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http://japanese.engadget.com/2016/11/02/instrumments-01/


ローラー距離計つきスマートペン「InstruMMents 01」が出資募集中。どんなところも測定、スマホで記録・共有 - Engadget Japanese
 
Misfitのチームが設立したInstruMMentsが、どこでも測れるメジャー機能付きスマートペン「01」を発表しました。レーザーポインターで測定ポイントを指し示しつつ先端のローラーを転がせば、移動した距離をスマートフォンに表示します。

InstruMMents "01"

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9 枚

あらゆるものがデジタル化、IT化、スマート化しつつある現代においても、家の中にあるものの長さをはかるときに活躍するのは昔ながらの"物差し"だったりします。もちろん日曜大工などを趣味とする人なら、コンベックスメジャーのようなちょっと便利な巻き尺を使っている場合もあるでしょう。しかし、意外と身近なものの長さを測ろうとすると問題になるのがその形状。表面が湾曲していたり複雑な形状をしていて、定規などでは測りにくいという経験をした人も多いかもしれません。

そこで、地味に役立つのがInstruMMentsの01。シャープペンシルタイプ、スタイラスペンタイプまたはふつうのペンタイプの3種類があり、ペン先の反対側には回転するローラーを備えます。この極小サイズのローラー距離計を転がせば、Bluetoothでペアリングしたスマートフォンに測定距離を表示・記録が可能(もちろんメモに書き留めることもできます)。たとえば筒状の物体の内周を測ったり、地図を広げて道路の距離を測ったりといったことが手軽にできます。
 

Set up grids, hang things equally apart or gauge rough dimensions without your phone. #dimensioning

InstruMMentsさん(@instrumments)が投稿した動画 -

 
ローラー部分にはレーザーポインターを備えており、測定するものに狙いを定めて動かせば、普通よりやや精密な測定も可能、さらにローラーの移動距離に応じて点滅させることもできるので、何かを配置するために一定間隔で印をつけたいというような場面でも重宝しそうです。

InstruMMents 01 は現在、クラウドファンディングサービスIndiegogoにて、製品化のため出資募集キャンペーンを実施中。ただ、単品の出資枠として用意されているのはペンタイプのみで、通常価格より29ドル安の149ドルとなっています。スタイラスタイプおよびシャープペンシルタイプが欲しい場合は、3種類セットで429ドルの出資枠を選ぶほかありません。

記事執筆時点では出資募集期間をまだ1か月ほど残しているものの、目標出資額10万ドルに対してすでに8万6000ドルを集めており、目標達成は堅そうです。ただし、クラウドファンディングのしくみ上、出資をしてもプロジェクトが立ち行かなくなって製品が届かない可能性もゼロではないというリスクは承知しておかなければなりません。

とはいえInstruMMentsは01の出荷時期を2016年12月ごろとしており、出資募集キャンペーンが終了すればすぐにも出荷できる状態にあるようです。このキャンペーンは、実質的にはクラウドファンディングと銘打った予約受付キャンペーンとも言えるかもしれません。
 
ローラー距離計つきスマートペン「InstruMMents 01」が出資募集中。どんなところも測定、スマホで記録・共有
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