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http://japanese.engadget.com/2016/11/11/vr-htc-vive-vive-x/


VRヘッドセットHTC Viveを無線化する公式キット、数量限定で予約受付。Vive Xアクセラレータから製品化 - Engadget Japanese


HTCが、VRヘッドセット Vive の無線化アップグレードキットを公開しました。ケーブルに縛られることなく、VR空間を自由に移動できるようになります。


HTC が公開したのは、Vive X アクセラレータプログラムに選ばれたスタートアップTPCAST製のアクセサリ。Viveのハッドバンドの頭頂あたりに送受信機を、後頭部にバッテリーを取り付ける構造です。

HTC Vive は当初からある程度の広さを移動できるルームスケールVRを売りにしていましたが、PCとの接続は有線のため、歩き回ってケーブルを引っ掛けないよう注意したり、あるいはバックパック型PCのようなものを使う必要がありました。

TPCASTのアドオンアクセサリを使えば、室内ならばPCから離れても無線で自由に歩き回ってVR体験ができるようになります。



VRといえば脳を騙すために滑らかで遅延の少ない描画が重要ですが、HTC Vive の中国プレジデント Alvin W. Graylin 氏は無線接続時も「気づくほどの遅延はない」としています。

一方、無線になったことでバッテリー駆動時間の制約があります。現状で用意される標準バッテリーパックの駆動時間は1時間半。今後は大型のバッテリーを提供する予定ですが、そちらはヘッドセット合体ではなくポケットなどに収めて電源ケーブルで接続する仕組みになる見込みです。

TPCAST VIVE無線アップグレードキットの価格は1499人民元 (約2万3500円)。中国のHTC Vive サイトで、日本時間の11日24時から数量限定で予約を受け付けます。出荷は2017年Q1の予定。海外からでも注文可能ですが、HTC Vive のシリアルナンバーを入力した所有者からの注文が優先されるとのこと。


VRヘッドセットHTC Viveを無線化する公式キット、数量限定で予約受付。Vive Xアクセラレータから製品化
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