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http://japanese.engadget.com/2016/10/25/glidic-2/


良コスパでワイヤレスイヤホンデビューにぴったり。新ブランド「GLIDiC」の2モデルレビュー - Engadget Japanese



SoftBank SELECTIONの新オーディオブランド、GLIDiC(グラインディック)。新ブランド発表と同時に登場したワイヤレスイヤホン「GLIDiC Sound Air WS-5000」は税込7992円、「GLIDiC Sound Air WS-3000」は税込4968円(いずれもソフトバンクセレクション価格)と、手を出しやすい価格設定になっています。


iPhone 7/7 Plusが3.5mmヘッドフォンジャックを廃止したことなどを受けて、注目が集まるワイヤレスイヤホン。街で利用者を見かけることが多くなっています。ケーブルが何かにひっかからない快適さは慣れてしまうと手放せなくなるものです。

また、最近のワイヤレスイヤホンはマイクを搭載していることも多く、ヘッドセットとしても使えます。気軽にスマホで音楽を聴いている人にとって、これ以上、便利なガジェットはありません。

7992円ながら高級感ある上位モデル

今回、発表されや2モデルのうち上位となる「GLIDiC Sound Air WS-5000」(以下、WS-5000)は、2015年に発売された同社のハイレゾ対応イヤホン、「music piece SE-5000」の金管楽器のボディをモチーフにしたデザインを踏襲。特にカッパーは「金管楽器」感が強く高級感のある印象になっています。

アルミニウムハウジングなので、決して軽くはありませんが、ポロリと外れやすい印象はありません。気になるようであれば、フィット感を高めるスタビライザーを使えばいいでしょう。イヤーピースはシリコン製で、XS、S、M、Lの4サイズが付属しています。


▲マイク付きリモコンは装着すると右側に。シンプルな構成なので指で触っただけで操作できる

気になる音質は、剛性の高いアルミニウムハウジングによりノイズを低減し、ワイドレンジで歪みのない音を再現しているためか、高音と低音のメリハリが効いている印象。聴き慣れた曲がより鮮やかに聴こえます。また搭載された6mm径のダイナミックドライバーなので高音などがキンキン耳につくこともありません。

電車内や街中など、ワイヤレスイヤホンは周りがうるさい環境で使うことが多いもの。いくら遮音性が高くても、周囲の音は耳に入ってきます。そんな環境でも楽曲にもよりますが、メリハリが効いた派手な音なら、よりよく耳に入ってきます。高級感のあるデザインと合わせ、通勤通学などに最適なモデルでしょう。

高音質で人気のイヤホンをワイヤレス化


▲取り外し可能なイヤホン部分とレシーバー部分で構成されているGLIDiC Sound Air WS-3000。ホワイト、ブラック、レッドの3色

一方、「GLIDiC Sound Air WS-3000」(以下、WS-3000)は、「music piece SE-1000」をワイヤレス化したモデル。安価ながらアルミ切削ボディ、8mm径のダイナミックドライバーを採用したSE-1000をベースに、ワイヤレスに際して、左右の音の信号漏れで発生するノイズを低減させる4芯独立構造のケーブルを採用。ケーブルは絡まりにくいフラットケーブルで、ツートンカラーになっています。

マイク付き、クリップ型のレシーバーはシンプルなレイアウトのリモコンなので、誰でも違和感なく使うことができます。急な着信でも慌てずに電話にでることができるでしょう。レシーバーは長さ51mmと小さくスマートなデザインなので、ジャケットに付けても浮いてしまうことがありません。

安くていい音を実現していたSE-1000の音質はそのまま。低音はしっかりと聴こえ、中高音もあざやか。1万円を超えるモデルと聴き比べればさすがに物足りなくなりますが、スマホ純正のイヤホンや1000円ほどのイヤホンに慣れた人には、その音質の高さは充分なものです。


▲SE-1000と同じくフラットケーブルを採用。ケーブルはツートンカラーになっている

価格、音質、性能。初めての人にピッタリ

現在、2、3千円で手に入るワイヤレスイヤホンにはSBCコーディックにだけしか対応していないものがほとんど。SBCコーディックは音質が悪く、音の遅れが発生。動画を再生した際、映像と音にズレが生じてしまいます。

一方、apt XコーディックやAACコーディックは、SBCと比べて高音質を実現しており、またタイムラグがほとんど発生せず、有線接続と同じように動画を楽しめます。動画を見るのであれば、対応コーディックにも注意しましょう。

AACは主にiPhoneに採用され、apt Xは主にAndroid端末で利用されています。WS-5000はSBC、AAC、apt Xに対応しているため、スマホを問わず高音質を実現。WS-3000はSBC、AACに対応しているためiPhoneでの使用に最適です。

いずれのモデルも、周囲がうるさい電車内などでの使用で充分満足がいく音質を実現。ケーブルがない快適さという、ワイヤレスイヤホン最大のメリットを享受することができます。しかもWS-5000は税込7992円、WS-3000は税込4968円と非常にコスパがよい点も大きなポイント。

「スマホに付いてきたイヤホンが壊れた。いいものが欲しいけど、高いイヤホンは買えない」「ワイヤレスイヤホンを試してみたい」というステップアップをしたい方にピッタリのモデルです。
良コスパでワイヤレスイヤホンデビューにぴったり。新ブランド「GLIDiC」の2モデルレビュー
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