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http://japanese.engadget.com/2016/11/04/macbook-pro-magsafe-snapnator-pc-usb-c/


新MacBook Proの充電ケーブルをMagSafe化「Snapnator」発表。スマホや他社製ノートPCなどUSB-C搭載機器にも対応 - Engadget Japanese
10月27日に発表された新しいMacBook ProからはやはりUSB-Cが電源コネクターを兼ねており、MacBookシリーズ伝統のMagSafe電源アダプターが廃止されていました。しかしこれからの季節、こたつの上で作業していてうっかり家族が足を引っ掛けてもMacBook本体ごと畳の上に落下してしまう心配がないMagSafeアダプターに未練がある人は多そうです。

ロサンゼルスに拠点を置くスタートアップSnapnatorは、時代の流れに抗おうとするUSB-C搭載MacBookシリーズオーナーが喜びそうな USB-CをMagSafe化するアダプター 「Snapnator」を開発しました。現在はクラウドファンディングサービスのKickstarterで製品化のための出資を募集しています。

実は、USB-CをMagSafe化するアダプターは2016年1月に老舗アクセサリーメーカーのGriffin Technologyが発表したBreakSafeアダプターがあります。ただ、このBreakSafeアダプターは電源出力60Wまでの対応となっており、新しい15インチのMacBook Pro(87W)では仕様を外れてしまうことになります。Griffin記載の使用可能機種にも、15インチのMacBook Proは含まれていません。
 
 
Snapnatorは外観的にはUSB-Cコネクターですが、そのコネクターの中間部分がMagSafe式にマグネットで分離結合できる仕組みになっています。そして100Wまでの電源供給に対応しているため、15インチのMacBook Pro(Late 2016)でも使用可能。さらに他社製ノートPCやスマートフォン他のUSB-C搭載デバイスにも使えます。

Snapnatorのオス側端子は非常にコンパクトになっており、装着時の出っぱりは5mmほどしかありません。このためたとえばノートPCを斜めに持ち上げた際に、コネクターと机が干渉して端子を痛めてしまう危険性も軽減しています。

記事執筆時点では、Snapnatorを受け取れる出資枠は29ドルから。出荷時期は2017年1月を目標としています。もし15インチのMacBook Proをすでに予約した、または購入検討中でなおかつMagSafeコネクターがあればよかったのにと思われるなら、Snapnatorを検討する価値はありそうです。

ちなみに、MagSafeは電源供給のための端子でしたが、SnapnatorはUSB-C経由でのデータパススルーに対応します。ただし通信速度に関してはMacBook ProがサポートするUSB 3.1 Gen 2(10Gbps)で使えるのか、もしかするとUSB 2.0にしか対応しないのか、Kickstarterのキャンペーンページには記載がありません。充電だけでなく通信速度も求める場合は出資の前にSnapnatorサイドへ問い合わせてみるのが良いかもしれません。

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