auが、LG製の新型スマートフォン isai Beat LGV34を11月18日に発売します。auオンラインショップにおける本体価格は6万9120円、毎月割適用およびauスマートパス加入時の実質価格は3万7800円です(いずれも税込)
au、iPhoneとは逆構成のデュアルカメラ搭載「isai Beat」を11月18日発売。4DAC搭載でDSD 512も再生
au冬スマートフォンの真打ち登場!?
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Gallery: isai beat LGV34 | 13 Photos
海外で発売したスマートフォン「LG V20」をベースに、防水・防塵、ワンセグ+フルセグ、FeliCaなど日本向け仕様を取り入れた点が特徴。さらにハイレゾ対応の音楽再生機能を強化。"isai"という製品名に追加された"Beat"の4文字にもその思いが込められています。
isai Beatの主な仕様は、SoCにクアルコムのSnapdragon 820(2.2GHz×2コア+1.6GHz×2コア)を搭載。メインメモリは4GB、ストレージは32GB。さらにマイクロSDカードスロット(最大256GB)も備えます。ソニーXperia XZと並ぶau秋冬のフラグシップスマートフォンという位置付けです。
▲指紋認証センサーを背面に搭載
モバイルネットワークは下り最大370Mbpsに対応します。もちろんWiMAX2+にも対応。
本体サイズは縦長状態で72×149×8mm(幅×高さ×厚さ)、重量は約146g。バッテリー容量は3000mAh。ただし防水・防じん対応化とのトレードオフか、V20で可能とされるバッテリー交換は不可能になっています。急速充電はQuick Charge 3.0に対応。USB端子はタイプC形状です。
iPhone 7 Plusとは逆構成のデュアルカメラ搭載
なお背面カメラはiPhone 7 Plusにも似たデュアルカメラ構成を採用。しかしiPhone 7 Plusとは逆の組み合わせとなっています。というのも、iPhone 7 Plusが「広角」と「望遠」の組み合わせを採用するのに対し、isai Beat LGV34では「標準」と「広角」という組み合わせ。デュアルレンズの総合力をより広角側に振っているのが対照的です。なお広角側のカメラの画角は135度となっており、これは人間の平均的な視野角120度より広いとのこと。
標準カメラのレンズはF1.8と明るく、1600万画素のイメージセンサーとあいまって暗い場所でも高画質。レーザーオートフォーカスとデュアルフラッシュも搭載します。
▲標準カメラの画角
▲広角カメラに切り替えると、画角が一気に広がる
デュアルカメラの効能は、撮影の際にワンタッチで使うカメラを切り替えられるところ。遠くのものを写真に収めたいときは標準側、広大さを演出したいときは広角側のカメラを使えば効果的です。
一方のフロントカメラも最大画角は120°と広め。特に多人数でのセルフィー撮影ではワンタッチで広角撮影用の画角に切り替えられ、圧迫感なく全員をフレームに収めることができそうです。フロントカメラのレンズは明るさF1.9、イメージセンサーは500万画素。開いた手を握ると撮影するジェスチャーショット機能も備えます。
LG製のハイエンドスマートフォンは、手ブレ補正にも定評があります。isai Beat はクアルコムの『Steady Record 2.0』技術を採用。これは、端末の姿勢をジャイロなどのセンサーで検出して、動画撮影時のブレやローリングシャッター現象などを低減する機能です。また、isai vividでヘビーユーザーから注目された、詳細に設定できるマニュアル撮影機能も継承。動画記録時の音声は24ビット/48kHzのリニア(非圧縮PCM)が使えます。
B&O Play 監修、専用プレーヤーにも負けない高音質サウンド機能
LGはisai Beat のオーディオ面にも徹底的なこだわりを注ぎ込みました。ハイレゾ音源の再生が可能なスマートフォンはすでに各社が発売していますが、LGはそのなかでも早くからハイレゾ対応を推進してきたメーカーです。そして今回のisai BeatではESS社の「32ビット Quad DAC」こと、「ES9218 SABRE HiFi SoC」を搭載します。ES9218は32bitステレオDACを4基内蔵しており、高出力なヘッドホンアンプも備えます。これによって従来のisaiシリーズ比50%ものノイズ軽減効果を生み出しつつ、75段階というボリューム調整やきめ細かな左右音量バランス調整、ゲイン調整にも対応しました。そのほか、接続するイヤホンやヘッドホンに合わせた出力の自動調整機能を搭載。ハイレゾ音源はPCMが最大384kHz/32bit、形式はWAV /FLAC /ALAC /AIFFに対応。そしてDSD512(22.4MHz)の音源までも再生可能です。
なお、isai BeatのサウンドチューニングはデンマークのオーディオメーカーBang&Olufsenのカジュアルブランド B&O Play が担当しており「生演奏にも迫るクリアで臨場感溢れるサウンド」を体験できるとのこと。再生可能な音源を見ても分かるとおり、かなりの音質が期待できそうです。
サブディスプレイも搭載
ディスプレイは、Isai Vividで採用された広色域技術『Quantam Display』を継承。サイズは5.2インチで解像度は2560 x 1440です。
また、画面の右上に160×1040解像度のサブディスプレイを搭載。こちらには使用頻度の高いアプリのショートカットや各種通知、音楽プレイヤーの操作ボタンなどを表示可能。とくに通知や音楽操作は、メインディスプレイの表示を変えずにコントロールが可能になるため、日常使いに便利です。 ▲カラーはチタン(左)とゴールド(右)の2色展開
▲最新OSのAndroid 7.0を標準搭載
▲画面の右上にはサブ画面を搭載。新MacBook Proのタッチバーと同様に、よく使うコマンドのショートカットボタンを表示してくれる。
▲USB-Cを採用。ただしUSB-Cケーブルや変換コネクタは同梱しない
手に持ってみると、ボディが丸みを帯びており手によく馴染みます。またメタル筐体のためひやっとした手触り。厚さは8mm、重さは146gですが、実際に持つとそれ以上に軽く感じました。