1. 魔女たちのお茶会「健康に聞く呪文はこれよ」、みたいな会話を想像できそうな賑やかな風景。2. リング・ア・リング・オー・ローゼズ怪しい魔女の儀式?と思いきや、元ネタがあるらしい。それは「リング・ア・リング・オー・ローゼズ(Ring-a-Ring-o' Roses)」というマザーグースに分類される唄で、子どもたちが手をつなぎ、輪になって唄うそうです。唄の歌詞はこんな感じ。
バラの花輪だ 手をつなごうよ,
ポケットに 花束さして,
ハックション! ハックション!
みいんな ころぼ。
(出典:
Wikipedia)
なんだか日本の「かごめかごめ」のような雰囲気です。この歌詞の起源については、2つの説が存在するそうです。■ロンドンで大流行したペストに由来する説。「バラ」はペスト症状の赤い発疹、「花束」はペストを防ぐための薬草の束、「ハックション」は病気の末期症状、そして最後に「みんな ころぼ」で死んでしまうというもの。■イギリスだけでなくヨーロッパ各地にバラの花が出てくる輪遊び唄が伝わっていることから、この唄の起源はペストではなく「五月祭」で飾られたバラの花輪の名残であるというのが、マザーグース研究家のオーピー夫妻の説です。前述の説とエライ違い。心の汚れた私たち的には、前者の説の方の方がひかれる気がしてしまうのだが、真相はいかに。関連記事: 「徳川埋蔵金の隠し場所の歌との噂もある「かごめかごめ」とかいう古代日本の歌、怖すぎ」3. 1875年頃の魔女たち美しい。
1875年頃の魔女たちの集会のようです。
4. 魔女で女優でこれは可愛らしい魔女さん。と思いきや、どうやら1900年代初頭に活躍したアメリカの女優さんの仮装姿のようです。名前はエドナ・ミレイさん、普段はこんな方。Credit: missedinhistory.com少し憂いを秘めた表情が美しい女優さんです。
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5. 魔女たちの儀式
輪になるのは基本のようです。
6. 暇をもてあました 魔女たちの 遊び
裸で何やってるの?という感じですが、この写真に対する考察に興味深いものがありました。
昔のヨーロッパでは、一種の新興宗教のような怪しいものにはまった女性を「魔女」と呼ぶこともありました。
そして女性たちが集まってしていた遊びの一つに、ほうきの柄に幻覚作用のある薬を塗りつけて跨ぐことで快感を得る、というものがあったといいます。(出典: yngveekern.no) つまり
アレなんですが、もう一つ面白い説があります。
彼女らの快感は、
「空を飛ぶ」くらいに強いものだった、ということから「ほうきに乗って空を飛ぶ魔女」がイメージ付いた、というもの。
勿論仮説のうちの一つですが、これを知ってしまうともう『魔女の宅急便』を清らかな目でみれないかも……。
7. 青い鳥の魔女
こちらも、写真の主はマリア・ガルマノヴァというロシアの女優です。
彼女が1908年、舞台『青い鳥』で魔女役を演じていた時の写真で、モスクワ・アートシアターで撮影されました。
100年以上前ですが、とても迫力があります。
8. 二人の夫をもつイギリスの魔女
彼女は現在もご活躍されている、非常に有名なイギリスの魔女、ジャネット・ファーラー(Janet Farrar)さんの若かりし頃。魔女術の教師でもあり、著述家でもあります。