9408821働く大人の昼食に焦点を当てたNHKのバラエティー番組「サラメシ」で“珍事”が起きた。 「『広島焼き』なんてものは、広島にはありません! 広島について放送するのに、広島人の感情を逆なでしてどうする?」



「広島焼き」なんてものはない!と抗議


「『広島焼き』なんてものは、広島にはありません! 広島について放送するのに、広島人の感情を逆なでしてどうする?」(40代男性)
「広島県人が一番怒る言い方です。『広島風お好み焼き』ならまだ許せる。東京の人が作った番組だと思った」(30代女性)

放送後、広島出身の視聴者からそんな抗議が複数、寄せられたという。


NHKのバラエティー番組「サラメシ」
9408821-2


問題のシーン
9408821-1


Twitterの声








「『お好み焼き』は広島県民のソウルフードで、『お好み焼き』以外の何物でもない。残念ながら、他県で『広島焼き』と呼ばれることがあるのは理解していますが、広島ではケンカの火種になる言い方です」。

広島で、昭和25年創業の老舗お好み焼き店「みっちゃん総本店」を展開する有限会社「いせ」の広報担当者は、そう強調する。

こうした広島の人々の熱い思いを受け、NHK「サラメシ」制作チームは広島放送局からも意見を聞いた上で、番組プロデューサーが「せっかく広島の特集を行ったのに、広島県民の気持ちを損なっては意味がない」と判断。

9月22日昼の再放送では、テロップを「お好み焼き」に修正した。


みっちゃん総本店のお好み焼が出来るまで