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http://japanese.engadget.com/2016/10/19/theta-s-360-playstation-vr-vr/


まるでタイムスリップ! THETA Sで撮影した360度写真をPlayStation VRで鑑賞:週刊VR情報局 - Engadget Japanese

『PlayStation VR』をいち早く購入できた方たちは、毎日どっぷりとVR世界に没入していることでしょう。しかし、既発売のすべてのVRコンテンツを購入するわけにはいきません。

そこで今回は、自分で撮影した360度写真をPSVRで鑑賞するための方法をご紹介します。撮影にはリコーの360度カメラ『THETA S』を使いました。


まずはTHETAを構えて、360度写真を撮影します。


360度写真をたっぷりと撮影したら、THETA SからUSBメモリーにコピーします。THETA SとUSBメモリーをPCに挿しましょう。THETA Sは、シャッターボタンとWi-Fiボタンを同時に押しながら電源を入れると"USBマスストレージモード"で起動するという隠しコマンドがあるのですが、なぜか筆者のPlayStation 4ではUSBマスストレージモードで起動したTHETA Sを認識しませんでした。


ファイル管理ソフトで、THETA SからUSBメモリーにコピーします。このとき必ず"DCIM"フォルダーごとコピーするか、なにか適当なフォルダーをUSBメモリーに作成して、そのなかに360度写真をコピーしてください。USBメモリー直下にファイルをコピーしても、PlayStation 4はそのデータを認識しません。


ここからはPlayStation 4での作業です。まずPlayStation Storeから『メディアプレーヤー』をインストールします。


つぎに360度写真をコピーしたUSBメモリーを、PlayStation 4に挿します。


PSVRの電源を入れて、ヘッドマウントディスプレーを装着します。




メディアプレーヤー起動後に、"USBメモリー"から"DCIM"とフォルダーを移動し、オプションメニューで"VRモード"を"オン"にします。これですべての準備は完了。適当な360度写真を選んで、"○(決定)"を押しましょう。


すると、こんな感じで360度写真を鑑賞できるわけです。今回は初詣に行ったときの360度写真を観たのですが、ちょっとしたタイムスリップ気分を味わえました。景勝地などで撮った360度写真でなくても、周囲を見渡すといろんな発見があります。早く360度写真が撮れるスマホが発売されてほしいものです。


なおTHETA Sで撮影した360度動画もPSVRで再生できるのですが、初期状態で表示されるのが下方向でした。水平方向を見るのは非常にしんどいです。THETAはもっとも普及している360度カメラなのですから、初期状態で水平正面が表示されるように、もしくは水平正面方向を設定できるように、PlayStation 4のメディアプレーヤーがアップデートされることに期待したいところです。

3万円前半の360度カメラ『THETA SC』も10月28日に発売されるので、PSVRを入手した方は導入を検討してみてはいかがでしょうか?
まるでタイムスリップ! THETA Sで撮影した360度写真をPlayStation VRで鑑賞:週刊VR情報局
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