1: 砂漠のマスカレード ★@\(^o^)/ 2016/11/12(土) 06:28:31.25 ID:CAP_USER9.net
広岡 達朗
巨人が外野手・大田泰示を日本ハムとトレードした。
巨人は大田と公文克彦投手、日ハムからは吉川光夫投手と石川慎吾外野手の、2対2のトレードである。
大田は平成20年(2008年)のドラフト1位で東海大相模高校から入団した。毎年「将来の4番候補」と期待されたが、
今季も62試合に出場して打率.202、4本塁打に終わった。
私はこのトレードのニュースに愕然とした。歴代の監督・コーチに「大田を大成させるために、あらゆる努力をしたか」と問えば、
口をそろえて「した」というだろう。しかし、私はそうは思わない。
私は前から「大田は化ける」と思っていた。なぜかというと、背丈があって顔もいい。
肩もよくて、走れて、全部そろっているが、バッティングのタイミングというものを知らない。それだけだった。
当たればホームランになるということは、打てるということだ。これほどの逸材をものにするだけの根気が、巨人のコーチ陣にない。
私はヤクルトと西武で監督を務めた経験から、選手を育てるには「選手のやる気とコーチの根気」が不可欠だと思っている。
この持論からいえば、大田の努力も足りないが、ドラフト1位の大器を8年かけても育てられなかった監督・コーチの責任は大きい。
大田の欠陥はタイミングの取り方
大田の欠陥は分かっている。馬鹿正直に、「球が来たら左足を踏み出し、バックスイングしてから打つ」という理論どおりにバットを振っている。
これでは一度構えたバットを、球が来てから引いて打つことになるから間に合わない。私が「タイミングの取り方を知らない」というのはこのことだ。
例えば外野手は、打球を捕ったらすぐ投げなければ間に合わないが、分解写真で見ると、前足を踏み出してからテークバックして投げている。
しかしこれを一連の動きのなかで素早くやるから、流れるようなスローイングになっている。
打者もスロー映像で見れば同じで「前足を踏み出してから打ちに行く」のだが、コーチが動きを分解して教えるから、選手は分解写真のように打とうとしてタイミングが遅れてしまう。
イチローは、投手がモーションを起こすとバットを高く構え、ボールが来たらそのまま、バックスイングをしないで打っている。
そうでないと、メジャーの速くて重い球を打てないからだ。
あの王貞治も同じだ。右足を上げてバットを耳のあたりで構えて待ち、ボールが来たら無駄な動きをしないで打った。
大田の場合も、コーチが「それではだめだ。こうしなさい。そうすれば打てる」と教えればいいのに、その自信も説得力もない。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161112-00006667-gentosha-ent
幻冬舎plus 11/12(土) 6:00配信
指導者までやった奴がこのレベルの発言はお寒い
今後指導者になろうとするならMBAのマネジメントを少しは齧った方がよいのでは?