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「人気TOP3の具でラーメンを作ってみたよ!」→悲しすぎる結果に:らばQ
2016年11月14日 17:30

「人気TOP3の具でラーメンを作ってみたよ!」→悲しすぎる結果に

 


こんな究極のラーメンを、誰が予想しただろうか…!

マルちゃん でおなじみの東洋水産が全国を対象にインスタント袋麺に関する調査を行ったところ、今まで誰も知らなかった全国、地域ごとの具材の好みをはじめ、様々なインスタント袋麺事情や地域性が明らかになりました。

そこでその調査をもとに、日本で最も人気のあるインスタント袋麺の具材TOP3を載せた究極のラーメンを作ってみたところ…

あまりにも悲しすぎるラーメンをご覧ください。

これぞ究極…なの?「好きでよく食べるインスタント袋麺の具材」TOP3を全て載せた究極のラーメン

それがこちら。


ででーん!

…え…

…ええぇぇ…?

写真で見ると美味しそうなものの、載ってる具材をよく見ると、 キャベツ・もやし・長ネギ と、野菜ばっかり…。どうしてこうなった?


東洋水産による調査結果のグラフを見ると…ああ、 1位はもやし、2位はキャベツ、3位は長ネギ と、見事に野菜ばかり。

個人的には1位から、 チャーシュー・煮玉子・メンマのゴールデントッピングコンボ が来ると予想していたのですが、ふたを開けてみると煮玉子は4位に、そして一番人気と思われたチャーシューは5位に。

もしかするとインスタント袋麺は自分で作るものだけに、チャーシューや煮玉子は面倒で敬遠されるのかも…?


ちなみにこの人気3具材をトッピングした究極のラーメンを、編集長とマッツ記者に食べてみてもらったところ…

編集長「…もしかしてこれ、究極に残念なラーメンってこと?」
マッツ「こんなに食欲のそそらないラーメン初めてです」
編集長「せめて煮玉子くらい欲しいな…」

と、テンションダダ下がり。人気TOP3の具を載せれば、ほぼ確実に誰もが喜ぶラーメンになるはずだったのに… 全然喜んでもらえませんでした。

ちなみにこれはあくまで全国での集計結果なのですが、地域別の集計では、地域色豊かな結果に。そこで各地域ごとに好まれるトッピングでラーメンを作ってみたところ…その結果を、記事後半にまとめてみました。

地域で特徴的なインスタント袋麺のゆで方…几帳面な関東と、せわしない関西

また麺のゆで方の調査結果にも、地域ごとに特徴が現れていました。


キッチンタイマーなどを使って調理時間通りにゆでているかの調査結果では、関東がトップに。


また計量カップで水をきっちり量るかどうかでも、関東がトップ。

この2つの結果から見ると、関東の人は、几帳面な人が多いのかもしれません。

対して関西はというと…


麺が早くゆで上がるように常に混ぜるか、という調査結果でトップに!

どことなく関西はせわしない印象がありますが、まさにイメージ通りの結果になってしまったようです。

とは言え、次点に関東が来るなど、その差はわずか。麺が早くゆで上がるように常に混ぜてしまう人は少なくないようです。

マルちゃん正麺の本当に美味しい作り方…「麺をお湯に入れてすぐに混ぜちゃダメ!」

ちなみにゆでながら常に混ぜるのは正しいのかと言うと…マルちゃん正麺に限って言えば、 「麺をお湯に入れてすぐに混ぜちゃダメ」 って、知ってました?

はじめて作るマルちゃん正麺 基本篇・応用篇 - YouTube

こちらが、マルちゃん正麺公式の 「おいしい作り方」 。ポイントは、

  1. 水量をきっちり量る
  2. ゆで時間を正確に計る
  3. ゆで始めの1分は麺を混ぜずに放っておく。1分経ったら1回だけひっくり返して軽くほぐす

鍋の前に立っているとついついかき混ぜたくなっちゃいますが、これはかえって味を落としてしまうそうなのです。


そこで編集長はどう作ってるんだろう…と、試しに普段通りに作ってもらうと、水量や時間はきちんとはかるものの、 ゆでている最中はずっとかき回していました。 うーん、惜しい。


編集長「うん…うまい、いつもの味だ!」

編集長、それは本当のマルちゃん正麺の味ではないのです…!


そこで今度は、マッツ記者が動画を見ながら、 「おいしい作り方」 で作ったマルちゃん正麺を味わってもらうと…?


編集長「そんなゆで方がちょっと違うだけで味が変わる訳が…」


編集長「ほら…あれ?… ウマっ!?

編集長「ホントだ、確かに麺のなめらかさが違う気がする…?」

正直なところ、私も気づくほどの差は出ないんじゃないかと思っていたのですが…編集長の反応を見ると、味わって感じるほどの違いが出るようです。


ちなみになぜ麺を最初からかき混ぜてはいけないかと言うと、マルちゃん正麺は工場で蒸さない特許製法 『生麺うまいまま製法』 で作られているため。

マルちゃん正麺は家でゆでる時に初めて全体的に麺の中のデンプンのアルファ化(糊化)が進み、食べる直前で生麺をゆでた時に近い一番美味しい状態になるそう。

そのため、その大事な工程でやたらと混ぜてしまうと、麺の表面が傷ついて滑らかさが失われてしまったり、麺が切れてしまったりしてしまうんですね。


編集長「へえぇー知らなかった、いいこと聞いた…ハフハフ」

…ねぇ、今の話ちゃんと聞いてた!?

とは言え、これを実践するかしないかで味が違うのは確かなよう。

混ぜるひと手間をかけない方が美味しい…というのも不思議な感じがしますが、せっかく作るのであれば、「おいしい作り方」で作りたいものですね。

マルちゃん正麺|東洋水産

地域ごとに特に人気の高い具材でラーメンを作ってみたら…意外な結果に


さて、冒頭では全国で人気の具材でラーメンを作ってみたら、もやし・キャベツ・長ネギという大変残念(?)なトッピングになってしまいましたが、地域別のデータを見ると、地域ごとにそれぞれ特色があるようです。

そこで地域ごとに、平均より5%以上好まれている具材をトッピングし、地域ごとの好みを比べてみました。

北海道 vs 沖縄


まずは最北端、最南端の北海道と沖縄の好むトッピングで作ってみたのがこちら。

コーンの載っているラーメンはいかにも北海道という感じがしますが、実はコーンの載っている方は沖縄。対する北海道の人気具材はメンマ、長ネギ…なんかイメージと違う!?


コーンを好む地域の分布を見ると、北海道は…下から2番目?なんで!?

北海道のスタッフに聞いてみると、コーンが載っているラーメンは観光客向けだそうで、地元の人はあまり食べないのだそう。へぇ〜知らなかった!

関東 vs 関西


そして関東と関西でトッピングの好みを比べてみると…対照的すぎる!?

煮玉子、ホウレンソウ、メンマ、玉ねぎ、人参、キャベツ、コーン、チャーシュー、豚肉と、多くの具材で平均を上回った関東。対して何一つ平均より5%を超える具材がなかった関西。

華やかな料理を好む関東と、素材の持ち味を楽しむ関西…という嗜好が表れているのでしょうか。


ちなみにそれぞれ食べてみてもらったところ、関東の具たっぷりラーメンは 「なんか具がごちゃごちゃしすぎて邪魔」 と身もふたもない感想でした。

本当に美味しかったトッピングは…これだ!

しかし、ここまで「これだ!」というトッピングにまだ出会っていません。

そこで、いろいろ悩みながら究極のトッピングを探してみたところ…一つの答えに辿り着きました。


それがこちら。 めっちゃ美味しそう!

元々マルちゃん正麺は麺が最高に美味しいんだから、具材なんて箸休め程度で十分。ということで作ってみたのですが、いやー、これが本当にウマいんです。

麺を思い切り味わい、たまーに長ネギやチャーシューを挟んでまた麺を楽しんで…というローテーションが心地よく、めちゃめちゃ箸が進みます。

ちなみにこのトッピング、何からヒントを得たかと言うと…


…すいません、 マルちゃん正麺のパッケージのトッピングを丸パクリ していたことをここにお詫び申し上げます。

というか、究極のトッピングが袋にプリントされていたとは盲点でした。

ラーメンの具は色々あれど、やっぱりラーメンの主役は麺。本当に美味しいラーメンを楽しむなら、麺をメインにほどほどのトッピングが丁度いいようですよ。

マルちゃん正麺|東洋水産

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