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「遊星からの物体X」で公開されなかったクリーチャーたち(※閲覧注意) : カラパイア

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 いったいどれが人間でどれがそれ(THE THINGS)なのか?SFホラーファンなら一度は見たことがあるであろう金字塔を立てた「遊星からの物体X(THE THINGS)」。

 南極基地に不時着したUFOがもたらしたものは地球上の生物の体を乗っ取る謎生物の存在だった。それに立ち向かう隊員達の姿を描いたこの作品は、1982年に上映され、続編が期待されつつもなかなか進まず、ユニバーサル・ピクチャーズが2011年、その前日談を描いた「遊星からの物体X ファーストコンタクト」をようやく公開した。

 だがこの続編はもともとは2004年、Syfyチャンネルで制作する予定だったそうだ。実際は公開されなかったものの、企画段階でデザインされた数々のクリーチャーが公開されていた。
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THE THING DESIGN PITCH REEL 2004 to 2011

 これらのクリーチャーはSFXスタジオ「V.G.P. Effects and Design」を運営するヴィンセント・ガスティーニ氏が公開したものだ。

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 当時人類SOS!(The Day of the Triffids)のリメイク版のクリーチャーデザインを手掛けていたガスティーニ氏の作品に感銘を受けたSyfyチャンネルは、氏に電話で遊星からの物体Xのクリーチャー制作の依頼をした。

 ところがSyfyチャンネル内のいざこざでその企画は頓挫。この企画はユニバーサル・ピクチャーズが引き継ぐこととなり、その際関連する制作会社も変わったことから、これらのクリーチャーデザインはボツになったのだという。

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 紆余曲折を得たが、完成した「遊星からの物体X ファーストコンタクト」はCGがふんだんに使われ、その完成度も高い。


The Thing (2011) - All Sightings

 そういえば1982年版の遊星からの物体Xだが、人間と「それ」の見分け方が最近になって明らかになったようだね。

 人物の瞳をよく見ればわかるそうだ。もし瞳に少しでも「光」があれば人間で、なければ「それ」なんだそうだ。マンガなどでも人物の眼には光や星などが混入されていることが多いが、あれが「地球内生命体の源」であり、なければ「それ」ってことで、もう一度そこに注意して、「遊星からの物体X」を見直してみるのもいいかもしれないね。

遊星からの物体X [Blu-ray]


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