遊矢「エンタメデュエル…」エクシーズ次元編
遊矢「エンタメデュエル…」シンクロ次元編
の続き
遊戯王ARC-VのIFストーリー
・主な設定は前回を参考
・親父黒幕説もあると思ってるので更新は先になるかもしれませんと言ったな。あれは嘘だ。書きたい時に書くんだよ!
・そういう訳で遊勝や柚子サイドはあんまり出番ないかも
・シンクロ次元編の最後にも言ったが、このスレの遊矢はエンタメしないので、エクシーズ次元編が笑顔で終わる事はない(多分)
権現坂「やはり柚子には繋がらんか…黒咲もレジスタンスの仲間を探しに行ったっきり戻らんし」
沢渡「遊矢とセレナも、二人だけで少し街を歩きたいとか…何考えてんだあいつら」
権現坂「遊矢の事だ、何か考えがあるに違いない。俺達は一刻も早く柚子を見つけるぞ」
沢渡「へーへー、わかりましたよ」
セレナ「待て、私たちは…!」
「いやあああぁぁっ!」
遊矢「………」
セレナ「酷いな…」
遊矢「ああ…」
セレナ「…何故こんな事ができる」
遊矢「………」
セレナ「…アークエリア・プロジェクト…それはエクシーズ次元を破壊し、平和に暮らしていた人々の人生をも奪ってまでするべきことなのか?」
遊矢「少なくとも、プロフェッサーやアカデミアの連中はそう思ってるだろうな。自分達の願う理想郷を創るべく、世界を一つにする。その為になんの関係もないエクシーズ次元の人達に恐怖を与え、ハンティングゲームをするかのように笑いながら襲いかかる」
遊矢「全く、反吐が出る…」
セレナ「遊矢、一ついいか?」
遊矢「なんだ?」
セレナ「もしも、もしもだ。アカデミアが自らの行動を過ちだと認め、償いをするのであれば……お前はアカデミアを許すか?」
遊矢「それはエクシーズ次元のユートや黒咲達が決める事だ。俺にはどうしようもないだろ」
セレナ「私は遊矢の意見が聞きたいんだ」
遊矢「そうだな…仮に俺がユートや黒咲の立場だったとしたなら――」
遊矢「破壊するだろうな、全て」
遊矢「家族を、仲間を、故郷を――このエクシーズ次元と同じようにしたお前たちアカデミアだけが…平和と正義を口にするなど絶対に許さない」
遊矢「大切なものを失う痛みは誰もが同じ。その痛みをアカデミアにも味あわせてやると。それだけを考えるだろう」
セレナ「柚子は言っていた…許す事が、戦争を終わらせる唯一の方法。お前の父親も、きっとそう言うと」
遊矢「それはあくまで榊遊勝の考え方だ。許し…それが戦争を終わらせる唯一の方法だとほざくなら、俺はこう答える」
遊矢「やられたらやり返す…人は決して同じ苦しみを受けずして過ちを認めることはない。どうせ目指すものが同じなら、俺はスッキリする方を選ぶさ」
セレナ「…それが遊矢のやり方か?」
遊矢「ああ、そうだ」
うわあああぁぁっ!
遊矢「?」
「ママ…!」
「た、助けて…!」
「うわああぁぁっ!怖いよぉぉ!ママぁぁぁっ!」
「くっくっくっ…」ガチャ
「やめてぇぇぇっっ!!」
遊矢「おい」
「っ!?」
「こいつっ」
「お前は、榊遊矢!?何故エクシーズ次元に!?」
遊矢「いちいち説明するのも面倒だ。そんなにハンティングゲームがやりたいなら、俺が相手になってやる」
「ひ、ひいっ!」
遊矢「バトルだ!やれ、オッドアイズ・リベリオン・ドラゴン!」
遊矢「反旗の逆鱗 ストライク・ディスオベイ!」
「うあああぁぁぁっ!」LP0
「うあああぁぁぁっ!」LP0
「うあああぁぁぁっ!」LP0
「あ…」
遊矢「…悪いが、ディスクを借りるぞ」
セレナ(遊矢、本当にやるんだな…)
「ま、待ってくれ…!見逃して!助けて…!」
遊矢「見逃して…助けて…お前達はそうやって命乞いをして来たエクシーズ次元の人達を何人カードにして来た?」ガチャ
「お願いだ!何でもする!だから――」
遊矢「やれやれ…」ピッ
「うわああぁぁ――」
「うわああぁぁ――」
「うわああぁぁ――」
「ひっ」
セレナ「怯えるな、私達は味方だ」
遊矢「信じられない気持ちはわかる。でもどうか落ち着いて、少し聞きたい事があるだけです」
「き、聞きたい事って…?」
遊矢「仲間を探してるんです。俺たちと同じ年くらいの少女を見ませんでしたか?顔は彼女にそっくりで、右手にブレスレットをしている」
「知らないわ、そんな若い子なんてここには…」
セレナ「このハートランドがアカデミアに侵略されている事は我々も把握している。その抵抗軍であるレジスタンスはまだ居るのか?」
「レジスタンス…そんなもの、とっくにいなくなった。きっと、一人残らずやられたんだわ」
セレナ「そうか、やはり…」
「何もかも、デュエルのせいよ!」
遊矢(あの時、ロジェが使ったのは次元移動装置…俺達がエクシーズ次元に飛ばされた事を考えると、柚子は他の次元に…?シンクロ次元からなら、スタンダードと融合…となれば、最悪柚子はアカデミアに…)
遊矢「元々はアカデミアの人間でしたが、今の俺達は言うなれば反逆者です。この次元に居るアカデミアは、一人残らず始末する。それまでの間は身を隠していて下さい」
「っ…」
遊矢「大丈夫、俺達の仲間にはレジスタンスの人間もいます。信用するしないは彼の話を聞いてから決めればいい」
「あ…」
「殲滅のサイファーストリーム!!」
うわああぁぁっ!
遊矢「っ!?」
セレナ「遊矢!」
遊矢「今の声、沢渡か…!」
権現坂「ぐああぁぁっ!」LP0
遊矢「沢渡!権現坂!」
「また他にも居たか…」
セレナ「っ!?」
カイト「懺悔の用意は出来ているか?」
遊矢「?」
遊矢(この男、どこかで見た覚えが…)
権現坂「ぐっ…遊矢、セレナ…」
カイト「なるほど…やはりお前達はアカデミア」
沢渡「ちっ…まだ言うか!俺達はアカデミアじゃねえ!」
カイト「アクションフィールド、アクション魔法、そしてペンデュラム召喚…そんなものを使う奴など俺が生まれ育ったハートランドには存在しない」
カイト「何より、その二人の服装とデュエルディスクが何よりの証!」
セレナ「待て、話を聞け!」
遊矢(沢渡と権現坂を二対一で、しかも初めてのアクションデュエルにも関わらず…)
カイト「アカデミアの部隊に俺の抹殺命令が出ていることは知っている。俺一人で多くの兵隊をカードにしてやったからな。当然だろう」
カイト「だがお前らはその数倍、数十倍もの人間をカードにした!だから俺は誓った。お前達が俺の仲間を100人カード化するならば俺はアカデミア兵を1000人カードにしてやると。お前達もそのうちの一枚になる!」ガチャ
セレナ「貴様…!」
遊矢「いいだろう、相手になってやる。セレナは手を出すな」
セレナ「遊矢!」
遊矢「わかってる。アカデミアを敵と思う者を消したりはしない」ガチャ
カイト「懺悔の用意は出来ているか!?」
遊矢「デュエル!」
カイト「デュエル!」
カイトLP4000
遊矢「先行は俺がもらう。俺はスケール2の《法眼の魔術師》とスケール8の《時読みの魔術師》でペンデュラムスケールをセッティング!」
カイト「やはりな」
遊矢「これでレベル3から7のモンスターが同時に召喚可能!」
遊矢「揺れろ、魂のペンデュラム!天空に描け光のアーク!」
遊矢「ペンデュラム召喚!出でよ、我がしもべのモンスターよ!」
遊矢「絶望の暗闇に差し込む、眩き救いの光!《オッドアイズ・セイバー・ドラゴン》!ATK2800」
遊矢「俺はカードを一枚伏せて、ターンエンド」
遊矢(さあ、見せてくれ)
カイト「俺は《光波双顎機(サイファー・ツイン・ラプトル)》を召喚!ATK1600」
遊矢「サイファー?」
カイト「サイファー・ツイン・ラプトルは手札を一枚捨てる事で、自分の手札・デッキからサイファーモンスター1体を特殊召喚する。 この効果の発動後、エンドフェイズまでサイファーモンスターしか特殊召喚できない」
カイト「来い、《光波鏡騎士(サイファー・ミラーナイト
)》!ATK0」
カイト「さらに、自分の場にサイファーモンスターが存在する時、手札から《光波翼機(サイファー・ウィング)》を特殊召喚できる!ATK1400」
カイト「俺はサイファー・ウィングをリリースして、効果発動!自分の場の全てのサイファーモンスターのレベルをターン終了時まで4つ上げる!LV8」
沢渡「こいつは…!」
権現坂「ああ、来るぞ!」
カイト「俺はレベル8のサイファー・ツイン・ラプトルとミラーナイトでオーバーレイ!」
カイト「闇に輝く銀河よ。復讐の鬼神に宿りて我がしもべとなれ!」
カイト「エクシーズ召喚!」
カイト「降臨せよ!ランク8!《銀河眼の光波竜(ギャラクシーアイズ・サイファー・ドラゴン)》!ATK3000」
セレナ「ギャラクシーアイズ・サイファー・ドラゴン…」
沢渡「いきなりエースモンスターを出しやがった…」
遊矢「カイト…?」
遊矢(サイファー…ギャラクシーアイズ…そうか、思い出した。カイト…こいつがお尋ね者のカイトか)
カイト「1ターンに1度、相手フィールドの表側表示モンスター1体のコントロールをエンドフェイズまで得る!」
権現坂「オッドアイズが…!」」
カイト「この効果でコントロールを得たモンスターの効果は無効化され、 攻撃力は3000になり、カード名をギャラクシーアイズ・サイファー・ドラゴンとして扱う。そしてこのターン、このカード以外
コメント一覧
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- 2016年10月30日 21:55
- この前のやつの続編かと思ったら違った