戻る

このページは以下URLのキャッシュです
http://elephant.2chblog.jp/archives/52182602.html


ウルトラマン ニュージェネレーションバトル|エレファント速報:SSまとめブログ

TOP

ウルトラマン ニュージェネレーションバトル

1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/06(日) 01:51:21.16 ID:2CiHqXMA0


※ストーリー性はないです

※制限時間って何だっけ

※本編との繋がりはないライブステージみたいなノリです



―――ギンガスペース

 ヒュオオオオオ……

ショウ「ぐっ……何だいきなり!?」

ヒカル「雪の季節には早すぎるぜ。何かの怪獣が出たのか……?」

『怪獣ではない。超獣だ』

二人「「!」」

ショウ「この声は……」

ヒカル「まさか……!」

『ワハハハハ! 久しぶりだなぁ、ウルトラマンギンガ! ビクトリー!』

ショウ「お前は……」

ヒカル「ヤプール……!!」




2:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/06(日) 01:52:30.17 ID:2CiHqXMA0


ショウ「馬鹿な、お前は確かにあの時……」

ヤプール『フフフ、ヤプールは不滅だ。別の宇宙に俺と共鳴するマイナスエネルギーが満ちていてな、それによって復活を果たしたのだ!』

ヒカル「くっ……しつこい野郎だぜ。この吹雪はお前の仕業か!」

ヤプール『その通り。出でよ、超獣アイスロン! スノーギラン! フブギララ!』

「ヒャホホホホホホホ!!」 「ガァオオオオオン!!」 「オォォォォォン!!」



no title



ショウ「こいつらは……超獣か」

ヒカル「ご丁寧に三体も呼びやがって。やるぞ、ショウ!」スチャッ

ショウ「ああ!」バッ!!

『ウルトラーイブ! ウルトラマンギンガ!』 『ウルトライブ! ウルトラマンビクトリー!』



3:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/06(日) 01:52:58.91 ID:2CiHqXMA0


ギンガ「ショウラッ!」

ビクトリー「ジュアッ!」

ヤプール『フフフ……行け、超獣軍団!』

アイスロン「ヒャホホホホホホッ!!」

ギンガ「デェイヤッ!」

 襲い掛かってくるアイスロンを迎え撃つギンガ。
 振るわれた鞭を屈んで躱し、タックルを入れる。

アイスロン「ヒュォォルルルルル!!」

ヒカル『この程度の吹雪、ギンガには通用しないぜ!』

ギンガ「ギンガファイヤーボール!!」

 ギンガのクリスタルが赤く染まり、周囲に火球を形成した。
 吹雪を消し飛ばしながらアイスロンに突き進む。しかし――



4:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/06(日) 01:53:29.28 ID:2CiHqXMA0


フブギララ「ゴオオオオッ!!」

 フブギララが両目から放ったレーザーに相殺された。

ギンガ「!」

フブギララ「ゴオオオオオッッ!!」

 続いてその口から冷凍ガスが吐き出される。
 アイスロンも加わり、ギンガを極寒で包み込む。

ギンガ「グッ……デアァッ……!!」


ビクトリー「ジュアッ!」

スノーギラン「グオオオオオン!!」

 時を同じくしてビクトリーはスノーギランと交戦していた。

ビクトリー「ハァッ! ドリャッ!」

 ジャブを数発、続けざまにハイキックを繰り出すが、意外にも身軽なスノーギランの動きに躱されていく。



5:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/06(日) 01:53:57.96 ID:2CiHqXMA0


スノーギラン「ガァオオオオンッ!!」

ビクトリー「ジュアッ……!!」

 スノーギランが放つ冷凍光線に悶えるビクトリー。
 辛うじて横に転がり、更に距離を取る。

ショウ『だったら……これだ!』

『ウルトランス! EXレッドキング・ナックル!』

 ビクトリーの右腕にEXレッドキングの太い腕が重なった。

ビクトリー「オォォ……!! デヤッ!」

 炎を溜め込んだ腕を振ると火球が放たれ、スノーギランを襲った。
 しかしダメージになっている様子はない。超獣の身体からは絶えず冷気が放出されており、命中した時には威力は弱まってしまっていたのだ。

ビクトリー「ドリャアアッ!!」

 ならばと、拳を地面に叩きつける。地中からマグマのようにエネルギーが噴き出し、一直線に地面を這い進む。

スノーギラン「グオオオオオオッ!!」

 するとスノーギランが地面に向けて冷凍光線を放った。
 マグマが凍らされ、勢いが止まってしまう。

ビクトリー「グッ……!」



6:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/06(日) 01:54:28.39 ID:2CiHqXMA0


ヤプール『ハッハッハッ! ウルトラ戦士は寒さに弱いということは分かっている! この冷気の中では本来の力を発揮できまい!』

フブギララ「オ゛ォォォォン!!」

 動きが鈍くなっているところにフブギララが突っ込んでくる。

ギンガ「グッ……! ディヤッ!」

 防御姿勢をとってパンチの連打を凌ぎ、反撃に転じる。
 しかし突き出した拳は軽やかに避けられてしまう。ウルトラマンとは対照的に、超獣たちは寒さの中で活発になっていた。

アイスロン「ヒャホホホホホ!!」

 空いた背中にアイスロンが鞭の連撃を加える。
 厚く積もった雪の中にギンガが倒れる。

ヤプール『今こそ復讐の時! 一気にトドメを刺してしまえ!!』

 次元の歪みからヤプールが声を張り上げた時だった。

「――セエアッ!!」

 吹雪が吹き荒れる空中にワームホールが開き、中からウルトラマンが飛び出してきた。

ヤプール『!』

ヒカル『あれは!』



7:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/06(日) 01:54:59.36 ID:2CiHqXMA0


ヤプール『貴様……ウルトラマンエックスだな!』

エックス『その通り。そういう貴様は悪名高いヤプールだな』

ヒカル『エックス! どうしてここに!?』

大地『久しぶりです、ヒカルさん、ショウさん! 次元の歪みを感知してエックスが教えてくれたんです。これは邪悪な気配がするって』

ヒカル『頼りになるぜ、二人とも!』

ヤプール『グッ……だが貴様もウルトラマンならばこの寒さに弱いはず!』

エックス『それはどうかな?』

ヤプール『何……!?』

 そう言うとエックスは身体を縮こめた。
 その身体に赤いエネルギーが溜め込まれていく。そして勢いよく広げると同時に、一気にそれを解き放った。

エックス「アタッカー……エーーーーックス!!!」

 巨大なX字の炎が地上に着弾する。
 膨大な熱量が雪を溶かし尽くし、その熱気が吹雪をも水に変えてしまう。



8:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/06(日) 01:55:27.06 ID:2CiHqXMA0


 ざあああああ……っと雨のように水滴が落ちる中、エックスが地上に降り立つ。
 ギンガとビクトリーも立ち上がった。

ヒカル『サンキュー。助かったぜ』

ショウ『大地、行くぞ!』

大地『はい!』

「ショラッ!」 「ハア――セェヤッ!」 「ジュアッ!」

ヤプール『ぐぐ……負けるな、超獣共ぉ!!』

アイスロン「ヒョホホホホ!!」

 アイスロンが鞭を振るうが、ギンガは逆にそれを掴んだ。
 ぐいっと引き寄せ、膝蹴りを見舞う。肘打ち、裏拳と続け、反撃の間を与えない。

ギンガ「デヤッ!」

アイスロン「ヒョホホルルルルル……」

 仕舞いには蹴り飛ばし、距離を取る。
 両腕を交差させ、身体の前に円を描くように回す。両腕が一直線になったと同時に、全身のクリスタルが深い青に輝いた。

ギンガ「――ギンガクロスシュート!!」

 アイスロンが最後の抵抗に放った冷凍光線を問答無用で押し返し、流星のような光線が激突する。
 照射が終わると同時に超獣の身体が崩れ落ち、爆発した。



9:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/06(日) 01:55:54.21 ID:2CiHqXMA0


スノーギラン「ガァオオオオオン!!」

ビクトリー「ジュアッ!」

 突進してくるスノーギランだったが、ビクトリーの動きの方が速かった。
 飛び蹴りを腹に食らわせる。怯んだところをEXレッドキングの拳で追撃する。

スノーギラン「グオオオオオオン!!」

ショウ『これで決める!』

『ウルトランス! ハイパーゼットン・シザース!』

 纏ったハイパーゼットンの鋏をスノーギランに突き立てる。
 そこに一兆度の火炎が燃え盛り、超獣の身体が派手に吹き飛んだ。


フブギララ「ゴオオオオオッッ!!」

エックス「テヤッ!」

 エックスはフブギララと対峙していた。
 素早い動きから放たれるパンチやキックを何とかいなしていく。

エックス「Xクロスチョップ!」

フブギララ「オォォォォッ!!」

 エネルギーを纏ったチョップもその腕力で相殺されてしまう。



10:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/06(日) 01:56:23.04 ID:2CiHqXMA0


フブギララ「ゴオォッ!!」

エックス「!」

 両目から放たれた光線を横っ飛びして躱し、同時にXダブルスラッシュを放つ。
 それに相手が怯んでいる隙に、大地はサイバーカードをデバイスにセットした。

『サイバーベムスター ロードします』

 エックスの上半身にベムスターを模した紫色のアーマーが装着される。

『サイバーベムスターアーマー アクティブ!』

フブギララ「オォォォォオオッ!!」

 フブギララが冷凍ガスを吐く。エックスは左腕の盾を構えた。
 その中心にガスが吸収されていく。攻撃が止むと、エックスは盾を翻し、地面に突き立てた。

大地『ベムスタースパウト!』

 反射された冷凍ガスがフブギララに襲いかかる。身動きが鈍くなり、仕舞いには凍り付く。

『サイバーゴモラ ロードします』

 ゴモラアーマーを装着したエックスは、その両爪を固まったフブギララに向けた。

大地『――ゴモラ振動波!』

エックス「――イィッ、サァーーッ!!」

 青い波動が伝わり、フブギララの身体は粉々に砕け散った。



11:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/06(日) 01:56:51.31 ID:2CiHqXMA0


ヤプール『チィッ……』

ヒカル『どうだ! これでお前の野望も終わりだ!』

ヤプール『フン……だがこうなることも想定内だ』

ショウ『……何?』

ヤプール『貴様らウルトラ戦士の絆が固いのは昔からよく知っている。だがその絆が貴様らを敗北へと導くのだ!』

大地『……?』

エックス『何を言っているんだ』

ヤプール『出でよ! ベロクロン! バラバ!』

「グォオオオオオン!!」 「キィィィィイイッ!!」

ヤプール『そしてこれが我が切り札……出でよ! エックスキラー!!』

ショウ『なにっ』

ヒカル『エックスキラーだと……!?』



12:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/11/06(日) 01:57:19.46 ID:2CiHqXMA0


エックスキラー「――――」

 翡翠色の瞳を持つ人型ロボットが出現する。
 右手の刃物を構え、脇目も振らずエックス向けて駆け出す。

エックス「――シュアッ!」

 それを迎え撃つエックス。
 振り下ろされた刃物をゴモラアーマーのアームアーマーで防ぎ、空いた懐を爪で斬りつける。

エックスキラー「
このエントリーをはてなブックマークに追加
Clip to Evernote
    • 月間ランキング
    • はてぶ新着
    • アクセスランキング

    SSをツイートする

    SSをはてブする

    はじめに

    コメント、はてブなどなど
    ありがとうございます(`・ω・´)

    カテゴリ別アーカイブ
    月別アーカイブ
    記事検索
    スポンサードリンク
    最新記事
    新着コメント
    LINE読者登録QRコード
    LINE読者登録QRコード
    スポンサードリンク

    ページトップへ

    © 2011 エレファント速報:SSまとめブログ. Customize by yoshihira Powered by ライブドアブログ