ハロウィンイベントが始まったばかりのポケモンGOで、スマホを見ずに遊べる補助アイテムPokemon GO Plus が使えなくなる不具合が発生しています。
現在、 Pokémon GO Plusの機能に障害が起きており、現在調査を進めております。
— Pokémon GO Japan (@PokemonGOAppJP) October 26, 2016
皆様にはご迷惑をおかけしており、誠に申し訳ございません。
症状はポケモンが出現したりポケストップに近づいてもGO Plus が反応しないという、要するに「使えない」バグ。
26日から始まったばかりのハロウィンイベントは、1週間限定でアメが2倍から4倍、珍しいものも含めて特定ポケモンが異常発生する内容です。
大発生するポケモンをPlusのボタンだけで捕らえたり、スマホを使わずアイテム補給などに大活躍するはずの時期だけに、プレーヤーにとってはなんとも残念な障害です。
運営元ナイアンティックは、この問題について「現在調査を進めております」。イベントの開始と前後してアプリのアップデート0.43.4も提供されましたが、このアップデートを適用しても、GO Plusの症状は治らないようです。
ボーナスがあるうちにフル活用しようと勢いづいたトレーナーは出鼻を挫かれたかたちになりましたが、修正よりもある意味で面白いのは、ナイアンティックがイベント期間中にGO Plusが使えなかったことに対して何らかの対応をするかどうか。
運営側はもとよりゲームが完全に作動することやプレーヤー間の公平を保証していませんが、「パンと見世物」を地でゆくタイプのオンラインゲームの世界では、不具合やメンテナンス延長があると「詫びアイテム」などを配ることが常態化しており、当然の権利のように要求するプレーヤーも珍しくありません。
Ingressのナイアンティックが、予想外にヒットしてしまったポケモンGO運営をどう捌くか、過去の基本無料オンラインスマホゲーに学んだのか轍を踏むのか、視点では逆に対応に注目したい案件です。