オランダのライデン国立民族学博物館所蔵で、長く作者不明とされてきた6枚の絵。
オランダのライデン国立民族学博物館所蔵で、長く作者不明とされてきた6枚の絵が、江戸時代後期の浮世絵師、葛飾北斎の肉筆画であることが、同博物館の調査で分かった。
欧の水彩画の技法をまねた、北斎としては異色の絵。親交があったドイツ人医師シーボルトらから影響を受けた作品群とみられる。
1枚目が今回北斎筆と判明した絵
Twitterの声
江戸期の絵師たちの間には、外国人から絵を受注できるのは、長崎の出島出入り絵師として認められた川原慶賀(1786~1860)だけと認識され、ひそかに受注した場合は、落款を押さず「作者不明」として描いていたという。
6枚に落款はなく、これまで慶賀や助手らの作と考えられてきたが、調査した同博物館シニア研究員のマティ・フォラー氏は、シーボルト直筆の目録にある「北斎がわれわれ(欧州)のスタイルで描いたもの」などの記述から、6枚は北斎が描き、シーボルトの手に渡った絵であることを突き止めた。
(source: 西日本新聞 - 北斎の肉筆画と判明 「作者不明」水彩画風の6枚 [長崎県])
葛飾北斎の新たな絵画か オランダの博物館が所蔵
オランダのライデン国立民族学博物館所蔵で、長く作者不明とされてきた6枚の絵が、江戸時代後期の浮世絵師、葛飾北斎の肉筆画であることが、同博物館の調査で分かった。
欧の水彩画の技法をまねた、北斎としては異色の絵。親交があったドイツ人医師シーボルトらから影響を受けた作品群とみられる。
1枚目が今回北斎筆と判明した絵
<オランダのライデン国立民族学博物館所蔵で長く作者不明とされてきた6枚の絵が、葛飾北斎の肉筆画だと判明>
— junkTokyo (@junktokyo) 2016年10月22日
上手い人は何しても上手い。浮世絵でも遠近法使ってたしなー。1枚目が今回北斎筆と判明した絵https://t.co/ghMFEZAxpw pic.twitter.com/G6Eu92ebHF
Twitterの声
作者不明だった西洋画の作者が葛飾北斎だったみたいなことらしいけど、つまり日本人画家は浮世絵とか水墨画みたいな絵しか描けなかったのではなく、世間に受け入れられる画風が浮世絵だったってことなの?
— 余生 (@projectyosei) 2016年10月22日
オランダ・ライデン国立民族学博物館で長らく作者不明とされてきた日本伝来の水彩画6枚が、葛飾北斎直筆であることがシーボルトの目録で確認。北斎で西洋画の技法を取り入れたものとしては油絵なんかも残ってるし、まあ描いてないわけないんだよあの画狂老人が。今生きてたらきっと萌え絵描いてたよ
— Akira Ebihara (@otoko_ebihara) 2016年10月22日
江戸期の絵師たちの間には、外国人から絵を受注できるのは、長崎の出島出入り絵師として認められた川原慶賀(1786~1860)だけと認識され、ひそかに受注した場合は、落款を押さず「作者不明」として描いていたという。
6枚に落款はなく、これまで慶賀や助手らの作と考えられてきたが、調査した同博物館シニア研究員のマティ・フォラー氏は、シーボルト直筆の目録にある「北斎がわれわれ(欧州)のスタイルで描いたもの」などの記述から、6枚は北斎が描き、シーボルトの手に渡った絵であることを突き止めた。
(source: 西日本新聞 - 北斎の肉筆画と判明 「作者不明」水彩画風の6枚 [長崎県])
葛飾北斎の新たな絵画か オランダの博物館が所蔵