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狼の口8巻 「最終幕モルガルテンの戦い!」 後のスイス連邦。死にまくり血まみれ : アキバBlog
2016年11月13日

狼の口8巻 「最終幕モルガルテンの戦い!」 後のスイス連邦。死にまくり血まみれ

久慈光久「狼の口 ヴォルフスムント」最終8巻 14世紀初頭のスイスを舞台にした、久慈光久氏のコミックス「狼の口 ヴォルフスムント」8巻【AA】がアキバでは12日に発売になった。ZINの店頭ケースで『狂瀾怒濤の中世叛乱活劇、堂々完結』、オビは『最終幕モルガルテンの戦い全236ページ一挙収録!いま我々は「英雄」という言葉の指し示す者を知る!』。
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久慈光久氏のコミックス「狼の口 ヴォルフスムント」最終8巻【AA】発売
「最終幕モルガルテンの戦い!いま我々は“英雄”という言葉の指し示す者を知る!!」

コミックス「狼の口 ヴォルフスムント」最終8巻【AA】
12日のアキバではCOMIC ZIN秋葉原店に入荷

COMIC ZIN秋葉原店の店頭ショーケース ハルタ広告 狼の口がメイン
「狂瀾怒濤の中世叛乱活劇、堂々完結。勝ち鬨をあげろ」

農民軍の“叛乱”を鎮圧に来た公弟レオポルト 「(なっ なんだ!?)」

「騎士どもを殺せええ」 「よっ よせええ」

西暦1315年11月15日朝 レオポルト率いる騎兵部隊2千人は、山岳森林三邦盟約者団闘士1千3百人による奇襲攻撃を受けた“モルガンテンの戦い”である

ハプスブルク家に支配されていた14世紀初頭のスイスを舞台に、久慈光久氏がハルタで連載されていたコミックス「狼の口 ヴォルフスムント」最終8巻【AA】がアキバでは12日に発売になり、COMIC ZIN秋葉原店で見かけた(正式発売日は15日)。

『狼の口』は、14世紀初頭・ハプスブルク家に支配されていたアルプス地方を舞台に、難攻不落で知られた峠の関所“狼の口(ヴォルフスムント)”の代官・ヴォルフラムの拷問や処刑で1巻から死者が出まくってたお話で、6巻で狼の口を攻略しヴォルフラムを倒し、独立を目指す農民軍と、鎮圧に来たハプスブルク家の騎士軍との戦いになってた。

「狼の口 ヴォルフスムント」最終8巻【AA】の正式発売日の701年前、1315年11月15日に起きた“モルガルテンの戦い”は、『それまでのヨーロッパの戦争というものは、甲冑を身にまとった騎士同士の華麗な一騎打ちで相手を捕虜にして身代金をとることに眼目をおく「芸術品としての戦争」であったのだが、3邦の軍勢は敵軍を震え上がらせるために捕虜を情け容赦なく殺すという「邪悪な戦争」を繰り広げた(元老院議員私設資料展示館)』だったみたいで、コミックス『狼の口』最終巻では、ハプスブルグの騎士たちが農民軍を殺しまくり、農民軍も積年の恨みで騎士を殺しまくっていて、この“モルガルテンの戦い”が、現在のスイス連邦の歴史的端緒みたい。

コミックス「狼の口」8巻【AA】のオビは『終に完結!最終幕モルガルテンの戦い全236ページ一挙収録!!連載開始時から作者が描きたかったこと、それが7話に渡り描かれる“モルガルテンの戦い”!いま我々は「英雄」という言葉の指し示す者を知る!』で、第30話〜最終36話「モルガンテンの戦い1〜7」を収録(もくじ)し、ZIN店内には勝ち鬨POPがあり、ZIN秋葉原店の店頭ショーケースは『狂瀾怒濤の中世叛乱活劇、堂々完結。勝ち鬨をあげろ』になってた。、

ウーリ、シュヴァイツ、ウンターヴァルデン。森林三邦の戦いはいよいよ決戦の地「モルガルテン」へ…! 山と湖にはさまれた隘路(あいろ)にて、史実モルガルテンの戦いが描き起こされる。
攻め寄せてくる騎士+歩兵のハプスブルク軍! 対するは武器と闘志と怒りに包まれた山岳の農民兵たち! 久慈光久が描く、空前絶後の中世叛乱活劇(メディーバル・リベリオン)、ついに単行本最終巻へ!
コミックス情報

「狼の口 ヴォルフスムント」8巻【AA】の感想には、惰眠日記さん『無名の民達が騎士達を屠る、時代の変換期が訪れる。正に虐げらた者の怒りが発散された戦いだな』、Shunさん『スイス独立を描いた話で内容も厳しい描写が多かったですが、とても面白いシリーズでした』、Ebiさん『決定的な勝利。特定のヒーロー一人が活躍するわけではなく、数々の英雄の犠牲に支えられた勝利だった』などがある。

なお、作者:久慈光久氏あとがきで『本作「狼の口」は途中で打ち切りの憂き目に遭うこともなく、連載開始当初の打ち合わせの通りの形で完結させることができました。〜皆様のご期待に十分にお答えできたかどうか。もし楽しんで頂けたのであれば、それに過ぐる幸福はありません』などを書かれている。

「狼の口」8巻コミックス情報 / 久慈光久氏のTwitter

農民軍の兵たちをつぎつぎに刺殺していくハプスブルク軍・騎兵

「逃げる敵を後ろから一方的に切り伏せ踏み潰す――
これぞまさに騎兵の醍醐味」

頭蓋を叩き割られ、飛び散る脳漿

「軍勢は街道を北へ進み
朝には分岐点に達した」
「命の値打ちはその使いみちだ 森林三邦独立のために」
「追いつかれると為す術もなくやられ放題とは――狂気か」
「罠にはめたと言うのか
たかが百姓の分際で」
「怒れる山の民に騎士道を尊重する義理などなかった」
「ここは俺たち
山の民の土地だ」


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【関連リンク】
エンターブレイン / ハルタ / Twitter
「狼の口」8巻コミックス情報
久慈光久氏のTwitter
久慈光久 - Wikipedia
狼の口 〜ヴォルフスムント〜 - Wikipedia / ピクシブ百科事典

スイスの歴史 - Wikipedia
ハプスブルク家とスイス盟約者団
スイス農民軍の勝利 ・ ハプスブルク家の敗退と帝位喪失
モルガルテンの戦とは - コトバンク 
戦史マップ モルガルテンの戦い 1315年11月15日 

【感想リンク】
時代の変換期が訪れる。正に虐げらた者の怒りが発散された戦いだ
スイス独立を描いた話で内容も厳しい描写が多かったですが、とても面白いシリーズ
狼の口8巻と恋情デスペラード3巻。どちらも満足
狼の口の8巻、控えめに言って最高だった
一人が活躍するわけではなく、数々の英雄の犠牲に支えられた勝利
狼の口 8巻 感想 久慈 光久 - 読書メーター
ついに最終巻!無事完結したのは嬉しいんだけれども少し寂しい(最終巻発売前)
俺の屍を越えてゆけ漫画。丁度良い長さなので手放さないこと確定(最終巻発売前)


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