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http://japanese.engadget.com/2016/11/02/kickstater-live/


ライブ配信で出資を後押しする「Kickstater Live」発表。試作品デモやパフォーマンス、コメント機能で視聴者にリーチ - Engadget Japanese
 
クラウドファンディングサービスのKickstarterが、ライブ動画配信機能「Kickstarter Live」を発表しました。クリエイターは出資募集のキャンペーンページに加えてライブ配信でも視聴者にアピールし、その場で出資をしてもらうことも可能となります。

Kickstarterでは、出資を募るクリエイターがキャンペーンページを作り、そこに文章や画像さらに紹介動画をちりばめて、ユーザーに興味を持ってもらう仕組みとなっています。ページに載せる情報はクリエイターが制作するものの、ページのフォーマットはだいたい決まっており、同じような構成のキャンペーンページばかりになってしまう傾向があります。

Kickstarter Liveは、画一的になりがちな出資募集キャンペーンだけでなく、クリエイターが直接ユーザーに向けて製作中のプロトタイプでデモをして見せたり、進捗を説明したり、はたまた「出資の伸びが順調です!ありがとう!」だとか「目標を達成したよ!!」と御礼を述べたりする機会を提供します。
 
 
Kickstarterは過去数週間のベータテストにおいて、例えば音楽作品を制作したい人(アーティスト)ならライブでその楽曲を演奏/パフォーマンスをしてみたり、とある電子機器のプロトタイプや試作段階のゲームの製品化のためにデモンストレーションをしてみたり、はたまた料理ショーをしてみたりと、すでに「あらゆる種類の配信が行われている」としています。

ライブ配信には、送り手と受け手が同じ時間を共有し、映像とともにリアルタイムで意見をやりとりできることから双方の親密度を高める効果が期待できます。また視聴する立場からは、クリエイター本人に直接その場で出資対象についての疑問点などを問い合わせることができる利点もあります。なお、Kickstarter Liveでは視聴者が納得すればその場で出資手続きをすることが可能です。
少し見方を変えれば、これはクラウドファンディング版のテレビショッピング、または実演販売と言えなくもありません。これからはクラウドファンディングで出資を募るクリエイターも、ただ懸命に物を作るだけでなく、出資者の興味をひく見せかたや話しかた、配信の時間帯などを研究しなければならない時代になっていくのかもしれません。
ライブ配信で出資を後押しする「Kickstater Live」発表。試作品デモやパフォーマンス、コメント機能で視聴者にリーチ
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