910 名前:大人の名無しさん[sage] 投稿日:04/09/08(水) 00:20 ID:pDvMi+Ps
もう10年くらい前の話。

飼っていた猫がウイルス感染で白血球減少症になった。
餌も食えず、水も飲めず、うずくまったまま動くこともできず
時折苦しげなうめき声を上げて血の混じった胃液を吐くだけの猫。
獣医さんに連れて行ったら正常なら一万あるはずの白血球が
百しかない、もう助からないと言われた。

獣医さんからの帰り道、助手席の段ボール箱に入れた猫。
動けないはずなのによろよろと這い出して私の膝に乗った。
そして動かなくなった。嗚咽どころじゃない、ダーダー涙が出て
前が見えないくらいだった。

家に着いたらまだ息があった。つーか、今も生きている。
紛らわしいまねすんじゃねーよ。ホントに死ぬときは泣いてヤラネ。