9393265将棋の三浦弘行九段(42)に対して将棋ソフトによる不正の疑いが指摘されている問題で、渡辺明竜王(32)が三浦九段の指し手の不自然さを日本将棋連盟の幹部に訴え、対応を求めていたことが20日、わかった。



渡辺竜王によると、三浦九段の指し手について、将棋ソフトの手順と似ているとの指摘が今月、報道関係者から寄せられた。三浦九段が勝った20局のうち4局では、定跡手順を外れて以降の「一致率」が90%を超えたという。


話題の三浦九段の不正疑惑騒動



橋本崇載(ハッシー)棋士のツイートが話題に
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19日、週刊文春が羽生棋士らの極秘会合があったと報道


羽生三冠によるコメント




その後、竜王戦の開幕が15日に迫っていたため、連盟幹部に対応を要請。

渡辺竜王は「トップ棋士でも、ソフトとの一致率は高い人で平均約70%。三浦九段は離席が多く、感想戦で示す手もソフトと一致していた。不正の疑いが強い以上、理事会に対応してもらう必要があると判断した」と話す。

これを受け、谷川浩司会長(54)を始めとする連盟幹部、佐藤天彦名人(28)、羽生善治三冠(46)らによる会合が10日に開かれた。渡辺竜王によると、説明に対し不正を否定する声は上がらなかったという。


将棋不正疑惑問題で棋士説明会 丸山九段「連盟対応は疑問だらけ」


丸山九段は、もともと三浦九段が挑戦者に決まっていた竜王戦7番勝負に、代わりに出場している棋士。
終了後、取材に応じ「発端から経緯に至るまで(連盟の対応は)疑問だらけです」とし、一致率を処分の根拠としていることについても「僕はコンピューターに支配される世界なんてまっぴらごめんです」と強い口調で言っていた。


(source: 朝日新聞デジタル - 三浦九段の不正疑惑 渡辺竜王が将棋連盟に対応要請

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将棋 三浦九段「不正していない」 NHKが単独インタビュー