりかけて…」

「全然迷惑なんかじゃないわよ。あなたはとりあえず生きることだけ考えなさい。………あ」

「海未、あれ見える?」

海未「え……」

「物置かしら……なんでこんなところにあるのかわからないけれど、このままでいるのも危ないわ。あそこに入れるか行ってみましょう」

海未「はい…」ブルブル

69: 名無しで叶える物語(湖北省)@\(^o^)/ 2016/07/08(金) 13:56:59.89 ID:GCqWSAlv.net
ガチャッ

「よかった……開いてた…」

「石油ストーブは……点いた!」

「海未、ちょっと布団とかないか探してくるから寝ないでね」

海未「だめ…です、行かないで……ひとりにしないでください……」

「……大丈夫よ、3m以上あなたの側を離れないから。なにかあったら呼んでね」ナデナデ

海未「ん……♡」


「えっと……これ、毛布よね?大きいのが一枚、それとマット。あとヤカン……」

「お待たせ海未、とりあえずマット敷いたからここに座って、あとこれにくるまってなさい」

70: 名無しで叶える物語(湖北省)@\(^o^)/ 2016/07/08(金) 14:00:49.22 ID:GCqWSAlv.net
「……あ、ちょっとごめんなさいね」グイッ

海未「えっ!?」

「………」ジーッ シュル……プチプチ

海未「ちょ、あ、あの……っ!?///」

「ん……?その服びしょ濡れでしょ、着てる方が体の体温を奪うわ。……変なことしないから安心しなさいよ」

海未「へ、変なことって……!///そんなこと考えていませんっ!!////」カァァ

「考えてるじゃない……はい毛布、これで体を温めて、雪が収まるまで……とは言ってももう夜かしら。朝が来るまでここにいましょう」

海未「携帯も圏外ですものね……」

「さあ、海未も寝ていいわよ。それだけ暖かくしていれば凍死するってこともないだろうし」

海未「………」

71: 名無しで叶える物語(湖北省)@\(^o^)/ 2016/07/08(金) 14:06:04.79 ID:GCqWSAlv.net
「大丈夫、私がずっと見守っているわ。安心して眠って……」

海未「そうではなくてっ……あなたの服も濡れているではありませんか。風邪を引きますよ」

「ん……そうね。私も脱ごうかしら」シュル…パサッ

海未「きれい………」

「ありがと」

海未「はっ!?///す、すみません!声に出て……」

海未「あ、あのっ、……よかったら一緒に毛布に入ってください」バッ

「え……いいの?」

海未「変なことは…しないのでしょう?」

「……わかったわよ、それじゃあ失礼するわね」

72: 名無しで叶える物語(湖北省)@\(^o^)/ 2016/07/08(金) 14:09:44.09 ID:GCqWSAlv.net
海未「っ………///」ドキドキ

「緊張してる?」

海未「なっ……!?」

「こんなに近いんだもの。すぐわかっちゃうわよ」

海未「恥ずかしいのであまり心音を聞かないでください……///」ドキドキ

「あなたの音が大きすぎるのよ。私の鼓動も聞いてみて?」

海未「え…ですが……」

「ほら、もっと近づいて」ギュッ

海未「ひゃあっ!?///私たち裸なんですよ!?」

「裸で抱き合ったら暖かいって言うでしょ?」

海未「それは……たしかにそうですが……」

73: 名無しで叶える物語(湖北省)@\(^o^)/ 2016/07/08(金) 14:13:26.93 ID:GCqWSAlv.net
「はい、深呼吸して……静かに私の胸に顔を近づけなさい」

海未「すぅ……はぁ……」ピトッ

「っ………」ドクッドクッ

海未「なんだか……とても、落ち着きます……」ボソ

「かわいい………」

海未「えっ……」

「ねえ海未、吊り橋効果って知ってる?」

「危機的状況にあると、近くの人を好きになってしまうってものなんだけど……」

「私、海未のことが好きになっちゃったみたい」ギュッ

海未「っ……///」

81: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/07/08(金) 23:22:25.68 ID:G3wo2XVl.net
海未「わ、わたしは……もとからです」

「もとから?」

海未「あなたが私を励ましてくれて……優しくしてくれた時から私は……///」

「ふふっ、そんなことで好きになってたらすぐ騙されちゃうわよ?」

海未「あなたは…私を騙しているのですか?」

「さあ……どうかしら」

「……ねえ、海未」クイッ

海未「ぁ………」

「いい、わよね?」

海未「ん………♡」ドキドキ

82: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/07/08(金) 23:25:47.83 ID:G3wo2XVl.net
ピーーーーーーッ

海未「っ!!」ビクッ

「あ、お湯が沸いたみたい……」

海未「なんて…タイミングのわるい……」

トポトポ……

「んくっ……!はぁ、はぁ……!」ゴクリ

「ごめんなさい、雰囲気壊しちゃって……」

海未「い、いえ……大丈夫です。不安の裏返し……だと思うので…」

「そうよね。やっぱり不安になるわよね………んっ、けほっけほっ」ゴクリ

海未「……あの、さっきから何を飲んでいらっしゃるのですか?」

「え、これ?生姜湯……みたいな感じのものかしら。飲むといつストーブの灯油が切れてもしばらくは生きられる……はずよ」

83: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/07/08(金) 23:29:24.13 ID:G3wo2XVl.net
「海未も飲んでおく?すっごく苦いから結構苦痛だけれど……」

海未「大丈夫ですよ。コーヒーはあまり飲めませんが、薬草系のものなら飲めるかと思いますので」

「んーーー、でもこぼされると勿体無いから……あ、そうだ」

「ごくっ……んん……」

海未「??」

(海未、海未)ポンポン

(口開けて)

海未「え……口を開ければよいのですか?」

「………」グイッ

海未「えっ……!?」

84: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/07/08(金) 23:32:55.44 ID:G3wo2XVl.net
チュゥゥ……

海未「っ!?////」

「んっ……はぁ……」チュッチュルル…

海未(なにか流れ込んで……!?)

「れろ………」

海未(っ!?に、苦っ……!?ムリです!こんなの飲めな__っ)

「………」フルフル

海未「ん゛っ!?ん゛~~~っ!!」

海未(吐き出したいのに……!この人の舌が押し返してきて……!!)

ごっくん

「ぷはっ………」

海未「はっ……はぁっ…はぁっ……」

85: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/07/08(金) 23:42:23.47 ID:G3wo2XVl.net
「お疲れ様、これで全部よ。一気に飲まないと効果がなくて、貴重だから強引に飲ませちゃったけど…ごめんね?」

海未「はぁっ……はぁっ……///」クラクラ

「だ、大丈夫…?」

海未「か、からだが……あつい…です……///」ハアハア

「な……!ああ…やっぱり『普通の人間』には効きすぎるのかしら……海未、大丈夫?苦しいところない?」

海未「おなかっ……じんじんしてっぇ……たすけっ♡♡」

「っ………//」ムラッ

「……ごめん海未、それは私にはどうすることもできないわ」

海未「そんな、あっ♡こんなにくるしいのにっ♡♡」

86: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/07/08(金) 23:47:54.77 ID:G3wo2XVl.net
海未「ここ、ゆび、いれたらっ、きゃひいいいいぃぃいんっ♡♡」グチュッ

海未「いやぁっ♡♡なんですかこれ♡いつもよりしゅごひいいぃ♡♡」グチュグチュ

「う、海未……もしかして…毛布の中でシてるの?」

海未「はいっ♡ここを自分でなぐさめると♡うずきが収まるかもしれないのでぇっ♡♡」クチュクチュ

海未「もっと見てください♡だいすきなあなたにっ♡わたしのはしたない姿をみてほしいですっ♡♡」

「海未……///」ハアハア

海未「あっ♡だめ♡♡もう……イッ__あぁんっ♡♡はっ♡はっ♡」

海未「あ、あの♡おねがい、聞いてくだっ♡んぅぅっ♡♡ください♡♡」ビクビクッ

「え、えぇ。聞くわ、なんでもきく」

87: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/07/08(金) 23:52:58.57 ID:G3wo2XVl.net
海未「ぎゅってしてくだひゃい♡♡わたしを強く抱きしめて♡♡」

「それだけで、いいの?」

海未「とりあえずわぁ…♡それだけでっ、あひっ♡♡」

「それじゃあ……行くわよ」ギュッ

海未「っっ~~~~~~♡♡♡」ビクビクビクッ

海未「だ、だめっ♡これだめぇっ♡♡」

海未「すきな人にこんなことされてるのに♡♡だらしない顔見られてしまうのにぃっ♡♡」グチョグチョ

海未「イッ、イっちゃ♡♡しっかり私のかお見てくだひゃい♡♡イッ__」ガクガク

「………っ」ギュッ

海未「んきゅううううううぅぅぅぅっっん♡♡♡♡」プシャアアアアアアアア

88: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/07/08(金) 23:59:36.62 ID:G3wo2XVl.net
パタタッ…

「っ……///」

(海未の……が太ももに掛かって……///)ドキドキ

海未「はっ……♡はーーっ♡♡」クタッ

「っと……海未、大丈夫?」

海未「すいませっ、少し…横に……」

「う、うん…私の膝使っていいから」

海未「ありがとうございます……♡」

海未「あ……すみません、散らしてしまいましたね。今処理しますから……れろぉ…♡」

「あっ!?♡んっ……♡」ビクッ

海未「はぁ……む♡じゅるるる…♡♡ぇろぉぉ…♡♡」

89: 名無しで叶える物語(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/07/09(土) 00:03:37.22 ID:QRt2a+cS.net
「う、海未っ、大丈夫、大丈夫だから」

海未「ぷはぁ……そうですか?」

「ごめんね……ちょっと刺激が強いものを飲ませちゃったみたいで……」

海未「いいえ、とても体がアツくなったので……ありがとうございます。……ふふっ♡」

「もしかして海未…まだ……」

海未「さあ……どうでしょうか…ですが今は……その、腰が抜けていて……しばらくは、このままで…♡」

「え、えぇ。わかったわ」ナデナデ

海未「ん……♡」

96: 名無しさん@そうだ選挙に行こう! Go to vote!(プーアル茶)@\(^o^)/ 2016/07/10(日) 15:17:43.05 ID:dxtYdWwh.net
「落ち着くまでお話でもする?」

海未「はい……よろしくおねがいします…///」

「海未って、天狗は知ってるかしら?」

海未「天狗…って、あの鼻の長い……」

「そう、その天狗」

「山に住んでて、神様とも妖怪とも言われているの。私個人としては……妖怪寄り、だと思っているのだけれど」

「人間の姿と殆ど変わらなくてね。普通に人間社会に溶け込んでるのもいるの」

「天狗がすることといえば……災厄を起こしたりとか、たまに人助けをしたりとか……逆に人をさらうとか」

「人をさらう理由としては色々あって、単純にその人を好きになったとか……私としてはそれだけでさらうのもどうかとは思うけれど」

「あとは……繁殖のため、とか……」

97: 名無しさん@そうだ選挙に行こう! Go to vote!(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/07/10(日) 15:23:39.03 ID:+2VBk9ah.net
海未「…………」

「………」

海未「……?」

「あ、ご、ごめんなさい!あんまり自分から話振るの慣れてなくて……」

海未「いえ……すみません。あなたはいい匂いがするなと思って匂いを嗅いでいたら、ぼーっとしてしまっていて…///」ハァハァ

「え……やっぱりまだ……」

海未「はあ……はぁ……///あっ……ん……」スリスリ

「海未……落ち着いて……」

98: 名無しさん@そうだ選挙に行こう! Go to vote!(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/07/10(日) 15:29:13.92 ID:+2VBk9ah.net
海未「おや……ここから違う匂いが…///」ズリッ

「っ!?う、海未!そこはだめっ!!?」

ボロン

海未「え………」

「あぁ……」

海未「え……もしかして……あなたは……」

「いえ、生物学的には…私がその言葉を使っていいのかわからないけれど…女性のはずよ」

「……気持ち悪い、わよね。ごめんね」

海未「そんなことないですよ……♡」

99: 名無しさん@そうだ選挙に行こう! Go to vote!(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/07/10(日) 15:34:37.90 ID:+2VBk9ah.net
海未「太くて、逞しくて……すてきです♡」チュッ

「あっ……♡」ピクッ

海未「ピクンってなりましたよ?……まるで生きてるみたいです…♡」クニクニ

「海未っ……そこ触っちゃだめ、ほんとにだめなの……」

海未「どうしてですか?こんなに嬉しそうなのに……♡」チュッ

「あっ♡……んっ!♡」ビクン

海未「はぁ…♡はぁ……♡ふーーーっ♡」

「あ゛っ!?♡」プクーッ

100: 名無しさん@そうだ選挙に行こう! Go to vote!(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/07/10(日) 15:40:16.63 ID:+2VBk9ah.net
海未「息を吹きかけただけなのに腰を浮かせるほど感じるのですね……♡先からおつゆも出てきてます♡」

海未「おねがいします、どうかこれを私に食べさせてくださいませんか?♡なんでもしますのでどうか……んっ♡」シュッシュッ

「うみっ……♡おねがい、手とめて……♡」ビクビク

海未「あなたは…キスまでは積極的にしてくれるのに、コレを握られた途端消極的になりましたよね?」

海未「もしかして……弱点だったりとか…♡れろっ♡」

「あうっ!?♡」

海未「隠さなくていいんですよ…♡好きな人の弱いところも、全部知りたいのです…♡はぁ……む♡」パクッ

101: 名無しさん@そうだ選挙に行こう! Go to vote!(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/07/10(日) 15:45:05.42 ID:+2VBk9ah.net
「そういうことじゃなくてっ…♡」

海未「ふぁじめてなのれうまくれきないかとふぉもいまふが……よよひくおねはいひまふ♡♡」ムグムグ

「咥えたまま♡喋らないで……♡」

海未「じゅぷ……んっ、んっ♡んふふ……♡」

海未「ぐぷっ、じゅるるるるるる………♡ぷはぁ♡」

「うぁ……♡」

海未「ふふっ、私の唾液でべとべとに汚してしまいました…♡」クニクニ

「うみ……ストップ……」ビクビク

102: 名無しさん@そうだ選挙に行こう! Go to vote!(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/07/10(日) 15:50:15.64 ID:+2VBk9ah.net
海未「おいしいです……♡もっと、ください♡んぷっ……」

「っ!!♡」ピクン

海未「はむっ…ぅぅん……♡じゅっぷ♡じゅぷ……♡」

海未「んむ……♡んーーーっ♡♡」レロレロレロ

「んあぁっ!♡♡」ビクンッ

海未「んっ!?……ふふ♡ほほはひいのれふかぁ?♡♡」レロレロ

「はっ…ぁ……♡だめ、海未、もう……♡」ガクガク

海未「もうれちゃいまふか?んふふ♡いいれふよ……♡」

103: 名無しさん@そうだ選挙に行こう! Go to vote!(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/07/10(日) 15:53:22.36 ID:+2VBk9ah.net
海未「らしてっ♡らしてくらはいっ♡♡」ジュプジュプ

「くっ、はっぁ♡うぅっ!?」ガシッ

海未「んぶぅっ!?」

ドビュッビュッビュッビュルルルルルルルルルルルルル……ビューーーッ……ダラァ…

「はっ……あっ…あぁ……♡」

海未「んっ…おぶっ……♡あ゛っ…♡」ベットリ

海未(すごくネバネバで、濃くて……♡この人の匂いで満たされて…♡窒息してしまいそうです♡♡)

海未(欲しい…この人の全部が……♡)

104: 名無しさん@そうだ選挙に行こう! Go to vote!(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/07/10(日) 15:57:05.94 ID:+2VBk9ah.net
海未「んくっ……はっ、んぅ…」ゴキュゴキュ

海未「はあっ……はぁ……♡」ゴックン

海未「見てください、全部飲み込めましたよ…♡」アーン

「………っは、あぐっ♡あぁっ♡」ハァハァ

海未「……?どうかなさいましたか?」


「……っ!」ガバッ

海未「ひゃあっ!?え、え……あの…」

「う……み…♡」ハァハァ

「ごめん…あなたを無事に返せないかもしれない……」

海未「え………」

105: 名無しさん@そうだ選挙に行こう! Go to vote!(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/07/10(日) 16:00:34.96 ID:+2VBk9ah.net
「私、あと80年くらいしか生きられないの」

海未「え……80?」

「あなたの寿命と同じくらいだけれど、それは私にとってはそろそろ身辺整理を始めなきゃいけないくらいで……」

海未「え、えっと……?」

「ごめん、なに言ってるかわからないと思うけど今は聞いて……理性がどれだけ持つかわからないから」

「……で、その、ね。この歳になってくると発情期がたくさんくるの。体が子を成せって訴えてくるの」

「でも『私たち』はこのご時世だからそうそう見つからなくて……仕方がないから人を襲って子どもを作るわけ」

「私もそういうわけで人を襲おうとして、若いあなたを見つけたのだけれど……いつの間にか好きになっちゃってて、やっぱりあなたを襲うのはやめようって思ったんだけど……」

「欲望の波が今更きて……んっ♡」

106: 名無しさん@そうだ選挙に行こう! Go to vote!(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/07/10(日) 16:06:20.88 ID:+2VBk9ah.net
海未「え、えっと……話はいまいち理解ができないのですが…子どもを作りたいということですか?」

「え、えぇ…そうよ」

海未「それなら遠慮せずに私を……」

「そ、それじゃダメなのっ」

「私と子作りするってことは、つまり……普通の人間の生活ができなくなるってことなのよ?」

「あなたの悩みを聞いて、海未の生活はあまりにも満たされていたから…やめようって思ったのに」

海未「……そんなことを言っても」

ギュムッ!

「あひっ!?♡」ビクッ

107: 名無しさん@そうだ選挙に行こう! Go to vote!(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/07/10(日) 16:10:01.50 ID:+2VBk9ah.net
海未「こんなにいきり勃たせていては説得力がありませんよ……♡」シコシコ

「やっ♡うみ……♡て、離してぇ……♡」ガクガク

海未「先ほどあんなに出したのに、今にも破裂しそう…♡すごい勢いで赤ちゃんの素が作られています♡」シコッシコッ

海未「私が拒んだところで、あなたはこれを治められるのですか?生殺しで終わるのはとても辛いと思いますよ?」

「もう……やめて……♡」ハァハァ

海未「遠慮なんてしないでください、私はあなたのことが好きで、あなたは私のことが好き。なにも不都合なことなんてないですよ。私も…あなたの子供が欲しいのです♡」

海未「ほら、よく見てください……♡あなたの子供が欲しくて、もうこんなになってますよ…♡」フリフリ

「ぁ………♡」プツン

ググッ

海未「ひゃっ……!」

108: 名無しさん@そうだ選挙に行こう! Go to vote!(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/07/10(日) 16:32:44.57 ID:+2VBk9ah.net
「はぁ…♡はぁ……♡いいわ、よくわかったわよ」スリスリ

「私の……苗床になりなさい……♡」

海未「…はいっ♡なります♡あなたの気がすむまで好きに使ってくださいね♡」

海未「……あ、でもその、初めてなので……ひぎっ!!??♡♡」

ズブプ……

「あっ……♡あったかい…♡」ゾクゾク

海未「い、いたっい♡です……♡少しこのままああ゛あ゛ぁぁっ!?♡♡」ビクッ

「はっ♡はっぁぁ♡♡」ズチュッズチュッ

109: 名無しさん@そうだ選挙に行こう! Go to vote!(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/07/10(日) 16:37:35.64 ID:+2VBk9ah.net
海未「あぎっ!?♡やっ♡やめてくだひゃいっ!!♡♡裂けちゃっあああぁぁっっ♡♡」

バッ

海未「むぐっ……!?♡」

「うるさいわね……♡あなたはただの苗床なんだから少し静かにしなさい……♡」パンパン

海未「んっ♡んんっ♡♡」コクコク

「そんなに騒がれても萎えちゃうから……ああ、これを全部使ってしまいましょう♡」

「ほら海未、口を開けなさい」パッ

海未「ひゃいっ♡」アーン

「んむっ……ぐっ、んん……んちゅう……」

海未「んんぅっ♡♡」

110: 名無しさん@そうだ選挙に行こう! Go to vote!(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/07/10(日) 16:41:15.32 ID:+2VBk9ah.net
「れろぉ……♡あむ……んっ…はぁっ……♡」

海未「んんんっ~~~!?♡~~~~~~っっ!!??♡」ジタバタ

海未(にがぁっ……!先ほど飲んだ量とは比べものにならないくらいの量なのにこんなっ……!)

海未(ああ…でも、この人に口の中を舌で蹂躙されて……この人に全てを塗りつぶされて……♡たまらない♡♡)ゾクゾクッ

「はぁっ……私も結構…飲んじゃった……♡」

海未「はあぁっ♡♡またからだっ♡おかしくなるぅっ♡おなかが、あついです♡♡♡」ダラーッ

「ふっ、ふふふ…♡すごくだらしない顔……♡今までのあなたからは想像できないわ……♡」

111: 名無しさん@そうだ選挙に行こう! Go to vote!(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/07/10(日) 16:55:54.81 ID:+2VBk9ah.net
「ちょっと身体動かすわ、よっ♡」グリンッ

海未「あぅぅっ♡」ビクン

「上に乗ったら好きに動けるでしょう?自分で動いていいわよ?♡」

海未「!!♡ありがとうございますぅっ♡♡」カクカク

「言ったそばから腰振って……♡満足するまでしていいのよ?苗床♡」

海未「きゃ、ふ♡全然痛くなくなって♡もっとこの感覚がほひいれすっ♡♡」ジュップジュップ

海未「奥にコツコツ当たって、ぇ♡♡そのたびにあなたに服従しちゃいます♡♡♡」

112: 名無しさん@そうだ選挙に行こう! Go to vote!(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/07/10(日) 17:01:01.70 ID:+2VBk9ah.net
海未「あっだめ♡もういく♡いきそうです♡♡」ユサユサ

「一人で腰を振って一人でイっちゃうの?私の子供を産んでくれるんじゃなかったの?♡」

海未「ごめんなさっ♡でもこんなのきもちよすぎます♡♡」

「仕方のない子ね……でもいいわ、海未の顔、蕩け切っちゃってすごくだらしないもの♡あなたの顔を見るだけで、私……♡」

海未「ふふっ、うれしいです…♡わたしのはしたない姿を見て興奮してくださっているのですね♡♡」

海未「もっとこれを太くしてぇ…♡赤ちゃんの素をたくさん作って……全部私へ注いでくださいね♡♡」

ズンッ

海未「ふひゃあっ!?♡♡」ビクンッ

113: 名無しさん@そうだ選挙に行こう! Go to vote!(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/07/10(日) 17:05:41.13 ID:+2VBk9ah.net
「しゃべってる暇があったらさっさとイキなさい♡」ズッズッ

海未「しゅ、すみませっ♡♡いきます♡いく、いくいくいく♡♡♡」ガクガクガク

海未「ふぁあああああああぁぁぁぁぁぁっっ♡♡♡」キュッキュウ

「あっぐ♡締まって……♡」ビクッ

海未「あっ……♡う……♡」グッタリ

「……こーら、なに休んでるの」グイッ

海未「えっ……?」

114: 名無しさん@そうだ選挙に行こう! Go to vote!(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/07/10(日) 17:26:40.82 ID:+2VBk9ah.net
グリッ

海未「うあぁっ!?♡♡」ビクッ

グチュッズチュッズチュッ………

「もう少しでイケそうなんだからっ、一滴残らず受け止めなさい!♡」

海未「こ、この体勢だめぇぇぇ♡♡しきゅう♡潰れちゃっ♡♡♡」

「まだ壊れちゃだめよ?私の子供を孕むまで苗床としての役目を果たしなさい♡」グリュッ

海未「ひぐっ!!?♡は、はいっ♡がんばります♡あなたのあかちゃん、絶対孕みますううぅっぅぅっ♡♡」ガクガク

「っは…♡うぅ♡♡い、一回出すわよ……♡」

海未「はい♡全部受け止めます♡♡溢さず受け止めるのでえんりょせずにたくさん♡♡んああああっっっ♡♡」ギュッ

「ふっ♡あっ♡あぁ♡♡っぐぅ♡」パンッパンッパンッ

海未「す、すきです♡あいしてます♡♡すき、すきすき♡♡すきっ♡」ビクビク

「っ♡♡♡ぐっ!?__っ♡♡」ズプッ

ゴプッゴポポポポポッビュルル……ビューーーーッ

海未「すきっ♡、す____きいいいいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ♡♡♡♡♡♡」ビクッビクビクビクビクッキュウゥゥゥゥゥ

115: 名無しさん@そうだ選挙に行こう! Go to vote!(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/07/10(日) 17:30:44.75 ID:+2VBk9ah.net
「はっ……♡♡あ゛っ…♡ふぅ……♡」ヌプッ

海未「あひっ……♡あへぇ……♡♡」ピクッピクッ ゴポッ…♡

「海未………」

海未「………ん♡」チュー

「なに休んでるのよ」グイッ

海未「ぐっ!?♡」

「全部受け止めるって言ったのにこぼしてるじゃない……♡痙攣してる場合なんてないわよ……あなたが孕むまでやるから♡」ズプッ

海未「んきゃあああああっっ♡♡」ビクビクビクッ

海未「待ってくだひゃいぃ♡♡これいじょうはっ♡こわれるっ♡♡だめですうううぅぅっ♡♡」

116: 名無しさん@そうだ選挙に行こう! Go to vote!(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/07/10(日) 17:34:58.24 ID:+2VBk9ah.net
______


一月後 22:00

テレビ『先月○日土曜日、登山へ出掛けたまま行方不明になった園田海未さん16歳は未だ見つかっておらず………』

テレビ『園田さんが登山へ出掛けた山は登り易く、遭難することも滅多なことではないとされており………園田さんも登山経験者であるため………』

テレビ『また、急激な天候変化もなく園田さんが登山に出かけた土曜日から一週間、山の天気は快晴続きでした………』

テレビ『警察は捜索を続けていますが、なんらかの手掛かりも見つかっておらず、事件の可能性があるとも見て捜査を続けています…………』

古舘『…いやー、これ神隠しみたいですよね。天狗の仕業、みたいな……』

小川さん『…………』

古舘『……次です』

117: 名無しさん@そうだ選挙に行こう! Go to vote!(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/07/10(日) 17:38:48.11 ID:+2VBk9ah.net
海未(あの後しばらくして、発情が収まった彼女から、とても頭を下げられました)

海未(私に薬を使って興奮させてしまったこと、理性を失って襲いかかってしまったこと、体の負担を考えずに性の捌け口にしてしまったこと………生活を変えてしまったこと)

海未(でも、私はこれで満足していますし、充実もしています。みなさんと逢えないのは確かに少し寂しいですが、もし偶然ピクニックにでも来た時にたくさんお話ししたいですし、なにより……)

パンッパンッパンッパンッパンッパンッ……

海未「あっ♡あぁぁっっ♡んっ♡だめですよ、あまり激しくしたら…赤ちゃんがびっくりしてしまいます…♡」

「ごめっん♡きもちよくて、腰がっ♡♡」パンパン

海未「ふふっ、成長が早いのですね……♡もうその命を感じられるくらいで…んぁっ♡」ナデナデ

海未「……あの、もし、この子が産まれたら…すぐに二人目を作りましょう?」

「えっ……いいの?」

118: 名無しさん@そうだ選挙に行こう! Go to vote!(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2016/07/10(日) 17:45:11.84 ID:+2VBk9ah.net
海未「もちろんです、あなたも子供は多いほうがいいのでしょう?それに、その、変な話ですが……」

海未「クセになってしまったんです♡あなたの………が…♡」

「う、海未………//」ピクッ

「…あ、あのね海未。こんなことしてる最中にムードもなにもないかもしれないけれど……」

「愛してるわ、海未……///」

海未「ふふっ…なんですか今更。そんなことずっとわかっていますよ」

「なんか…改めて言っておきたくて……」

海未「そうですか、では私も……あなたを一生愛しています。どうか、幸せにしてくださいね?♡」

「……うん、約束する」

海未「…嬉しいです♡」


海未(私も、彼女も、互いに大切な人で、これを不自由に感じる人なんて果たしているのでしょうか)





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