マイクロソフトがWindows伝統の「ペイント」アプリを異次元レベルで機能強化した「Paint 3D」を発表しました。Windows 10 Creators Updateに標準で含まれるアプリケーションで、2D画像に3Dオブジェクトを取り込み、ペイントアプリのような手軽さで加工できます。
登壇したマイクロソフトのミーガン・サンダースは、Windowsスマートフォンで目の前に出てきた砂で作ったお城をぐるっとひと回り撮影し、それをテクスチャも貼り込んだ3DモデルとしてWindows 10 Creators Update上のPaint 3Dに取り込んで、2Dのオブジェクトと同じように自然に加工してみせました。
具体的にどんな動きがするかはその一端がマイクロソフトのツイートで確認できます。
As easy as 1, 2, 3D - it's a snap to create 3D objects from scratch with the new Paint 3D Preview. #MicrosoftEvent pic.twitter.com/HRDjkcZPEm
— Windows (@Windows) 2016年10月26日
3Dオブジェクトに書き込むときちんと表面に描いたようになります。たとえば3Dのスマイリーに髭を書き込んだりサングラスのオブジェクトをかぶせるときちんと球体の表面に描画されます。
Paint 3Dを使って制作した3D作品は3D画像としてFacebookに投稿できるほか、共有ギャラリー「Remix 3D」に保管が可能。他のアプリ、たとえばPowerPointにインポートして利用することもできます。
Paint 3Dは、Windows 10 Creators Updateに標準で含まれます。
(更新中)