まほ「サンダース大学付属高校、西住まほ。短期転校手続きは済ませてきた」
- 2016年11月10日 23:40
- SS、ガールズ&パンツァー
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まほ「私にいい考えがある」
エリカ「はー、和風おろしハンバーグおいしかったー」マンプクー
まほ「エリカ、聞いてるか?」
エリカ「まーた短期転校ガーって言うんでしょう。ダメです」
まほ「今更なぜダメだと言うんだ。今までアンツィオ、知波単、継続、プラウダと渡り歩いて来たのだ。このSSは続きものだが、過去のは見てなくても大丈夫だぞ」
エリカ「残っているのはサンダースと聖グロだけでしょ。サンダースは共学なのでダメです。男がいるような学校へ隊長をやれるものですか」
まほ「聖グロは?」
エリカ「あそこの隊長に感化されてしまうといよいよもって破滅的ポンコツになってしまうでしょ。ダメです」
まほ「でもエリカ」
エリカ「ダーメーでーすー」
まほ「・・・」シュン
エリカ「そ、そんな子犬みたいなかわいい顔してもダメですからね!」
まほ「・・・」シュゥ~ン
エリカ「んぐッ!・・・静まりなさい内なるエリカッ!今はまだ・・・眠りなさい・・・ッ!」グググ
まほ「アンツィオ高校、西住まほ。短期転校手続きは済ませてきた」
まほ「知波単学園、西住まほ。短期転校手続きは済ませてきた」
まほ「継続高校、西住まほ。短期転校手続きは済ませてきた」
まほ「プラウダ高校、西住まほ。短期転校手続きは済ませてきた」
の続編ですが、見ていなくても問題ありません。それぞれの学校にまほが転校し、それぞれの生徒と仲良くなったってだけです
エリカ「まったく、キリっとしてピシっとしてカッコイイ隊長に戻ってもらうにはどうすればいいのかしらね・・・」ハァ~
小梅「エリカさん!大変です!」
エリカ「どうしたの。隊長がまた側溝に足ハマっちゃった?」
小梅「レーダーに反応がありました!それも・・・西住ヘリです!」
エリカ「なんですって!?」
<バババババババ・・・
黒森峰生徒「ヘリだよー」
黒森峰生徒「乗ってる人が顔だしてるね。こっちを見てるみたい」
エリカ「あなたたち!場所を空けなさい!あのヘリには西住流家元が乗ってるのよ!」
西住しほ「・・・」バババババ・・・
エリカ「スーパー西住着地よ!みんな下がりなさい!スーパー西住着地だわ!」
バッ!
ヒューーー
チャクチィ!
しほ「・・・」ゴォォォ・・・
エリカ「スーパー西住着地イエーイ」パチパチ
黒森峰生徒「あ、あんな高いヘリからジャンプした・・・なんで平気なの」
エリカ「地面に激突する瞬間に衝突と完全に同等のパワーを地面に放つことで衝撃を打ち消しているのよ。それがスーパー西住着地」
しほ「出迎え御苦労さま。まほに話があるのだけれど、あの子はどこ?」
エリカ「は、はい!すぐに呼んできます!」
エリカ「どこにもいないじゃない!どこ行ったのよ隊長は!」
小梅「エリカさん、こんなメモが・・・」スッ
【ワレ、サンダースヘ短期転校ス。無頼。マホ】
エリカ「な、な、な・・・なんですってぇ~!?」
小梅「ど、どうしましょう。サンダースに行ったなんてことがもし家元にバレたら・・・」
エリカ「遊んでると思われて怒られるだろうし、よりによって共学の学校だなんて・・・心配性の家元のことだから男子掃討のためにサンダースが滅ぼされてしまうわ・・・」
小梅「こうなったら最後の緊急プランを作動させるしかありませんね・・・」
エリカ「ええ・・・すぐにあの子に連絡を!」
~~~
しほ「遅かったわね、まほ」
まほ(みほ)「は、はい。すみません・・・(ひ~。緊急で来てくれって言われて来てみれば、お姉ちゃんのフリをしろだなんて~)」
エリカ(隊長のカツラ、黒森峰制服、セロテープで目を吊り上げた完璧変装。これでなんとかしのぐしかないわ・・・)
しほ「相変わらず美人ね。それはそうと大事な話があって来たのよ。週末に開催される西住流おイモ掘り大会の打ち合わせに来たの」
みほ(ひ~ん!お姉ちゃん早く戻ってきて~!)
ケイ「HA!ようやくクリアしたわ第2ステージ!待ってなさいよドクターワイリー!今度こそコテンパンにしてやるんだから!」ピコピコ
ナオミ「よく飽きないね。1ステージに8時間も費やすくらいなら新聞のクロスワードやってる方がよっぽどいいわ」
\HAHAHAHAHA・・・/
ケイ「ここまで来るのに半年かかったんだもの。今更投げ出せないわ。それにドンキーコング2は2年かかったの。それに比べりゃEASYよ」
\HAHAHAHAHA・・・/
ドタバタドタバタ ガチャ!
アリサ「大変ですよ大変!ビッグニュースです!」
ケイ「! 銃を仕込んだ傘買ったの!?」
\HAHAHAHAHAHA/
アリサ「・・・違います。これ見てくださいこれ!黒森峰からファックスが来てます!ほら、西住流の西住まほがウチに短期転校してくるって!」
ケイ「知ってるわよ」
ナオミ「知ってるな」
アリサ「・・・」
\HAHAHA・・・/
アリサ「・・・・・・なんで教えてくれなかったんですか?」
ケイ「訊かないんだもんっ♪」
\HAHAHAHAHA/
ケイ「ハ~イマホ~!ウェルカムうでかむどこ噛むね~ん♪」ダキーハグハグー
まほ「世話になるな。ちょっと抱きしめすぎだ。きつい」ムギュムギュ
ケイ「OH!ソーリーソーリーヒゲソーリー、ハワイの皆はゴムゾーリー」テヘッ
まほ「それ前もって用意しといた文句?」
アリサ「全く、来るなら来るで事前に連絡してほしいものね。これから急いで宿泊する部屋とか色々手配しないといけないじゃない」
まほ「?一週間ほど前に連絡をしておいたが」
アリサ「・・・」チラ
ケイ「訊かないんだもん♪」
ナオミ「まあ、立ち話も何だ。学校へ案内しよう。制服も用意してある。きっと似合うさ。あなたのような美人ならね」
まほ「ああ。すまんな」
ナオミ「・・・こいつぁ手ごわいわね」フッ・・・
まほ「こんな感じだ」サンダースッ
ケイ「WOW!とっても似合ってるわ!ベリーフィッティング!」グッジョブ!
ナオミ「想像以上にかわいいよ。美人にはいい服が似合う」
まほ「照れる」
ナオミ「よし、まず1ポイント」グッ
ケイ「それじゃっ、サンダースハイスクールにLET'S GET IT ON!」ダー
まほ「ハツラツとした元気ッ子だな」
アリサ「日本最大級のチームを率いる隊長らしくないって思うでしょ?私もそう思うわ」
\サンダース/
まほ「やはりサンダース大付属・・・かなり大きな校舎だ。変形しそうなくらい大きい。しかし不自然だな。共学と聞いていたが・・・男達の姿が見えんな。達者でやっているのか?」
ケイ「ああ、それならノープロブレムよ!男共はこの学園艦から追い出したわ」
まほ「えっ」
まほ「エリー?サザンか?」
アリサ「黒森峰の副隊長のことよ」
ケイ「マホが来る前にテレフォンがあってね――」
~~~
ケイ「ハーイ、こちらサンダースの金獅子ことケイよ!お電話ありがとうね!だれ?」
エリカ【黒森峰副隊長の逸見よ!そっちにうちの隊長は来てる!?】
ケイ「あ~、エリーね。マホはまだ来てないけど・・・」
エリカ【よかった・・・もうそっちに向かってるみたいだから、隊長をあなた達に任すしかないわ。でも一つだけ聞いてほしいの。どうにかしてサンダースの男子生徒を隊長に近づけないで】
ケイ「あら、こりゃまた難儀な話ね。WHY?」
エリカ【決まってるじゃない!いたいけな隊長が男どもに食べられないためよ!」
ケイ「WHAT?・・・HAHAHA!あなたもジョークがキツイわね!男子がマホを食べちゃうですって?漫画の見すぎよ」
エリカ【いいえ!これはマジメな話よ!男ってのは女を食いものにしちゃうんだから!あなた達も気をつけなさい。男達に食べられちゃうわよ!」
ケイ「!?・・・・・・OK・・・わかったわ。任せなさい」
~~~
ケイ「――私・・・知らなかったのよ。男子が女子を食べちゃうなんて・・・人間が人間を食べるなんて・・・でも言われてみれば合点がいくわ!ゾンビだって人間食べるものね!」
アリサ(ああ~・・・ウチの隊長は見た目イケイケなホットガールなのに中身はピュアピュアハートだってことがバレちゃったわ~・・・この事が外に漏れてバカにされちゃうんだわきっと~・・・)
まほ「・・・そ、そうだったのか・・・」ガクガクブルブル
アリサ(ああ~・・・こっちもかあ~・・・)
ケイ「安心してマホ!もうこのサンダースの学園艦は女だけの花園!気がねなくスクールライフをエンジョイしてね!さ、こっちよ!カムヒア!」ダイターン3!
まほ「サンダースの校舎はまるで大学のキャンパス・・・いや、アメリカのハイスクールだな。スケートボードに乗っている生徒もいるぞ」
ケイ「こっちがマホの教室よ!ロッカーはここ!」
まほ「廊下にずらーっとロッカーが並んでいる。海外ドラマで見るような、いかにもな内装だな」
ケイ「プーッ!廊下にロッカーって!HAHAHAHAHA!マホったらジョークがデリシャスね!」アーハハハハハ
まほ「逆に恥ずかしいからやめてくれ」
ナオミ「これが君専用のロッカーだ。自由に使っていいよ」
ガチャ
優花里「Zzz・・・」
まほ「えっ」
バタン
ナオミ「・・・今ロッカーの中に人が入ってたように見えたんだが」
まほ「こわい」
優花里「っ!?わわ!?て、敵襲でありますか!?」ビクーッ
まほ「君はみほの友人の・・・」
優花里「!?ににににに西住殿の姉上殿!?ななななななぜこのような所に!?」
アリサ「こっちの台詞だわ!なんであなたロッカーの中で寝てんのよ!」
優花里「あわわ!すみません!すぐ出ます!」ガラガラドンガラガシャーングワングワンン~
ナオミ「落ち着け」
優花里「申し遅れました!わたくしオッドボール三等軍曹改め、大洗女子戦車道チーム所属の秋山優花里であります!」ビシ
まほ「うむ」ビシ
アリサ「いや敬礼とかいいから何でロッカーの中で立ち寝してたのよ。また偵察に来たってんならまだしもロッカーの中に突っ込まれるようなことになるわけないわよ」
優花里「はい、実はですね――」ホワンホワンホワ~ン・・・
――大洗女子学園
華「はーち、きゅーう、じゅーう、もういいですか~?」
ヤダモー>
華「・・・・・・もういいですか~?」
ヤダモー>
華「・・・・・・もういいですか~?」
イイヨモー>
華「さあ!探しますよ~!わたくし見つけるの得意なんです!」
タタタ・・・ \エルヴィンサン、ミーツケマシタワ!/ \ホシノサン、ミーツケマシタワ!/ \マコサン、ネテルノデスカ?/
コンテナ<・・・
優花里「ふっふっふ・・・いくら五十鈴殿と言えども、この物資コンテナの中
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