これで、今クールに放送されているフジテレビのドラマは全て初回一桁視聴率という大惨事となってしまいました。
フジといえば低視聴率がここのところ定番ではありますが、意外にも初回からすべてのドラマが一桁というのは前代未聞の事態なのです。→ Geinou Ranking
※『カインとアベル』主演はこの方。
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福山雅治さん主演の『ラヴソング』が月9史上最低の全話平均視聴率をたたき出してしまったのは今年4月期。
7月期の桐谷美玲さん『好きな人がいること』は、初回視聴率こそ『ラヴソング』を下回ったものの、平均視聴率ではかろうじて『ラヴソング』の最低記録を塗り替えずに済みました。
で、今クールの『カインとアベル』。
放送前からネットでは爆死予想が飛び交っていましたが、案の定、8.8%と初回視聴率では月9史上最低記録を更新してしまいました。
※ダントツトップでした。
→ 始まる前から低視聴率確定!山田涼介主演「カインとアベル」がダントツトップの「大爆死しそうな秋ドラマ」ランキング!
今クール、フジがゴールデン・プライムタイムに放送している連ドラは、『カインとアベル』、吉田羊さん主演『レディ・ダ・ヴィンチの診断』、天海祐希さん主演『Chef〜三ツ星の給食〜』、玉木宏さん主演『キャリア〜掟破りの警察署長〜』の4本。
『レディ・ダ・ヴィンチの診断』の初回視聴率が8.8%、『Chef』が8.0%、『キャリア』が7.9%。
なんと、4本すべてが初回一桁スタートという大惨事となってしまったのです。
最近のフジといえばとにかく視聴率が取れないというのが定番になってしまっていますが、意外にも(失礼)放送中の連ドラすべてが一桁スタートというのは前代未聞。
今年7月期は松嶋菜々子さんの『吉良奈津子』10.2%、『好きな人がいること』が10.1%でスタートしています。
4月期は『ラヴソング』が10.6%スタート。
1月期は『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(月9)が11.6%スタート。
その前になると、初回から一桁を取るドラマのほうが少ないクールのほうが多いんですよね。
ドラマは、“夏枯れ”などと言われ、7月クールは大きく外れるドラマが出ることが多々あるんですが、その分秋ドラマは各局力を入れてくるので、逆に大きく当たるドラマが出たりします。
現に、今クール全ドラマが一桁なんて惨状をさらしているのはフジだけ、なんですよね。
(以下引用)
「今期、2ケタ視聴率を記録しているドラマは、日本テレビの石原さとみ主演『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』、TBSの新垣結衣主演『逃げるは恥だが役に立つ』や織田裕二主演『IQ246』、テレビ朝日は『ドクターX』や『相棒』などがあります。
しかしフジに至っては、初回からすべてのドラマが1ケタと、歴史的な低迷状態にある。
また放送後、フジドラマを観た視聴者の評価も高くないため、今後さらに悲惨な数字となる可能性があるでしょう」(前出・テレビ誌記者)
(以上引用 アサ芸プラス)
TBS『逃げるは恥だが役に立つ』は2話目に視聴率を上げるという快挙、テレ朝『ドクターX』は20%超えの安定のスタートを切っています。
さぞかしフジの担当者は青ざめていることでしょう。
いや、もう慣れっこだったりするでしょうか。
さて、これまでフジの月9ドラマはかろうじてスタートだけは2桁を取れることが多かったのですが、今クールの『カインとアベル』はどうしてここまで低視聴率になってしまったのでしょうか。
まずは、そもそも主演のネームバリューが低すぎるという問題。
(以下引用)
「フジのドラマは低視聴率続きで、大物俳優、女優を次々につぶしており、主役オファーをかけても、断れられるケースが増えています。
なんともならない状況で、今クールはジャニーズ事務所のプッシュもあり、“若手育成枠”となってしまったようです。
ヒロインの倉科をはじめ、脇役には桐谷、高嶋、木下ほうか、大塚寧々、南果歩、平幹二朗ら、それなりのメンバーがキャスティングされていまが、なんせ主役のネームバリューがなさすぎ。
若い視聴者しか知らないような山田が主演では、視聴率が取れるはずがありません。
月9初回ワーストは当然の結果ともいえ、それはフジも覚悟していたはず。
今クールは“捨てゲーム”と割り切るしかないでしょう」(芸能ライター)
(以上引用 日刊サイゾー)
そして、キャスティングが難航したせいでもあるのでしょうが、“ミスキャスト”感がぬぐえない、という点。
(以下引用)
「『カインとアベル』のキャストは役者と役柄のイメージがどことなく不釣り合いで、新垣結衣(28)と星野源(35)のペアを起用した『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)や織田裕二(48)、土屋太鳳(21)、ディーン・フジオカ(36)擁する『IQ246?華麗なる事件簿?』(TBS系)、石原さとみ(29)と菅田将暉(23)が出演する『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』(日本テレビ系)に比べて地味。
倉科に関しては、視聴者の間で、業界の女優たちに月9オファーを断られまくったという報道が『本当だった』と確信に変わっている」(前出・関係者)
(以上引用 デイリーニュースオンライン)
そして、そもそも主題として選んだ聖書の「カインとアベル」というモチーフ自体、月9の主要視聴者層であるティーンになじまないのではないか、という疑問。
この「カインとアベル」は、あのジェームズ・ディーン主演の名作映画『エデンの東』でも下敷きにされたモチーフだというのですが…。
(以下引用)
山田涼介が主演ということは、明らかにティーン女子向けだと思うんですけど、今どきのティーン女子は、たぶんあんまり聖書とか読んでないし、『エデンの東』も見てないでしょう。
ジェームズ・ディーンなんて知らないでしょう。
(以上引用 日刊サイゾー)
※1954年の映画です。
まあ、知らないでしょうねぇ。
リアルタイムで知っているのは、かなりご高齢の方たちということですもんね。
数々の“コレジャナイ感”が合わさっての月9史上最低視聴率更新、という事態を招いてしまったようです。
連ドラは2話から視聴率を上げていくのは非常に難しいわけですが、果たしてこのドラマは初回で視聴者の心をつかめたのでしょうか。
実況板から実際に見た方のコメントを引用してみます。
(以下引用)
「昼ドラ臭がハンパない」
「テレ東のドラマだって、もう少しちゃんと作ってあるよf^_^;)」
「音楽のセンス悪すぎてイライラする。」
「結局これ何が言いたいんだ? めちゃくちゃつまらない」
「意外と面白く観れた気がする。」
「山田くん、演技うまい 話はつまらないけど 」
「桐谷健太と倉科カナ、なんか合わないwww」
「なんかさーやっすい脚本っすねー苦笑 書いたのこどもか!?」
「桐谷も舌っ足らずで何喋ってるかわかんない」
「ちょっと続き見たい気がした」
「伏線の張り方が安っぽすぎて笑える。ちょっとキャストが豪華なだけの昼ドラじゃん。」
「いちおう来週も見るかな。 」
「やっと終わってくれたー
初回だからとりあえず最後まで見たけど1時間長かった
出演者が悪いんじゃなくて脚本家ただただつまらない印象」
「ラスト10分の衝撃って何だったの?。。。ずっと観てたけどワカンナカッタよ。。。」
「オープニングとエンディングの壮大な雰囲気に比べてドラマその物がつまらん」
「好きな人がいることより展開は良かったと思うけど、暗いな〜」
「ベタだね なんだかんだ毎週見ると思うけど」
(以上引用 ガールズちゃんねる)
賛否両論な感じですが、意外にも昼ドラ的で来週も楽しみ、という方も多いように見えました。
ここ最近の月9は、スタート時の視聴率はさほど良くなくても、そこから最終回まで大きく視聴率を下げることもなく、結局平均視聴率も思ったほどは悪くない、ということも多いので、初回は最低を更新しましたが、8%台を最後まで維持し、時に9%台を取れれば、まさかの平均では最低を更新しない、ということもあり得そうです。
主演の山田さんには熱烈なファンが多いそうですしね。
とりあえず、2話の視聴率がどれくらいになるのか、注目ですね。
※このスキャンダルが視聴率に影響した可能性も…。
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