戻る

このページは以下URLのキャッシュです
http://japanese.engadget.com/2016/10/18/2/


「攻殻機動隊」の士郎正宗がデザインしたイヤフォンが登場。ハイレゾタイプとアニソンに最適なタイプの2種発売 - Engadget Japanese

earfone

エレコムは、『攻殻機動隊』など世界的な人気を博すコンテンツを生み出した士郎正宗氏がデザインを担当したイヤフォン、「EHP-SH1000」シリーズと「EHP-SL100」シリーズが10月下旬に登場します。「EHP-SH1000」はハイレゾ音源対応、「EHP-SL100」はアニソンに最適なチューニングがなされたモデルとなります。


士郎正宗氏とエレコムといえば、14年前、2002年に発売された「士郎正宗デザイン:イメージセンサマウス」が有名。工業デザイナーではなく、SFマンガ家・イラストレーターがデザインしたマウスは、作中に登場するアイテムが具現化した仕上がりで高い支持を受けました。

▲ハイレゾ対応「EHP-SH1000SV」。ケーブル着脱部分は、さまざまなケーブルに対応するようMMCX端子が少し見えるようにしている。

今回、登場するイヤフォンは2タイプ。高級モデルのEHP-SH1000SVはハイレゾ音源に対応、ふたつのダイナミックドライバーを採用している点が特徴。2つのドライバーを向かい合わせる形で同軸に配置し、同相駆動する、Axial Same Phase Drive Systemを採用し、力強くクリアな音質を実現。φ11.6mmのドライバーは低~中域を担当し、φ12.5mmのドライバーは高~超高音域を担当することで高解像度なハイレゾ音源を楽しむことができます。

ケーブルは信号伝送ロスが少なく滑らかな高域再生を実現するOFCリッツ線を採用し、左右のグランドケーブルを独立分離化し4線化。MMCX端子を採用した着脱式になっています。実売価格は2万9800円(税別・以下同じ)。

▲「EHP-SL100」シリーズ(オーディオ用とマイク付きの2種あり)。カラーはブラック、シルバー、ルビンレッド、カッパーピンクの4種。

「EHP-SL100」シリーズは、スマホ向けマイク付きモデルとマイクなしのオーディオ向けのイヤフォンの2モデル。φ10mmのダイナミックドライバーは、チタンコートされたPETフィルムによる高剛性振動板を採用することにより、豊かな低域と明瞭感ある高域を実現。クリアで伸びやかなボーカルを楽しめるようにチューニングされており、アニソンを聴くのに最適なモデルです。実売価格はマイクありモデルが2480円、マイクなしモデルが1980円と安価で、コスパの高い製品となっています。


▲パッケージデザインは、アジアで活躍するイラストレーターに描いてもらったものを使用。ひと目でアニソン系にフィットする印象を与えている。

いずれの製品も遮音性が高いカナル(耳栓型)を採用。イヤーピースは、エレコム独自の奥行2段階で調整可能なものなので、密閉性がさらに高く、落ちにくいという特徴があります。

これらのイヤホンを手がけるにあたり、先月からエレコムのサイトで士郎正宗氏による「SH/SLシリーズ」完成までの開発日記を公開しています(全10回)。「マンガ・アニメ関係の人間にデザインさせてみてはどうか」という流れで生まれた本企画において、士郎氏は何を考えたのか? イラストとプロダクトにおけるデザイン方法の違いやエレコムとの打ち合わせの経緯をまとめたもの。士郎氏のファンならずともモノづくりの現場を垣間見ることができます。こちらも必見!



▲「士郎正宗開発日記」は、デザインする過程が読めて必見。

「攻殻機動隊」の士郎正宗がデザインしたイヤフォンが登場。ハイレゾタイプとアニソンに最適なタイプの2種発売
広告

0 コメント

広告