『ヤングマガジン サード』連載、「ＴＩＧＥＲ ＭＡＳＫ －シャドウ・オブ・ジャスティス－」の1巻です。
お馴染みのタイガーマスクが近未来を舞台に復活。ただしSFバトルアクションとなっており、中身は別物と言えるぐらいに相当違ってます。「タイガーマスクＷ」とも全く無関係です。

21世紀初頭、突如 人類の一部に特殊能力を持った新人類"アザーズ"が生まれた。その能力は身体を鋼鉄化させたり、刃物にしたり、炎を吐き出したりと人さまざま。この能力を使って犯罪を犯す者(クリミナルアザーズ)が現れる一方で、正義のアザーズは対抗できる組織「虎の穴(タイガーズネスト)」を結成。クリミナルアザーズとタイガーズネストのヒーローとが戦う「ネストショー」は高視聴率番組となっていた。
うーん、どうしても「TIGER & BUNNY」を思い出させますね。またシュワちゃん主演の「バトルランナー」の要素も入ってます。

宝石店をクリミナルアザーズが襲撃したということで、タイガーズネストのヒーローの一人であるメタルマスクが出動。今日も華麗にヒーローが勝つと思いきや、吹っ飛ばされたのはメタルマスクの方。いったい誰がこんなことを？　その者こそ伊達直人ことタイガーマスク！　クリミナルアザーズはタイガーマスクが先に倒しており、メタルマスクまでぶっ飛ばしたのはタイガーズネストのことを嫌っているからです。

これが伊達直人。スラム街の孤児院で働いており、子供の笑顔のためなら無償で悪と戦います。そのことで情報屋のゼブラと対立するのですが、「せめて手の届く限りでいいから救いたい」と自分の意思を貫くのでした。

一方、メタルマスクが何者かに倒されたことでタイガーズネストは大混乱。けれど支部長のミスターＸは誰がやったのかわかっていた。なぜなら彼は かつてタイガーズネストのヒーローだったからだ。3年前のある一件で失踪するまでは…
そこでミスターＸは接触して復帰を呼びかけるも伊達は拒絶。かなり憎んでいることから因縁深い何かがあったのでしょう。

ならばとミスターＸが罠を仕掛けた。タイガーマスクを何としてでも手に入れるために。それは…

犯罪者に仕立てられてしまいました。子供を人質にされて強制的にネストショーに出ることになってしまいます。対戦相手は無敗のチャンピオンのレオン。失踪する前の最後の相手だったらしいけれど伊達の記憶はおぼつかない。そしてレオンからも「俺に唯一 土をつけた男」と言われてます。

レオンの一方的な攻撃が続いてトドメの一撃を入れようとした際に、突如 タイガーマスクに異変が起きた！　身体が漆黒へと変化して周囲の電気機器に異常が発生。どうやらこれが伊達の秘密であり、ミスターＸが欲している能力らしい。
この能力ｆいったい何なのか？　手にするまでミスターＸは諦めないだろう。
　
TIGER MASK -シャドウ・オブ・ジャスティス-(1) (ヤンマガKCスペシャル)
ＴＩＧＥＲ　ＭＡＳＫ　－シャドウ・オブ・ジャスティス－（１） (ヤングマガジンコミックス)　Kindle版
TIGER MASK -シャドウ・オブ・ジャスティス-(2) (ヤンマガKCスペシャル)
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