9398513「発火点は、7月26日に行われた竜王戦決勝トーナメント、久保利明九段との対局です。中盤に押され気味だった三浦九段が終盤に形勢逆転し、92手目で接戦を制した。そのとき、久保九段が連盟に対し、“将棋ソフトを使っているのではないか”と訴え出たと聞きました」・・



三浦九段の先輩にあたるベテラン棋士 「将棋ソフトの不正使用を疑ったのは、久保九段だけではありませんでした。連盟が調査をすると、“控室で寝転がりながらスマホの操作をしているのを目撃した”などと証言する棋士も現れた」

「なおかつ、7月11日の竜王戦決勝トーナメントの準々決勝戦で三浦九段に敗れた郷田真隆王将、9月19日にNHK杯で対戦した橋本崇載八段なども連盟に三浦九段の処分を求めたのです」

さらに、竜王戦決勝トーナメントを勝ち上がった三浦九段が、七番勝負を挑む相手だった渡辺明竜王も疑いを持っていたという。

「これまでに2人は20戦し、渡辺竜王が14勝で大幅に勝ち越している。でも、このときは、三浦九段がセオリーから外れた“桂馬の単騎攻め”という手で流れをつかみました。この一戦が疑いの芽生えるキッカケになったみたいです」


話題の三浦弘行九段の不正疑惑騒動



橋本崇載八段のツイートが話題に
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三浦九段の不正疑惑 渡辺竜王が将棋連盟に対応要請


棋士からの疑惑追及の声は一向に収まらず、遂に日本将棋連盟は10月11日、常務会の場に三浦九段を呼び出し、事情聴取を行うことになった。

「実は、連盟が事情聴取という手段にまで出たのは、三浦九段が使っていたと見られる将棋ソフトを特定することができていたからです。

それは、『技巧』という将棋ソフトで、確かめてみると、三浦九段の終盤における棋譜と93%という一致率だった。これは、ほとんどあり得ない確率です」

三浦九段が否定したため、確証はつかめなかったものの、最初から“真っ黒”という判断に傾いていたのだ・・

(source: デイリー新潮 - スマホ使用疑惑の三浦九段、将棋ソフト「技巧」との一致率は93%

関連リンク: 【将棋】 三浦九段の不正疑惑に新展開! やはりスマホ提出を拒否していたことが判明

三浦九段「不正していない」 NHKが単独インタビュー