福島原発事故による避難民の子供が、イジメを受けていたことがわかりました。
画像:【横浜市教育委員会の第3者委員会による会見】
FNN
10日に報じられたもの。
9日、横浜市教育委員会の第3者委員会が開いた記者会見によると、現在中学1年生になる男子
生徒は福島で起きた東京電力福島第一原発事故後、避難するため、小学2年生のときに神奈川
県横浜市へ移住。
画像:【福島の子供たち】
http://www.ibtimes.co.uk/japan-marks-third-anniversary-tsunami-fukushima-disaster-1439861
移住直後から、同市の小学校で、同級生などから
「(名前をつけて)○○菌」
「東電から賠償金もらってるんだろう?よこせよ」
などと侮辱を受け、現金5~10万円を計10回恐喝され、断続的に不登校になったとのこと。
しかし、学校側は十分な対応をせず、イジメ受けた生徒の親と電話対応だけで済ませていました。
第3者委員会はイジメの実態をまとめ、
「学校カウンセラーを保護者の元に派遣もせず、児童に対する十分な理解をする教育活動もみられなかった。
学校や教育委員会の対応は教育の放棄に等しい。猛省を促したい」
と厳しくその姿勢を非難しました。
生徒は現在、カウンセリングを受けています。
子供は良くも悪くも純粋ですから、イジメに発展したのでしょうが、十分なフォローやケアを怠った
学校などはひどいですね。
イジメを受けた生徒は心の傷を負い、トラウマになりかねません・・