曜 梨子
1: 名無しで叶える物語(四国地方)@\(^o^)/(5級) (ワッチョイ 9feb-8qPS) 2016/10/19(水) 17:36:08.51 ID:ZAwIShGO0.net
千歌「どうしたのー?こんなとこに呼び出して」
曜「千歌ちゃん……」
梨子「来たわね」
千歌「あ、もしかして新曲の相談?でも、なんで部室じゃなくてこんなとこで?」
曜「大事な話があるの」
梨子「そうね、とっても大事な話よ」
千歌「何?二人とも、なんか怖いよー」
曜「千歌ちゃん!」
梨子「私と曜ちゃん、どっちを選ぶの!?」
千歌「……へ?」
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2: 名無しで叶える物語(四国地方)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9feb-8qPS) 2016/10/19(水) 17:37:10.86 ID:ZAwIShGO0.net
曜「私達、そろそろ限界なんだ」
梨子「今、この場でどっちを選ぶのか決めて頂戴」
千歌「そう言われても……。千歌、二人が何を言ってるのか、全然わかんないよ」
梨子「だから!」
曜「梨子ちゃん!」
梨子「……。ごめんなさい」
曜「千歌ちゃん。よく聞いてね。私と梨子ちゃんは、千歌ちゃんのことが好きなの。大好きなの。だから、どっちと付き合うのか決めて欲しいんだ」
千歌「わかんない……。付き合うって、どういうこと?私達、今まで付き合ってなかったの?」
梨子「意味が違うわ。私達の言ってる付き合うと、千歌ちゃんの言う付き合うは、全くの別物よ」
梨子「今、この場でどっちを選ぶのか決めて頂戴」
千歌「そう言われても……。千歌、二人が何を言ってるのか、全然わかんないよ」
梨子「だから!」
曜「梨子ちゃん!」
梨子「……。ごめんなさい」
曜「千歌ちゃん。よく聞いてね。私と梨子ちゃんは、千歌ちゃんのことが好きなの。大好きなの。だから、どっちと付き合うのか決めて欲しいんだ」
千歌「わかんない……。付き合うって、どういうこと?私達、今まで付き合ってなかったの?」
梨子「意味が違うわ。私達の言ってる付き合うと、千歌ちゃんの言う付き合うは、全くの別物よ」
4: 名無しで叶える物語(四国地方)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9feb-8qPS) 2016/10/19(水) 17:39:56.19 ID:ZAwIShGO0.net
曜「千歌ちゃんの付き合うは、友達同士ってことだよね?」
千歌「う、うん……」
曜「私達の付き合うってことは、そうじゃない」
梨子「恋人同士になるってことよ」
千歌「恋人同士……?」
梨子「ええ。これでわかってくれたかしら」
曜「私と梨子ちゃんは、千歌ちゃんと恋人同士になりたいんだ」
千歌「きゅ、急にそんなこと言われても……。これまで通り、三人仲良くじゃ……駄目なの?」
千歌「う、うん……」
曜「私達の付き合うってことは、そうじゃない」
梨子「恋人同士になるってことよ」
千歌「恋人同士……?」
梨子「ええ。これでわかってくれたかしら」
曜「私と梨子ちゃんは、千歌ちゃんと恋人同士になりたいんだ」
千歌「きゅ、急にそんなこと言われても……。これまで通り、三人仲良くじゃ……駄目なの?」
5: 名無しで叶える物語(四国地方)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9feb-8qPS) 2016/10/19(水) 17:42:43.28 ID:ZAwIShGO0.net
曜「うん。私達は、それじゃ我慢できない」
梨子「千歌ちゃんを独り占めしたいのよ」
千歌「そんな……」
曜「私と梨子ちゃんはね、確かに友達だよ」
梨子「でも、同時に恋のライバルでもあったの」
曜「千歌ちゃんは知らないと思うけど、何度も喧嘩した」
梨子「もちろん、千歌ちゃんのことが原因よ」
千歌「私の?」
梨子「千歌ちゃんを独り占めしたいのよ」
千歌「そんな……」
曜「私と梨子ちゃんはね、確かに友達だよ」
梨子「でも、同時に恋のライバルでもあったの」
曜「千歌ちゃんは知らないと思うけど、何度も喧嘩した」
梨子「もちろん、千歌ちゃんのことが原因よ」
千歌「私の?」
6: 名無しで叶える物語(四国地方)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9feb-8qPS) 2016/10/19(水) 17:45:36.66 ID:ZAwIShGO0.net
梨子「勘違いしないでね。千歌ちゃんが悪いわけじゃないの」
曜「うん。私達が勝手にやっただけ。どっちのほうが千歌ちゃんにふさわしいかって……」
梨子「結局、どっちがふさわしいかなんて、決着が着かなかったけどね……」
曜「着くわけ無いよね。だって、どっちも千歌ちゃんのことが大好きなんだもん。愛してるんだもん!」
梨子「お互いに、絶対に譲らないに決まってるわ」
曜「だから……」
梨子「だから、方法を変えたの。決着を着ける方法を……」
千歌「それが……」
曜「うん。私達が勝手にやっただけ。どっちのほうが千歌ちゃんにふさわしいかって……」
梨子「結局、どっちがふさわしいかなんて、決着が着かなかったけどね……」
曜「着くわけ無いよね。だって、どっちも千歌ちゃんのことが大好きなんだもん。愛してるんだもん!」
梨子「お互いに、絶対に譲らないに決まってるわ」
曜「だから……」
梨子「だから、方法を変えたの。決着を着ける方法を……」
千歌「それが……」
7: 名無しで叶える物語(四国地方)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9feb-8qPS) 2016/10/19(水) 17:49:35.68 ID:ZAwIShGO0.net
梨子「ええ。千歌ちゃんに決めてもらうことにしたわ」
曜「正直言って、かなり悩んだんだ」
梨子「Aqoursのこともあったから……」
曜「そうだね。私と梨子ちゃんのどっちかが選ばれるってことは、つまり、どっちかは選ばれないってことだもん」
梨子「選ばれた方も、選ばれなかった方も、そして当然千歌ちゃんも、三人とも気まずくなる可能性はある」
曜「そうなったら、本当に最悪の場合、Aqoursが解散しちゃうかもってことも……考えた」
梨子「それでも、私と曜ちゃんは、千歌ちゃんに決めてもらうことにしたの」
千歌「……どうして?」
曜「正直言って、かなり悩んだんだ」
梨子「Aqoursのこともあったから……」
曜「そうだね。私と梨子ちゃんのどっちかが選ばれるってことは、つまり、どっちかは選ばれないってことだもん」
梨子「選ばれた方も、選ばれなかった方も、そして当然千歌ちゃんも、三人とも気まずくなる可能性はある」
曜「そうなったら、本当に最悪の場合、Aqoursが解散しちゃうかもってことも……考えた」
梨子「それでも、私と曜ちゃんは、千歌ちゃんに決めてもらうことにしたの」
千歌「……どうして?」
9: 名無しで叶える物語(四国地方)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9feb-8qPS) 2016/10/19(水) 17:53:43.57 ID:ZAwIShGO0.net
梨子「千歌ちゃんのことを、愛してるからよ」
曜「千歌ちゃんとただの友達同士でいることなんて、もう耐えられない」
梨子「千歌ちゃんと恋人同士になりたい」
曜「千歌ちゃんと愛を語り合いたい」
梨子「千歌ちゃんと手を繋いで海辺を歩きたい」
曜「千歌ちゃんと二人っきりで綺麗な星空を見たい」
梨子「千歌ちゃんとキスをしたい」
曜「千歌ちゃんと抱き合って眠りたい」
曜「千歌ちゃんとただの友達同士でいることなんて、もう耐えられない」
梨子「千歌ちゃんと恋人同士になりたい」
曜「千歌ちゃんと愛を語り合いたい」
梨子「千歌ちゃんと手を繋いで海辺を歩きたい」
曜「千歌ちゃんと二人っきりで綺麗な星空を見たい」
梨子「千歌ちゃんとキスをしたい」
曜「千歌ちゃんと抱き合って眠りたい」
10: 名無しで叶える物語(四国地方)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9feb-8qPS) 2016/10/19(水) 17:57:06.77 ID:ZAwIShGO0.net
曜・梨子「だから!!」
曜「私と!」
梨子「私!」
曜・梨子「どっちと付き合うか決めて!!!」
千歌「わかった……」
曜「千歌ちゃん!」
梨子「ありがとう!」
曜「私と!」
梨子「私!」
曜・梨子「どっちと付き合うか決めて!!!」
千歌「わかった……」
曜「千歌ちゃん!」
梨子「ありがとう!」
11: 名無しで叶える物語(四国地方)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9feb-8qPS) 2016/10/19(水) 18:00:56.29 ID:ZAwIShGO0.net
千歌「最後に、一つだけ聞かせて?」
千歌「本当に……本当にもう、三人一緒に仲良くすることは出来ないのかな?」
千歌「もし出来るなら私、今までの話、全部聞かなかったことにするからさ……」
曜「無理だよ」
梨子「無理ね」
千歌「そっか……」
千歌「わかった……決めた……」
曜・梨子「……」ゴクッ…
千歌「本当に……本当にもう、三人一緒に仲良くすることは出来ないのかな?」
千歌「もし出来るなら私、今までの話、全部聞かなかったことにするからさ……」
曜「無理だよ」
梨子「無理ね」
千歌「そっか……」
千歌「わかった……決めた……」
曜・梨子「……」ゴクッ…
12: 名無しで叶える物語(四国地方)@\(^o^)/ (ワッチョイ 9feb-8qPS) 2016/10/19(水) 18:05:52.50 ID:ZAwIShGO0.net
千歌「キモイ!キモイ!キモイ!キモイ!キモイ!キモイ!キモイ!キモーーーーーーーーーーーーーーイ!!!!!」
千歌「はあぁああ!?!?!?何言ってんの???ほんっっっっと意味わかんないっ!!!!理解不能理解不能理解不能!!」
千歌「まず付き合うって何っ!?はあぁあ!?女同士なんですけどっ!!普通に無理なんですけどっ!!無理無理無理無理無理無理っ!!!」」
千歌「なんで私がどっちかを好きな前提で話が進んでるわけ!?!?恋愛感情とか一切無いんですけどっ!!友達なんですけどっ!!」
千歌「私が原因で喧嘩したんじゃないって!?!?当たり前じゃん!!勘違いとかしてないし!!私なにもしてないじゃん!!!」
千歌「キスしたい!?!?抱き合って眠りたい!?!?はああぁああ!?!?しないっつーのっ!!!」
千歌「もう無理っ!!友達すらやってらんないっ!!一生話しかけないで!!むしろこの世から消えて!!!」
千歌「Aqoursの皆にも全部言うからっ!!今すぐ辞めて!!二人が辞めないなら私が辞めるっ!!!ってなんで私が辞めなきゃなんないのよっ!!!」
千歌「ハアッ!ハアッ!ハアッ!ハアッ!」
千歌「フンッッッ!!!!!!」グルンッ! スタスタスタスタ
曜・梨子「……」
曜・梨子「……」コクン
曜・理子「……」ダキッ
おしまい
千歌「はあぁああ!?!?!?何言ってんの???ほんっっっっと意味わかんないっ!!!!理解不能理解不能理解不能!!」
千歌「まず付き合うって何っ!?はあぁあ!?女同士なんですけどっ!!普通に無理なんですけどっ!!無理無理無理無理無理無理っ!!!」」
千歌「なんで私がどっちかを好きな前提で話が進んでるわけ!?!?恋愛感情とか一切無いんですけどっ!!友達なんですけどっ!!」
千歌「私が原因で喧嘩したんじゃないって!?!?当たり前じゃん!!勘違いとかしてないし!!私なにもしてないじゃん!!!」
千歌「キスしたい!?!?抱き合って眠りたい!?!?はああぁああ!?!?しないっつーのっ!!!」
千歌「もう無理っ!!友達すらやってらんないっ!!一生話しかけないで!!むしろこの世から消えて!!!」
千歌「Aqoursの皆にも全部言うからっ!!今すぐ辞めて!!二人が辞めないなら私が辞めるっ!!!ってなんで私が辞めなきゃなんないのよっ!!!」
千歌「ハアッ!ハアッ!ハアッ!ハアッ!」
千歌「フンッッッ!!!!!!」グルンッ! スタスタスタスタ
曜・梨子「……」
曜・梨子「……」コクン
曜・理子「……」ダキッ
おしまい