JR博多駅前で発生した大規模陥没事故は、地表近くまでの埋め戻し作業がほぼ終わったことで、10日朝から通信ケーブルやガス管などの復旧に向けた作業が始まった。作業の裏では、資材を集め、搬送した業者の奮闘があった。
「新たな仕事は受けるな!」穴埋め処理土 9時間後に用意
「道路が陥没し、大変なことになってしまった。流動化処理土での埋め戻しを検討している。いつまでに、どれぐらい用意できるか教えてほしい」
陥没発生から約4時間後の8日午前9時半ごろ、処理土の生産プラントを持つ建設業「環境施設」の営業課長、井久保憲一氏に電話がかかってきた。相手は事故現場の地下鉄延伸工事を施工したJVの担当者だった。
処理土はセメントや粘土を含んだ特殊な土。コンクリートのように固まりやすい性質を持ち、そのため、作り置きはできない。必要に応じて生産するしかない。
話題となっている博多駅前の陥没事故
穴すべてを埋めるには7千立方メートルの、地表近くまで埋めるだけで4千立方メートルの処理土が必要となる。
「緊急事態だ。新しい仕事は受けるな!」。社内に号令が飛んだ。井久保氏は、すぐさまプラントの状況を確認し、運搬するミキサー車確保に走った。
実は、福岡に多い炭鉱跡地では、陥没事故が度々起きている。同社などは事故処理を通じ、緊急時のノウハウを蓄積した・・
関連リンク: 博多の大陥没をタモリが予言していた!?と話題に 「ブラタモリ」で地盤の弱点見抜いていた
博多道路陥没事故 ライフラインの復旧進む
「新たな仕事は受けるな!」穴埋め処理土 9時間後に用意
「新たな仕事は受けるな!」穴埋め処理土 9時間後に用意 事故処理ノウハウ蓄積https://t.co/n4BTjJNq9n #博多駅前陥没 pic.twitter.com/Q1RchIPYcF
— 産経ニュース (@Sankei_news) 2016年11月10日
「道路が陥没し、大変なことになってしまった。流動化処理土での埋め戻しを検討している。いつまでに、どれぐらい用意できるか教えてほしい」
陥没発生から約4時間後の8日午前9時半ごろ、処理土の生産プラントを持つ建設業「環境施設」の営業課長、井久保憲一氏に電話がかかってきた。相手は事故現場の地下鉄延伸工事を施工したJVの担当者だった。
処理土はセメントや粘土を含んだ特殊な土。コンクリートのように固まりやすい性質を持ち、そのため、作り置きはできない。必要に応じて生産するしかない。
話題となっている博多駅前の陥没事故
すごい。博多の陥没現場すごい。ミキサー車の入れ替えがすごい。
— Mr.Densha (@mrdensha) 2016年11月8日
交代車が来るとほとんどラグなしで作業現場から出ていって、間髪入れず交代車がバックで所定位置に入る。作業にあたる車が欠けてる時間がほぼゼロに等しい。
動きに無駄がなさすぎて美しくさえある。職人や。 pic.twitter.com/VKv1gZVrPT
博多の復旧すげーな、もう陥没した穴の中に直接ダンプ入って作業するレベルまで埋まってる… https://t.co/SRlKW0gTWk pic.twitter.com/Kf6FpIYPnj
— おぐ(C91三日目東チ-46a) (@OGUoT) 2016年11月10日
博多駅前陥没の復旧作業早いなw
— @ハンキー (@hanky_0616) 2016年11月10日
大雨の中大変そう pic.twitter.com/qSLZ0rHnup
穴すべてを埋めるには7千立方メートルの、地表近くまで埋めるだけで4千立方メートルの処理土が必要となる。
「緊急事態だ。新しい仕事は受けるな!」。社内に号令が飛んだ。井久保氏は、すぐさまプラントの状況を確認し、運搬するミキサー車確保に走った。
実は、福岡に多い炭鉱跡地では、陥没事故が度々起きている。同社などは事故処理を通じ、緊急時のノウハウを蓄積した・・
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博多道路陥没事故 ライフラインの復旧進む
他の建物も倒壊してるよね