ジョジョの奇妙な冒険DU第33話「7月15日(木) その3」感想
好奇心は乙を殺す。
不可抗力のようなものとはいえ、露伴先生のせいで死んでしまった乙雅三マジ災難。
もちろん一番悪いのは写真の親父なんですが、それにしても杜王トンネルの時と言い
露伴先生の性格を逆手にとった敵スタンド使いが続いています。
露伴VS仗助の時に露伴に性格を把握されてしまっていた仗助以上に
吉良陣営に露伴の性格が把握されてしまっているような気がします。
「好奇心>>越えられない壁>>警戒心」な露伴先生の明日はどっちなのでしょうか。
それでは今週のジョジョアニメ感想です。よろしくお願い申し上げます。
- 大倉美那子29歳と中江悟22歳
- 吉良の被害にはまだ遭っていない状況ですが、既に行方不明者(家出者)リストには載っていた美那子さん。
少しギアッチョ似な彼氏の名前も地味に判明です。
吉良は、SPW財団と承太郎がマーキングし始めようとしていたターゲットを襲ってしまうことになりますが
これもスタンド使いとスタンド使いは引かれあう運命現象の一側面なのか
単に吉良が悶々としていたところに挑発行為(性的な意味ではなく)をかました美那子さん達が不運なのか。
- 乙雅三は僕を操作するスタンド使いにはなれなかった
- 本体の手に負えないスタンドという意味では近々に登場したスーパーフライと似ているようでもあります。
また、本体に害をなすという点では3部でのホリィさんに発現したスタンドとも少し似ているかもしれません。
仮に、乙がチープトリックを操作できるほどの精神力を備えていたとしたら
乙が対戦相手に乙自身の背中を見せつけてチープトリックを憑依させることができ、さらにその際には乙は死なず
憑依させられた相手の背中を乙が見たら相手は死ぬ、みたいな反則的なスタンドになっていたのでしょうか。
自分は背中を見られても平気だけど、相手は背中を見られたら死ぬってのは
いくら何でもあんまりなので、もう少し厳しい条件が付きそうです。
または、乙がチープトリックを操作できたとしても、ノトーリアスBIGのように
本体が死ぬこと前提のスタンドだったならば、乙にとっては、どうあがいても絶望です。
- 貴様、離れろ!(ヌルヌル動く露伴先生)
- 手すりをスタイリッシュに滑りおりたり、何か踊っているような妙な動きでチープトリックを振り落とそうとする露伴先生。
エニグマVSハイウェイスターの時よりもキャラが激しく動いていたようにすら見えたのは、私の気のせいでしょうか。
- 裸描いてね~、女の裸~(変態牛乳屋)
- 通りすがりの牛乳配達のモブなのに、ダリような髭をはやした妙に濃い顔の男でした。
おまけにアンジェロが変装したのと同じ牛乳配達業系列の人らしく、赤い帽子にオーバーオールというマリオな恰好。
妙にイケメンかつ濃い顔のナイスミドル、「女の裸を描いてくれ」と清々しいまでの欲望の単刀直入っぷりから
個人的には変態郵便屋の称号を彼に贈りたいところです。何故、女の裸なんだという大きな問題は残りますが。
- 待てハイウェイスター まだドアを開けるな
- ハイウェイスターはせっかち。ハイウェイスターにも自我らしきものがあるのか
噴上裕也の焦りが無意識的に、ドアを開けようとするハイウェイスターの動作となってしまったのか。
パープルヘイズのように、本体がスタンド操作に集中していないと勝手な行動をとり始めるスタンドもいるようなので
今回のハイウェイスターのようなフライング的行為もあるのでしょう。同じような傾向の現象なのかは分かりませんが
最初期のスタープラチナとか、どう考えても射程距離より外まで出歩いて牢屋へラジコンとか持ち込んだように思えます。
- 炎まで紙にできるとはな
- 炎や電気も紙にできるエニグマ。防御面ではかなり万能な感じです。
スタンド像による直接攻撃はどうしようもないとしても、飛び道具関係は全部紙にして無効化できちゃいそうです。
エメラルドスプラッシュやクロスファイヤーハリケーンやビョイ~ンと飛んでくる剣針も、紙にしてドジャァーンですよ。
しかし、そのあと普通に肉弾戦に持ち込まれたらジリープアーです。
特に恐怖を克服した花京院とか、恐怖のサインをなかなか出さなさそうでエニグマ的には難敵ではないでしょうか。
- 仗助と康一の紙を広げるハイウェイスター
- 漢を魅せた噴上裕也。ハイウェイスターもシュレッダーの隙間から出てくるという、いぶし銀な演出。
スタンド像としてのハイウェイスターの最後の雄姿が「シュレッダー相手に悪戦苦闘」だというのは
不憫だと思われたのか、アニメオリジナルで少し活躍度がアップしています。
やったね裕ちゃん、ハイウェイスターの見せ場が増えたよ。
以上、ハイウェイスターの活躍だけでなく、車の後部にしがみついている際のハイウェイスターのケツの
括約筋にも妙に力が入っていたような気がする今週の感想です。本当にありがとうございました。
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