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マーク・キューバン、ヴィーナス・ウィリアムズ、ジャック・ウェルチ、カーク・ハメット、ロジャー・ペンスキーの5人は全員ががとんでもない成功を掴んだ人物である。
彼ら一人一人には、いくつもの傑出した特質があるという。業種は違えど、それがそれぞれの成功の基礎になっているのかもしれない。
中でも特に素晴らしいと思える、彼らが常日頃心がけている習慣を各人1つずつピックアップした記事が紹介されていたので見ていくことにしよう。
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“寛大な遺伝子”を持つリーダーを探す(ジャック・ウェルチ)
ジャックは、”寛大な遺伝子”を持たない偉大なリーダーなどお目にかかったことがないと感じている。これを持つリーダーは、人々に昇給や昇進を惜しみなく与え、他人の成功を我がことのように喜ぶ。
「人の上に立ったら、もうそれはあなた個人のことではありません。あなたのチームのことになります。それを自分だけのことと考えているようなリーダーは必ず失敗します」
要するにジャックは、偉大なリーダーなら誰もが自身の成功は他人の成功によってもたらされると判断するはずだと感じているのだ。
常に”そして”(ビーナス・ウィリアムズ)
ヴィーナスはテニスで大成功を収めたが、別のキャリアの構築にも取り組んでいる。彼女は明らかに”そして”の人だ。これをやって、そしてこれをやって、そしてこれをやる……。
「私には当たり前のことですよ」と彼女。「若い頃から、学校で同時にいくつもの得意分野を作る方法を学ばねばなりませんでした。家ではただアスリートでいることは許されず、学生でなければならなかったし、父からは起業家であれと躾られました。テニスの大会に行くときは、車の中で父が競売物件の買い方のテープを流すんです。8歳と9歳の子供が競売でお金を稼ぐ方法に耳を傾けなければならなかったんですよ」
「あまり理解していなかったんですが、問題はそうしたことじゃないんです。だって、父が教えようとしていたのは、複数の事柄をこなそうという心構え、起業家精神、自分で道を切り拓くという意識だったんですから。だから、私にとっていろいろな分野に長けているっていうのは普通のことなんです」
複数の分野で傑出する。これをあなたにとっても普通のこととすべきだ。誰もが一つ以上のことに取り組む力を持っており、適切に選んでいれば、それらはお互いに補い合ってくれる。
できる時にする。一瞬の力(マーク・キューバン)
GrowCo社のイベントに参加したあるボランティアが、どうしてもマークに会いたいと一日中楽屋に待機していた。マークはメディアからインタビューを受けており、そろそろ登壇の時間が迫っていた。人々は彼をステージのドアへと急き立てていた。
だが、そのボランティアから声をかけられて、彼は嬉しそうに足を止めた。決して不承不承というのではなく、微笑んで、彼に一緒に写真を撮ろうと提案していた。
その瞬間こそが、自分に何ができるかと思い出すべき瞬間だ。そう、私たちは常に惜しみなく人に手を差し伸べられるわけではない。頼みごとに対して、それがどれほど心からの願いであるかにかかわらず、いつでもまとまった時間を割けるわけでもない。
だが、束の間だけならいつでも親切にできる。それをマークは実践している。分刻みのスケジュールに追われていながらも、彼は見知らぬ男性のために足を止めて親切を行なった。ただそうできたというだけの理由で。
きっとその男性はこのことを一生忘れないだろう。そして、いつか彼が起業家として成功した暁には、きっと若い起業家たちに同じように接するに違いない。
できるときは必ず立ち止まって親切にする。その小さな行為が大きな違いを生み出す。
瞬間に全力投球(カーク・ハメット)
ロック最大のギタリストを挙げろと言われたら、誰の名を思い浮かべるだろうか。カークは30年以上も大勢の観衆の前でギター演奏し続けてきた。
そんな彼はこう話す。「僕はすごく内向的なんだ。有名になると考えるだけで怖くなってくる。人が集まる場は本当に苦手なんだよね」
それでこんな質問をしてみた。「部屋でギターを練習していたかと思えば、4万人の前でソロを披露するわけですが、どうやってそのギャップを埋めるんですか?」と。
「同じことさ」と彼。「ギャップなんてないよ。部屋でギターを弾くときも、大観衆の前で弾くときもその瞬間に全力投球するだけだ。ステージの上にいるときは、3人の仲間と空っぽの部屋にいるみたいだ。そこにたまたま4万人が居合わせたみたいな感じ。ただ、ギターを弾いて、最善を尽くすだけだね」
その瞬間に没入して、全力を尽くせば、魔法が生まれる。
積極的にそういった瞬間を作り出そう。成功する秘訣であるだけでなく、あなたが最大限に生きる秘訣でもある。
目の前のことに集中(ロジャー・ペンスキー)
ロジャーは325店以上もの自動車販売店と24万台を備えるトラックリース会社のオーナーであり、様々な製造業に関心を示している。
彼のレーシングチームは400勝以上を上げ、インディ500優勝16回、デイトナ500優勝2回を含め、29度のチャンピオンシップを獲得してきた。
非常に大きな視野が必要である。大局に集中せねばならない。それがロジャーだ。
彼はそうする……いや、しないとも言える。彼は毎年100万キロを飛び回り、販売店と工場とチームを直接自分の目で見て回る。経営状態をきちんと実感するには、指で触れてみるしかないとロジャーは感じている。
ならばあなたもそうすべきだ。神は細部に宿るのだ。
ジャックは、”寛大な遺伝子”を持たない偉大なリーダーなどお目にかかったことがないと感じている。これを持つリーダーは、人々に昇給や昇進を惜しみなく与え、他人の成功を我がことのように喜ぶ。
「人の上に立ったら、もうそれはあなた個人のことではありません。あなたのチームのことになります。それを自分だけのことと考えているようなリーダーは必ず失敗します」
要するにジャックは、偉大なリーダーなら誰もが自身の成功は他人の成功によってもたらされると判断するはずだと感じているのだ。
ジャックウェルチ:アメリカ合衆国の実業家。1981年から2001年にかけて、ゼネラル・エレクトリック社の最高経営責任者を務め、そこでの経営手腕から「伝説の経営者」と呼ばれた。
常に”そして”(ビーナス・ウィリアムズ)
ヴィーナスはテニスで大成功を収めたが、別のキャリアの構築にも取り組んでいる。彼女は明らかに”そして”の人だ。これをやって、そしてこれをやって、そしてこれをやる……。
「私には当たり前のことですよ」と彼女。「若い頃から、学校で同時にいくつもの得意分野を作る方法を学ばねばなりませんでした。家ではただアスリートでいることは許されず、学生でなければならなかったし、父からは起業家であれと躾られました。テニスの大会に行くときは、車の中で父が競売物件の買い方のテープを流すんです。8歳と9歳の子供が競売でお金を稼ぐ方法に耳を傾けなければならなかったんですよ」
「あまり理解していなかったんですが、問題はそうしたことじゃないんです。だって、父が教えようとしていたのは、複数の事柄をこなそうという心構え、起業家精神、自分で道を切り拓くという意識だったんですから。だから、私にとっていろいろな分野に長けているっていうのは普通のことなんです」
複数の分野で傑出する。これをあなたにとっても普通のこととすべきだ。誰もが一つ以上のことに取り組む力を持っており、適切に選んでいれば、それらはお互いに補い合ってくれる。
ビーナス・ウィリアムズ:アメリカ・カリフォルニア州リンウッド出身の女子プロテニス選手。オリンピック金メダル4個獲得は、男女通して妹のセリーナ・ウィリアムズと並び歴代1位タイ。
できる時にする。一瞬の力(マーク・キューバン)
GrowCo社のイベントに参加したあるボランティアが、どうしてもマークに会いたいと一日中楽屋に待機していた。マークはメディアからインタビューを受けており、そろそろ登壇の時間が迫っていた。人々は彼をステージのドアへと急き立てていた。
だが、そのボランティアから声をかけられて、彼は嬉しそうに足を止めた。決して不承不承というのではなく、微笑んで、彼に一緒に写真を撮ろうと提案していた。
その瞬間こそが、自分に何ができるかと思い出すべき瞬間だ。そう、私たちは常に惜しみなく人に手を差し伸べられるわけではない。頼みごとに対して、それがどれほど心からの願いであるかにかかわらず、いつでもまとまった時間を割けるわけでもない。
だが、束の間だけならいつでも親切にできる。それをマークは実践している。分刻みのスケジュールに追われていながらも、彼は見知らぬ男性のために足を止めて親切を行なった。ただそうできたというだけの理由で。
きっとその男性はこのことを一生忘れないだろう。そして、いつか彼が起業家として成功した暁には、きっと若い起業家たちに同じように接するに違いない。
できるときは必ず立ち止まって親切にする。その小さな行為が大きな違いを生み出す。
マーク・キューバン:アメリカ合衆国の実業家。1983年コンピュータコンサルティング会社の MicroSolutions 社を起業。同社は8年で売上3000万ドルを記録する大企業に成長し、1990年の CompuServe への売却で巨万の富を得る。
瞬間に全力投球(カーク・ハメット)
ロック最大のギタリストを挙げろと言われたら、誰の名を思い浮かべるだろうか。カークは30年以上も大勢の観衆の前でギター演奏し続けてきた。
そんな彼はこう話す。「僕はすごく内向的なんだ。有名になると考えるだけで怖くなってくる。人が集まる場は本当に苦手なんだよね」
それでこんな質問をしてみた。「部屋でギターを練習していたかと思えば、4万人の前でソロを披露するわけですが、どうやってそのギャップを埋めるんですか?」と。
「同じことさ」と彼。「ギャップなんてないよ。部屋でギターを弾くときも、大観衆の前で弾くときもその瞬間に全力投球するだけだ。ステージの上にいるときは、3人の仲間と空っぽの部屋にいるみたいだ。そこにたまたま4万人が居合わせたみたいな感じ。ただ、ギターを弾いて、最善を尽くすだけだね」
その瞬間に没入して、全力を尽くせば、魔法が生まれる。
積極的にそういった瞬間を作り出そう。成功する秘訣であるだけでなく、あなたが最大限に生きる秘訣でもある。
カーク・ハメット:アメリカのヘヴィメタルバンド、メタリカのギタリスト。
目の前のことに集中(ロジャー・ペンスキー)
ロジャーは325店以上もの自動車販売店と24万台を備えるトラックリース会社のオーナーであり、様々な製造業に関心を示している。
彼のレーシングチームは400勝以上を上げ、インディ500優勝16回、デイトナ500優勝2回を含め、29度のチャンピオンシップを獲得してきた。
非常に大きな視野が必要である。大局に集中せねばならない。それがロジャーだ。
彼はそうする……いや、しないとも言える。彼は毎年100万キロを飛び回り、販売店と工場とチームを直接自分の目で見て回る。経営状態をきちんと実感するには、指で触れてみるしかないとロジャーは感じている。
ならばあなたもそうすべきだ。神は細部に宿るのだ。
ロジャー・ペンスキー:アメリカ合衆国の実業家、元レーシングドライバー。アメリカにおいては、自動車レース界のビッグ・ネームであるため、レーシング・チーム(インディカー・シリーズの名門、ペンスキー・レーシング)のオーナーというイメージが強いが、自己所有のペンスキー・グループをはじめ、数々の企業を展開、参画しているvia:5 Daily Habits of 5 Incredibly Successful People (Including 2 Billionaires)/ translated hiroching / edited by parumo
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コメント
1. 匿名処理班
共通項は、精進し続けることと、謙虚であること…そしていつでも本気で挑み続けること。
2. 匿名処理班
ああ…うん…俺には無理だわ…
3. 匿名処理班
何故ここにカークがいる・・・
4. 匿名処理班
生まれた時から負け組のおいらも同じように心掛けているが、スタート時点から違うような気がする。
5. 匿名処理班
平凡な人生でOKだけど、心に留めておくよ。
6. 匿名処理班
お金持ちには程遠いけど、この中で実践している事は
幾つか有りますね。
瞬間に全身全霊で挑む、些末な結果や事象でも記録しておく、無駄なお金は持ち歩かない、高額決裁が可能なカードは持ち歩かない、多岐に渡り見聞を拡げる、ですね。
おかげで、車なんかは自分でバラバラに分解して修理出来るまでになりました、って金持ち関係ね〜!!(笑)
7. 匿名処理班
表に出て来ないお金持ちさんがどんな集金方法取ってるのかが気になる
8. 匿名処理班
二枚目の写真、妹のセレナ・ウィリアムスっぽいよ
姉妹で似てる顔だし見慣れない黒人の顔だから自信なかったけど、画像検索でも同じ写真がセレナで出てくるよ
9. 匿名処理班
成功した人を真似ても成功できるわけないよな
10. 匿名処理班
もしかしたらその気持ちは1メートルちょい程度の低い崖から降りるときと同じ不安でしかないかもよ
やってみてないだけかも
11. 匿名処理班
当然っちゃあ当然のことなんだけど、それが出来ないのが凡人なんだよな・・
12. 匿名処理班
ビィーナスの写真がセリーナになってる
13.
14. 匿名処理班
まさかここでカークを見るとは。
15. 匿名処理班
ロジャーは325点以上もの自動車販売店
↓
ロジャーは325店以上もの自動車販売店
16. 匿名処理班
こういった成功者に関する記事の場合、「これをやれば成功する」ってわけじゃあないからなあ。
「成功した人はこれをやっていた」ってだけで、「失敗した人もやっていた」んだろうし。
17. 匿名処理班
習慣が人を造る、だな
18. 匿名処理班
七つの習慣ならぬ5人の習慣か
19. 匿名処理班
まあ、この手の事は考えてやってるうちは意味無いと思うわ
20.
21. 匿名処理班
生存バイアスでぐぐろう
成功者のストーリーの影には多くの失敗者がいる