9410233福島第一原発事故後に福島県から横浜市に避難した中学1年の男子生徒が、当時転校した小学校の同級生らから「(東電から)賠償金をもらっているだろう」などと言われるいじめを受け、遊ぶ金も払わされていたことが、分かった。男子生徒は不登校が続いているという。



原発避難男子にいじめ、市立小の対応不十分


男子生徒は原発事故が起きた11年に同市立小に転校。その後2~5年生の間、福島県から避難してきたことなどを理由とするいじめを受けたという。

男子生徒側の説明では、5年生だった14年に、同級生らがゲームセンターで遊ぶ金として1回当たり5万~10万円を複数回にわたって支払った。この後、男子生徒は不登校になったという。


福島第一原発 爆発の瞬間



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保護者は同年5月、学校に相談。だが、当事者に対する聞き取りもできずに学校の調査が進まなかったため、昨年12月に市教委に訴えた。


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