コールオブデューティ(通称CoD)シリーズの最新作『コールオブデューティ:インフィニット・ウォーフェア』が、2016年11月4日に発売されました。
シリーズ初プレイにもオススメなストーリーモード
CoDシリーズがどういうゲームかというと、銃を担いでドカドカドカバリバリバリズダーンズダーンな主観視点アクションゲームです。
実はCoDシリーズに触れるのは本作がはじめてだったのですが、上記の説明でだいたいあってるはず。
本作はおもに普通のストーリーモードとオンラインモードに分かれています。とにかく、ストーリーモード(正確にはキャンペーンモード)の完成度が素晴らしい。
あらすじ
未来の人類は科学がすごい発達して宇宙に住めるようになった……。
でも反乱軍が地球をめっちゃ攻撃してくるので困った……。
主人公は反乱軍をやっつけるためにがんばるのであった……。
あらすじはこんな感じです。
やってみて驚いたのが映像の美しさと映画のような演出の凄まじさ。
これがムービーじゃなくてプレイアブルなゲーム画面です。シリーズ経験済のプレイヤーにとっては新鮮味はないのかもしれませんが、初プレイとなる私にはかなり衝撃的でした。
あと、宇宙船は日本の埼玉で製造されたらしく、それもかなり衝撃的でした。
目の前に巨大クルーザーが突っ込んできたり、宇宙船でバトルしたりといったド派手な演出が息をつく暇もなく襲いかかります。
攻撃手段にも近未来的なガジェットが多く盛り込まれていて子供心をくすぐります(18歳以上向けのゲームです)。
画像の左上で人が浮かんでいますが、味方に反重力手榴弾をぶつけて土壇場で浮かせてしまったところです。ごめん。
「なんかゴチャゴチャした画面だな―」という人もいるかと思いますが(私がそうでした)、基本的には敵を撃ってればどうにかなるシンプルなゲームです。プレイヤーを飽きさせないサプライズが随所に盛り込まれている贅沢な内容で、やめどきが見つかりません。
まだクリアはしていませんが、シリーズ触ったことのない人でも十分に楽しめると思います! 難易度選択もあるので、初プレイでも何度かやればどうにかなるユルさもあります。
あと、この人の顔がなんか好きです。『おしゃれ手帖』のスライというキャラに似ている。
日本ステージの日本語がすごい
本題はここから。
CoDはどちらかといえばオンラインモード、すなわちネット対戦がメインのゲームです。
こちらは初心者にはツラい世界でした(経験者にボコボコにされるから)。もちろん上達の余地はいくらでもあるので、根気よくやればついていけるようにはなると思います。
で、その対戦用ステージの中に『日本の渋谷駅』があるんです。これがすごかった。外国人の考える日本と直訳が凝縮されています。
もともと「珍妙な日本観」は海外ゲームの風物詩のようなところがあるのですが、ここまでストレートなものは久々なので嬉しかったです。
まず巨大招き猫が「ようこそ」とお出迎え。
日本と言えば桜。
「横浜」「福岡市」「大阪市」
時空歪みすぎ。
「高層」
「タワー」
「電話なし」
「戦い!」
「HONG SAUCE 旬の寿司」
もしかして「HONG SAUSE」って「本醤油」の直訳…?
「健康麺屋」「蓮寿司」「居酒屋『村』」
「焼き鳥『焼石』」
「タンシンコー」
「野蛮人」
「開いた」
「ORG新機能」
「キスケパーキング三番町」
「冗談でしょう! いいえ いいえ」
(おそらく東京メトロのマナー広告「家でやろう」が元ネタ)
絵が凝っている。
「時間」「受賞」「ストリーク」
タナカビルディング。
あまりにも雑居すぎないか。
「トラック会社」
「ジンツァイア」「アーケード ビデオゲームの」「野蛮人」
「閉まっている」
「水素ステーション」
「環境にやさしい/保存用燃料/ガスよりも安いです/再生可能エネルギー/いいえ排出しません」
「SHIBUYA」
回転して……
「良い ヌードル」
すばらしいですね。
『コールオブデューティー インフィニット・ウォーフェア」、おすすめです。
あ、ちなみに吹き替えや字幕、インターフェースの翻訳はかなりしっかりしています!
ステージの日本語が珍妙なのは、海外の制作チームが作った部分だからだと思われます。