転載元:(*^◯^*)「仮面ライダーベイス」
───
201X年 某月某日
チュン…チュン…チュン…
カチッ
『Oh Oh Wow Wow DeNAベイスターズ♪』
(*゙○゙*)「ふわっ!? 朝なんだ!」
『燃える星たちよ Let's Go 〜♪』
カチ
(*^○゙*)「むにゃ…」 ムク…
(*^○^*)「ふわああぁぁ… さて…」
(*^○^*)「朝の野球ニュースチェックなんだ!」 スマホポチポチ
『DeNA梶谷1軍合流へ!』
(*^○^*)「うふふふふ。 梶谷が来れば怖いものなしなんだ、今年こそ優勝間違いないんだ」
(*^◯^*)「あとは筒香さえ復帰してくれれば…」 ブツブツ
ポジ母 \ポジちゃーん ごはんよー/
(*^◯^*)「はーい」
(*^◯^*)「おいしいんだ!」 パクパクモグモグ
ポジ母「うふふ、ありがとう。 ごきげんねポジちゃん」
(*^◯^*)「今年は横浜優勝間違いなしなんだ!」
ポジ母「そうなの…お母さん野球はよく分からないから…石田のクロスファイアぐらいしか分からないわ」
(*^◯^*)「とにかく今年は楽しみなんだ!」パクパクモグモグ
ポジ母「あ、今日は遠足の日よね。 気を付けて行って来るのよ」
(*^◯^*)「はーい!」ムシャパクモグモグ
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・両津「麗子!わしはホモビに出演するぞ!」麗子「やめて!両ちゃん!」
・サトシ(37)「すいません。ピジョット運送さんですか?正社員の件でお電話したんですけれども」
・悟空「ブゥ!クリリンをチ○コにしてくれ!」
ガチャ
(*^◯^*)「いってきまーす」 タタタ
(*^◯^*)「るんるん」 テクテク
(●▲●)「あ、ポジハメくーん」
(*^◯^*)「あ! ネガくん! おはようなんだ!」
(●▲●)「一緒に行こう」
(*^◯^*)「うん!!」
テクテク
(*^◯^*)「うふふー」
(●▲●)「ゴキゲンだね」
(*^◯^*)「だって遠足楽しみなんだ!」
(●▲●)「そうだね!」
(*^◯^*)「それに今年こそ横浜優勝間違いなしなんだ!」
(●▲●)「あうん」
(*^◯^*)「きっとネットでも期待に溢れて…」 スマホポチポチ
809 :名無しさん@おーぷん
ラミレスとかいう泥舟
810 :名無しさん@おーぷん
ハメカスが調子に乗っててウザい
811 :名無しさん@おーぷん
ベイス(笑)
(*´◯`*)「……」
(;●▲●)「き、気にしない方がいいよ。 ネットの書き込みなんて」
(*´◯`*)「うん……」 ポチ
(●▲●)「ネットでは皆口が悪いからね、しょうがないよ」
(*´◯`*)「うん…」
(●▲●)(…ポジハメくんがこんなに落ち込むって珍しいなぁ)
(●▲●)「どうかしたの?」
(*´◯`*)「うん…この書き込み… ベイスっていうのが悪口なのが悲しいんだ」
(●▲●)「ベイス?」
(*´◯`*)「うん。 球場とか行くとね、結構ベイスって略してるファンって多いんだ」
(*´◯`*)「でも、ネット上だとベイスって蔑称みたいになってるんだ。それが悲しいんだ」
(●▲●)「はぁ、なるほど…」
(*´◯`*)「僕はベイスって呼び方は好きなんだ。 お父さんも良い名前って言ってたんだ」
(●▲●)「お父さん?」
(●▲●)(確か……ポジハメくんのお父さんは行方不明のはずじゃ……)
(*´◯`*)「ぼくがまだ小っちゃかった頃…」
〜〜〜〜〜〜
(*^◯^*)「おとーさん! きょうもベイスはがんばったんだ! あのね!三浦さんがね!」
(::::::::::::::::::)「ほう…ポジハメはベイスターズのことをベイスって言うのか」
(*^◯^*)「そうなんだ! ベイスって言いやすいんだ!」
(::::::::::::::::::)「そうか…」 ナデ…
(*^◯^*)「?」
(::::::::::::::::::)「ベイスってのは良い呼び名だね…」
(*^◯^*)「ほんとっ?」
(::::::::::::::::::)「ベイスってのは基礎…基盤…礎って意味だ…」
(*^◯^*)「いしずえー?」
(::::::::::::::::::)「皆を支える大事なものって意味だよ」
(*^◯^*)「みんなをささえる…」
(::::::::::::::::::)「そう。 礎があってこそ、仲間は力を合わせられるんだ」
(*^◯^*)「なかま…」
(::::::::::::::::::)「仲間の力を合わせれば、人はどこまでも強くなれるんだよ。 それが、ベイスの力。」
(*^◯^*)「かっこいいんだ! わーい! ぼくずっとベイスのファンでいるんだ!」
(*^◯^*)「それでね、それでね、ぼくもベイスになるんだ! いしずえになるんだ!」
(::::::::::::::::::)「そうか…」 ナデナデ
(*^◯^*)「えへへー」
(::::::::::::::::::)「…おっと、もうこんな時間か… 出発しなくては…」
(*^◯^*)「…またシュッチョーなんだ?」
(::::::::::::::::::)「ああ、今度はちょっと遠いところに行って来るよ…」
(*´◯`*)「…」 シュン…
(::::::::::::::::::)「ははは、研究が終わったらすぐ帰って来るよ」 ナデナデ
(*^◯^*)「お父さんは何のケンキューをしてるんだ?」
(::::::::::::::::::)「お父さんは考古学の研究をしてるんだよ」
(*^◯^*)「考古学? 考古学ってことは歴史のお勉強なんだ!」
(*^◯^*)「ぼくもベイスターズの歴史を勉強するんだ! なかまなんだ!」
(::::::::::::::::::)「…クス そうだな。」 ナデナデ
(::::::::::::::::::)「いい子にしてるんだぞ。 お母さんの言うこと聞くんだよ」 スッ…
(*^◯^*)「あっ…」
(::::::::::::::::::)「それじゃあ…… 元気でな」
〜〜〜〜〜〜
(*^◯^*)「……」
(●▲●)「……」(そんなことが…)
(*^◯^*)「そう…ぼくにとってベイスっていうのは思い出の言葉なんだ」
(*^◯^*)「だから…ぼくは…いつか、ベイスを蔑称じゃなく愛称にするんだ!」
(*^◯^*)「それがぼくの夢なんだ!」
(;●▲●)「う、うん…」(大きいんだか小さいんだか分からない夢だ…)
(*^◯^*)「そして横浜を常勝球団にするんだ」
(●▲●)「あうん」
(*^◯^*)「まず今年はね、今永が直球とスライダーの緩急が」
(●▲●)「ふんふん」
…
(*^◯^*)「着いたー」
キーンコーンカーンコーン
(;●▲●)「あっ! もう集合時間になっちゃう!」
(*^◯^*)「わー」 タタタ
────
──
─
【横浜市立常勝高校】
教師松「時間だぞ」
生徒たち \ワイワイ/ \ガヤガヤ/
(;●▲●)(間に合った…)
教師松「あー、今日は校外学習だぞ。 ぶっちゃけ遠足だぞ。」
\わーい/ \やったぜ/ \はよう汗まみれになろうや/
教師松「出発するぞ。 バスに乗り込むんだぞ」
ワイワイ ガヤガヤ
バス「ブロロロロロ」
(*^◯^*)「わーい楽しみなんだ!」
(●▲●)「そうだね」
(*^◯^*)「でもどこに行くんだろ」
(;●▲●)「え!? 知らなかったの!?」
(*^◯^*)「うん」
(●▲●)「さっき先生説明してたよ」
(*^◯^*)「おやつの超拡大版プロ野球チップス食べるのに夢中で聞いてなかったんだ」 バリバリムシャムシャ
(;●▲●)「まだ食べちゃダメだよ!! 怒られるよ!?」
(*^◯^*)「カードは何かな何かな」 ワクワク
(●▲●)「聞いてない…」
(*^◯^*)「あ、菊池涼介なんだ。 あげるんだ」
(●▲●)「ありがとう… って、くれるんだ」
(*^◯^*)「DeNAの選手が欲しいんだ」
(●▲●)「なるほどね」
(*^◯^*)「次は何かなー」 バリッ
(;●▲●)「だからバスの中で食べちゃダメだってばああぁああ!!! なに2袋目行ってるの!?」
(*^◯^*)「! わーい! 乙坂なんだ!」 キャッキャ
(●▲●)「おめでとう… でいいのかな…」
(*^◯^*)「えーと、カードに乙坂の髪の毛をセロテープでくっつけて…」 ペタ
(*^◯^*)「ぼくのカードコレクションが完成に近付いたんだ。 良かった良かった」
(●▲●)「……」
(●▲●)「……え、今何の髪の毛って?」
(*^◯^*)「乙坂本人の毛なんだ」
(●▲●)「……は?」
(*^◯^*)「いやー、各選手の毛を手に入れるのは苦労したんだ」
〜〜〜〜〜〜〜〜
【選手控室】
(*^◯^*)「ええと…ここかな」 ゴソゴソ
【ロッカールーム】
(*^◯^*)「こっそりこっそり」 コソコソ
【シャワールーム】
(*^◯^*)「お毛毛見つけたんだ! わーい!」
〜〜〜〜〜〜〜〜
(*^◯^*)「そうやって苦労して選手の毛を手に入れて…カードに貼り付けてコレクション!
世界に一つだけのコレクションなんだ。 いやー僕ってばファンの鑑なんだ」
(;●▲●)「何してんだよ!! 気持ち悪いよ!! っていうかドコの毛か分かんないじゃんかそれ!」
(*^◯^*)「ほら、毛付きカードコレクションがこんなに集まったんだ」 ズラッ
(;●▲●)「見せなくていいよ!! 気色悪いよ!! つか何しれっと不法侵入してるんだよ!!」
(*^◯^*)「話を戻すけど今日の遠足はどこに行くんだ?」
(●▲●)「急に戻るなぁ……相模湖だよ、相模湖」
(*^◯^*)「遊園地があるとこなんだ! わーい!」
(●▲●)「ああ…プレジャーフォレストには行かないみたい…。 うちの高校貧乏だからね。
ダムとか記念碑とか見学するみたいだよ」
(*´◯`*) シュン…
(;●▲●)「あ、でも遊覧船とか乗るらしいよ! あとレトロなゲームセンターがあるとか!」
(*^◯^*) パァァ
「ほんと!?ほんとなんだ!?」
「うん、100人乗りの白鳥の形した船でね…」
「わーい!」
「ゲーセンにはスペースインベーダー(白黒)とクレイジーコングが…」
バス「ブロロロロロロ…」
教師松「着いたぞ」
(*^◯^*)「わーい 空気がおいしいんだ!」
(●▲●)「自然がいっぱい」
教師松「遊覧船に乗るぞ。 はぐれないように着いてくるんだぞ」
(●▲●)「はーい」
(●▲●)「ってあれ? ポジハメくんがいない…」
教師松「ポジハメならさっきチョウチョを追いかけてどこか行ったぞ」
(;●▲●)「いやあんた引率だろうが!! 止めろよ!! ってか探しに行けよ!!」
教師松「めんどくさいぞ」
(;●▲●)「ああもう僕が探してきますよ!! 先に行っててください!!」
教師松「後は任せたぞ」
(●▲●)「なんて学校だよほんと…」
(*^◯^*)「あれー?」
(*^◯^*)「ちょうちょどこか行っちゃったんだ…」
(*^◯^*)「っていうかここはどこだろう」 キョロキョロ
(*^◯^*)「おっきなコンクリートの壁なんだ…」
(*^◯^*)「! ってことは、これがダムなんだ! はえ^〜 でっかいんだ!」
コツ…コツ…
(*^◯^*)「?」
黒人「…」 コツ…コツ…
(*^◯^*)(こんなトコを黒人さんが歩いてるんだ。 何してるんだ?)
黒人「……」 スッ
黒人「こちらボーンズ。 所定の位置に付いた。 周囲には誰もイナイ。」
(*^◯^*)「?」
(*^◯^*)(腕時計に向かって話し掛けてるんだ。 変なおじさんなんだ)
ボーンズ「…分カッタ。 始メル。」
ガサガサ
(;●▲●)「あ! いたいた」 ガサガサ
(*^◯^*)「! ネガくん!」
(;●▲●)「もー、なんでこんなとこいるのさ。 ここ立ち入り禁止でしょ?」
(*^◯^*)「ちょうちょ追いかけてたらここに来たんだ!」
(;●▲●)「はぁ……もう… えらい時間かかっちゃったなぁ…もう皆遊覧船に乗ってるだろうなぁ」
(*^◯^*)「えー! みんな酷いんだ。 ぼくたちを置いてくなんて!」
(●▲●)「あ、うん…えっと…」
ボーンズ「…了解シタ…」
(●▲●)「? ところであそこにいる外人さんは誰?」
(*^◯^*)「分かんないんだ。 さっきから腕時計に向かって話し掛けてる変なおじさんなんだ」
(●▲●)「アップルウォッチかな? 観光客の人が間違って入り込んだとか…?」
ボーンズ「…では、ダムを破壊スル……後は宜しく頼ム。」 ピッ
(●▲●)「!!?!」
(*^◯^*)「解体業者さんかな?」
(;●▲●)「絶対違うよ! これはあれだよ!テロリストだよ!
ダムを壊して下流の街をめちゃくちゃにしようっていうホワイトアウト的なあれだよ!!」
(*^◯^*)「はえ^〜」
(;●▲●)「それに、今頃みんな、湖の上で……!!!」
───
遊覧船内
男子A「うわーっ! 眺めいいなー!」
男子B「船でけぇ!」
女子C「船の上って気持ちいいな〜! ねー先生!」
教師松「ソープの方が気持ちいいぞ」
女子C「……」
男子A「ねえ先生! ダム湖ってことは人工の湖ってことでしょ!
人間ってすげぇなぁ!こんな大きいもん作っちゃうんだもん!」
教師松「湖がデカい分、水没した家も多いぞ」
男子A「……」
教師松「今もこの湖の底には勝瀬村の家々が沈んでるぞ」
男子B「ねえ! 底に村が沈んでるってことはさ! なんかお宝とか沈んでんじゃないかな!」
教師松「最初にこの地に移住してきたのは室町時代末期の湘南地方の人々だと言われているぞ」
教師松「湘南は遺跡が多いから、価値のある歴史遺産が持ち込まれた可能性はあるぞ」
男子B「やっぱりお宝沈んでるかもしれないじゃん!」
教師松「だが今日日小学生でもそんな妄想しないぞ」
男子B「……」
───
(;●▲●)「ダムが壊されたら遊覧船に乗ってる皆が危ない!!」
(;●▲●)「こ、こうしちゃいられない…警察、けいさつ…」 ピポパ
ボーンズ「ふゥ……始めるカ……」 スッ
(;●▲●)「もしもし?もしもし!? あの、ダムがテロで…いやイタズラじゃな…」
ボーンズ「…」 スッ
(;●▲●)「ああもう間に合わない!!」 ダッ!
(*^◯^*)「ネガくん!?」
(;●▲●)「ち、ちょっと待ったァ!!!」 バッ
ボーンズ「ッ!?」 バッ
(;●▲●)「や、やめるんだ! その…ダムを壊すのを止めろォ!」
ボーンズ「……チッ……見られてイタノカ…」
(;●▲●)「その、馬鹿なマネは……」
ボーンズ「まだ子供のようダガ…仕方ナイ……!」 スッ
ボーンズが手首に付けた装置に手をかざす…!
ボーンズ「 Transform!! 」 カッ
メキ メキメキ…
ググ… ゴリュ メキョ
(●▲●)「!? !? な、な…!!?」
ブチッ! バキッ… ビリビリビリッ!
ボーンズの着ていた服が引きちぎれる。
その下から露になったのはハチ切れんばかりの筋肉だ。
その筋骨が波打ち、肥大し、沸き上っている…!
ボーンズ「HAAAAaaaahhhhhh!!!!!」 メキメキ ビキベキ
(;●▲●)「 !? !!? 」
その姿はもう、人間じゃない。
これはもう……人型の……
(◯▲◯)( 化け物…… )
ボーンズ「Good bye…… boy 」
ヒュ
ズチュッ
(●▲●)「え……」
違和感。
おなかに、なにかが
いや これ
(*゚◯゚*)(え……)
僕はそれを見て微動だにできないでいた。
声も出せず、身じろぎもできず。
(◯▲●)「ごぼッ…」
化け物の腕が、ネガくんのお腹に深々と刺さるのを見ていることしかできなかった。
:(*゚◯゚*):
(◯▲◯)「…っ……」 パクパク
ガシッ
ボーンズ「oh?」
(●▲◯)「ゴボッ…させ、る、もん……か……」 ボタ…ボタ…
:(*゚◯゚*):(!! しゃべらないで! それ以上、しゃべっちゃダメなんだ!)
:(*゚◯゚*):( ……死んじゃうんだ……!! )
(●▲◯)「…まも、るんだ……みんな…を……」 ヒュー…ヒュー… ボタ…ボタ…
ボーンズ「ホウ……まだソンナ台詞が吐けるトハ……BOY…ナカナカの逸材ダ」
ボーンズ「ココで殺すニハ惜しい 我々の本部ヘ来てモラウ」
(●▲◯)「…何…言って……」
ボーンズ「Teleportation!」 カッ
ボーンズの腕時計が光を放ち、徐々に少年を包み込む。
(●▲◯)(な、何だ…こ…)
シュンッ!
(*゚◯゚*)(消えた!!!)
ボーンズ「フゥ……ボスは気に入るカナ……」
ボーンズ「…さて… 仕事ダ…!! 」 ムキッ
ボーンズがダムの壁へ向き直る。
しかし、いくら化け物に変身したとしても、ダム壁の巨大さに対し…そのサイズ差は圧倒……!
ボーンズ「はぁぁァァァぁあぁァァぁぁ!!!!」
ボーンズの腕に力がこもる……!
ボーンズ「おおおオォォぉぉオおおォォォ!!!」 ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
そして、その腕に禍々しいオーラが宿る……!
ボーンズ「…」 スゥ
スーパーディザスター
ボーンズ「 超 本 気 災 厄 ぁぁぁぁ!!!!」
オーラを纏った拳がコンクリの壁に突き刺さる!!
ブンッ
ゴ
ドゴシャァァ
ァァッッ!!!
(*×◯゚*)「うわあぁぁぁっ!!?!」 ビュオォォォォッ!
離れた位置まで響く突風! その風圧に吹き飛ばされるポジハメ!
砕け散る石壁!!
ビキ ベキ ビキビキビキィィ!!
蜘蛛の巣のように亀裂が広がる……!
そして……!
プシッ
ビシ ビキ ベキ
ピシッ
ブシュウウウゥゥゥウゥゥゥ!!!!
ガラ…ガラ… ベキ、ビキィ…
ブシャァァァ ザァァァァァ
ボーンズ「フン……所詮"偽人類"の作ったものなど、他愛ない……」
決壊するダム壁……!
次々と亀裂が広がり、放水される貯水…!
ボーンズ「…さて……仕事は終わりダ… 本部へ戻ルか…」 クルッ スタスタスタスタ…
(*×◯×*)(待……待つんだ……) ゴロ…
(*×◯×*)(……ネガ…くん……を…返…) ググ…
ビキビキビキィィィ!!!
一段と大きな亀裂が入り、
呆気なく、巨壁は崩壊し、
少年は濁流に飲み込まれた。
────
──
─
くしゅんっ
『えー、先日起こった"相模ダム決壊事故"についてですが、国土交通省の調査委員会が発足し、原因の究明を…』
……
『決壊したダムによる濁流は下流の街を飲み込み、水害規模は戦後最悪と見られ…』
くしゅんっ
『なお、偶然その日ダム湖上で、高校生たちが遊覧船に乗っており……』
……
『教師一名・生徒一名の生存が確認されましたが、一名が行方不明……残り全員が死亡という、痛ましい結果に……』
……
『なお、警察は行方不明の生徒の捜査を打ち切り……』
くしゅんっ
……
(*^◯^*)「……」
(*>◯<*)「くしゅんっ」
ガチャ
ポジ母「ポジちゃん、具合はどう?」
(*^◯^*)「……もう何ともないんだ」
ポジ母「そう……」
(*^◯^*)「……」
TV『奇跡的に救助された生徒は、下流で倒れているのを偶然発見され…』
ポジ母「テレビ……見てたのね」
(*^◯^*)「うん……」
TV『警察は捜索を打ち切りましたが、ボランティア団体が夜間の捜索作業を申し出ており…』
ポジ母「……頼みごとがあったら、何でも言ってね…?」
(*^◯^*)「うん…」
ガチャ バタン
(*^◯^*)「……」
(*^◯^*)(なんだか、実感が沸かないんだ)
(*^◯^*)(…僕が見たアレは……夢だったんだ?)
(*^◯^*)(ほんとはネガくんと遊覧船に乗ってて……それで事故にあって……)
(*^◯^*)(……)
(*^◯^*)(違うんだ)
(*^◯^*)(僕はほんとにあの変な化け物を見たんだ。ネガくんがさらわれたのもこの目で見たんだ)
(*゚◯゚*)(……そうだ、ネガくん…!)
(*゚◯゚*)(ネガくんを探さなきゃ!!)
───
「……そこにあると?」
「ああ、ある」
「…にわかには信じられんな」
「いや、確かだ… 我々の"装置"よりも格段に進化したものが…眠っている」
「コレよりも…進化、か」
「ああ…遺伝情報を読み込み、肉体に反映する装置…その有用性は未知数だ」
「…で? どうやって探す? 大勢を動かせば"偽人類"にも気付かれかねんぞ」
「…大丈夫だ」
───
(*^◯^*)(まず……あいつらは何者?なんだ?)
(*^◯^*)(マスコミはダム壁の劣化による事故……と報道しているんだ。)
(*^◯^*)(人為的な事件なら、大規模な爆薬や装置が発見されるはずだ、と)
(*^◯^*)(ネットではテロ説が騒がれてるけど……)
(*^◯^*)(でも……僕みたいに真実を知っている人間はいない……)
(*^◯^*)(『化け物が素手で殴って壊した』なんて……)
(*^◯^*)「……」
(*^◯^*)(……ふふっ)
(*^◯^*)(…こんな話、警察に話したって相手にされるわけがないんだ。)
(*^◯^*)(ぼくが突き止めなきゃ…奴らの正体を…… ぼくが……)
(*^◯^*)(…そもそも、なんでダムを壊したりなんか……)
(*^◯^*)(下流の街を破壊? テロ?)
(*^◯^*)(いや……でも何の犯行声明も出てないんだ…)
(*^◯^*)(それに、こんな方法とっても"事故"だと思われちゃって、意味ないんだ。)
(*^◯^*)(殴って壊したんだ!って言っても『何言ってだこいつ』って言われちゃうんだ)
(*^◯^*)(……じゃあ……なぜ? なんでこんな方法を……?)
(*^◯^*)(……ダムを壊して水を出して何を……)
(*^◯^*)(……水?)
(*゚◯゚*) ハッ
(*゚◯゚*)(分かったんだ。 大事なのは水そのものじゃなくて、『水を出した後のダム底』なんだ!)
(*゚◯゚*)(ダム底のものを探したかったんだ!! だから、自然現象だと思わせた!!)
(*゚◯゚*)(その"何か"を探しやすくするために……!!)
───
夜
(*-◯-*)「……」 コソコソ
(*-◯^*) チラ
ゴソゴソ
ゴソゴソ
(*^◯^*)(ふぅ……潜入成功なんだ)
(*^◯^*)(ダム湖は、もう警察が捜索を打ち切ってるってテレビで言ってたんだ)
(*^◯^*)(それに、どっかのボランティア団体がネガくんの捜索を始めるーってことも。)
(*^◯^*)(……ネガくん……ほんとは変な奴がワープで連れてっちゃったのに…) ギュッ
(*^◯^*)(ボランティアの人たちに何だか悪いんだ) キョロキョロ
ゴソゴソ… ゴソゴソ…
(*^◯^*)(……でも…なんだかボランティアの人たち暗いんだ)
(*^◯^*)(黒いフードをすっぽりかぶって…。 まあ、だから僕も同じ格好で紛れ込めてるんだけど)
(*^◯^*)(しかも誰もおしゃべりしないんだ…。 余りにも……)
ゴソゴソ…
ゴソゴソ…
(*^◯^*)(静かすぎるんだ……)
ゴソゴソ…
ゴソゴソ…
(*^◯^*)「……」ブルッ
(*^◯^*)(ま、まあいいんだ 僕は僕で探すんだ)
3時間後
(*×◯×*)「ぶえ……疲れたんだ……」
(;*^◯^*)(…よくよく考えたら、何の手がかりも無いんだ。何を探すのかすら曖昧なんだ)
ガチャガチャ
(*^◯^*)(ガラクタみたいなものしか無いんだ……)
ゴソゴソ… ゴソゴソ…
(*^◯^*)(ボランティアの人たちは相変わらず無言で捜索しているし……)
ヒョイ
ポイ
(*^◯^*)(? よく見たら僕みたいにガラクタ拾い上げては捨ててるんだ…)
(*^◯^*)(…人を探してる風じゃないような……)
(*^◯^*)「?? まあいっか…」 テクテク
(*^◯^*)「……お」
見つけたのは、石碑。
『禍免禮陀』と書かれている。
(*^◯^*)「かめん…らいだぁ……?」
災いを避ける神事儀式、という意味であろう言葉。
そしてその隣には、小学生の背丈ほどの、崩れかかった祠があった。
(*^◯^*)「これは……祠なんだ?」
(*^◯^*)「……ボロボロなんだ」
(*^◯^*)(これがダム湖の底にずっと沈んでたんだ……?)
(*^◯^*)「……」 ツン
ギシ… ガララッ
メキ ドサッ
(;*゚◯゚*)(わっ、ちょっとつついただけで崩れたんだ)
(;*^◯^*)「ん?」
キラ…
(*^◯^*)「何だろう…奥で何か光ったんだ……」 ゴソゴソ
(*^◯^*)「これは……」 ヒョイ
(*^◯^*)(腕時計…? いや、そんなワケないんだ。 腕輪の類なんだ?)
(*^◯^*)(なんだか細い空洞もあるんだ。 ここに何か入れるんだ? 儀式の道具か何かなんだ?)
(*^◯^*)(でもそれにしては……なんだか精密機械みたいに見え…)
スッ
バッチッィィィイィィン!!!
(*゚◯゚*)「ン゙痛ぁ!!?」
(*゚◯゚*)(ちょっと手首に当てただけなのに、勝手にハマったんだ!?)
(;*^◯^*)「な、何だこれ!? はずれな……」
ミチ… ギ… ニュチ…
(*×◯゚*)「いたたたたた!? な、肉、に、食い込ん……」
「そこで何ヲしてイル!!!」
(*゚◯゚*)「ッ!!?!?!」 ビクゥ!
ボーンズ「貴様ッ!! ドールではないなッ!!」
(*゚◯゚*)「あ……あ……お前は……あの時、の……」
ボーンズ「ム……?」
ボーンズ「どうヤラ……ワタシの正体を……」 ミキ…メキ…
ボーンズ「知っているヨウだナアアアァァァア!!!」 メキメキメキメキィ!!
:(*゚◯゚*):(あいつだ……あいつが……ダムの壁を壊して、みんなを殺して……)
:(*゚◯゚*):(ネガくんをさらった犯人!!!)
ボーンズ「ドールズ! 取り押さえろ!!」
「ミュギ?」
「ミャギャ?」
ボランティア…だと思っていた者々が、フードをするりと脱ぎ捨てる。
それは、出来の悪い粘土細工……のようであった。
まっくろなタールを捏ねて人型に作り上げたような…悪趣味な造形。
まるで針金を動かしているような、ぎこちない動きで向き直ったかと思うと…
それらが一斉にポジハメに向かって襲い掛かってくる……!!!
(*゚◯゚*)「うわあ゙あ゙あああぁぁあ゙あ゙ああ゙ぁあ゙ああ!!!」
慌てて飛び起き、駆け出すポジハメ。
しかし、
「ミャギャァァァァ!!!」 バシッ
(*×◯×*)「うわあぁぁああ!!」 ドサッ
背中にカギヅメのようなものを突き立てられ、無様に転んでしまう。
(*;◯;*)「痛いんだ! 怖いんだぁ!」
涙と鼻水で顔をぐちゃぐちゃにしたポジハメが泣き叫ぶ。
(*;◯;*)「た、助けてなんだ、ぼぼぼぼくの宝物あげるんだ、だから…」
「ミャギ」
「ミョグ」
「ギャァァイ」 「ギィィ…」
次々と取り囲まれる。
(*;◯;*)「ほ、ほら、ぼくの集めてるプロ野球カードあげるんだ、これレアなんだ、だから助け…」
ボーンズ「フン、他愛ナイ……」
ボーンズ「 殺セ!!! 」
「「「「ミャギャアア゙ア゙アア゙ア゙ァァア゙!!!」」」」
(*;◯;*)「うわあああぁあぁああぁあああ!!!!」
パニックに陥った僕は、思わず両手で顔を覆った。
はずだった
カッ!!!
(*;◯;*)「!!? ?!?!」
ボーンズ「な、何ダこの光ハ!?」
ゴォォッッ!
ビュオォォォオォォッ!!
辺りに突風が巻き起こり、吹き飛ばされる戦闘員たち。
「ミュガ」 「モゲ」
ボーンズ「何ダ! 何が起こっテイル!!」
(*;◯;*)「こ、これは……」
腕に付けた装置が光を放っている。
そして…
(*;◯;*)「あ……」
挿さっていた。
カード……肌身離さず持っていた、宝物のプロ野球カードが。
『33番 外野手 乙坂智』
(*;◯;*)「こ、これ…… 一体……」
メキメキ… ミシ… バチバチバチィィ!!
(*;◯;*)「な、何だ…体が… 熱……」
カァァァァ!!
バヂィィィッ!!
(* ◯ *)「うお゙オオお゙おぉぉお゙ぉぉォォおお゙ぉぉ!!!」
ミシミシ… メキ… メキメキメキメキィィ!!!
ギュインギュインギュインギュイン!!
バシィィッ! ガシィィィン!!
『 Oh 横浜の誇り 胸に抱いて 』
ガシャァァン! バシッ
バチバチバチッ
ガシィィィィン!
『 道を 切り開け ニコ 』
ガッシィッィィィィィィン!!!
『乙坂ァァァ────!!! 智ォォォォ────!!!』
乙(*゚星゚*)乙
ドギャァァァァ───z____ ンッ!
ボーンズ「ッ!!? トランスフォームした、ダト!!?」
乙*゚星゚*)「な、何なんだこれ… 一体……」
「ミギャァァァァッ!!」
乙*゚星゚*)「! うわっ!」 ビュンッ
「ミュギ」 ドッパァァァァン!!!
思わず突き出したパンチで、戦闘員が弾け飛んだ。
乙*゚星゚*)「!!?!」
乙*゚星゚*)「こ、これは……!?」
「メギャァァ」 「ミュグィィィ!」
乙*゚星゚*)「うわああぁぁああ!!」 ブンッ! ブンッ!
次々と戦闘員をなぎ倒していくポジハメ。
触れれば戦闘員は吹き飛び、攻撃すれば弾け飛んで行く。
乙*゚星゚*)「す、すごいんだ! 体の奥底からパワーがみなぎってくるんだ……!」
ボーンズ「……くっ……コイツ、まさか我々マモノと同じチカラを……!? イヤ、似て非ナル…似テ非なるチカラ…!」 ギリ…
乙*゚星゚*)「うおおおぉぉおおぉぉ!!!!」
気づけば戦闘員を全滅しかけていた。
縦横無尽に駆け回り、突いては蹴り、蹴っては投げ、打尽していく!
ボーンズ「貴様ァ……」
乙*゚星゚*)「ん?」
ボーンズ「調子に……乗ルなァァァァァ!!!」 ビュンッ!
乙*゚星゚*)「わっ!!?」
ドッガアアアアァアアア!!!
ボーンズにタックルを喰らい、そのまま山壁へ突っ込む二人。
乙*゚星゚*)「ごはぁあぁ!!?!」
その衝撃は凄まじく、巨大なクレーターが土壁に生まれ、辺りに地鳴りが響いた。
ボーンズ「これデ貴様は終ワリだ……!!」 ミシ…メキ…
ボーンズの両手に力がこもる……!
万力のように締め上げられたポジハメの体躯が悲鳴を上げる。
乙*゚星゚*)「ご、グ、がハッ!!?」 ギギギ
ボーンズ「ワタシはボーンズ…… マモノの中でもトップクラスの『筋力』を誇ル……!」
乙* 星 *)「ガ……ぐ……」 ガク…ガク…
ボーンズ「もはや逃レルことはデキナイのだよォォォ!!!」 メキ メキ
ミキ…メキメキ… ミシミシミシ…
乙* 星 *)(す、凄まじい……力、なんだ……)
乙* 星 *)(こ、こんなの……脱出できるわけ……ないんだ……)
ミシ、メキ… ボキ… バキ…
乙* 星 *)(……もう……終、わり…………)
(●▲●)
乙# 星 )「じゃないだろぉぉぉぉおぉぉおぉ……!!」 グググ…
ボーンズ「!! コ、コイツ……まだコンナ抵抗ヲ……」
乙#゚星゚)(ネガくんを……見つけるんだろおぉぉ……?) ググググ……
乙#゚星゚)「ネガくんをぉぉぉぉ……」 メキ…メキ…
ボーンズ「こいつ……!!!」 ギリ…
乙#゚星゚)「返せえええぇぇぇえぇ!!!」 グググググ
パァァァァ…!
再び、腕の装置が光り始める……!!
メキメキィィィ!! ビリッ!!
ボーンズ「!!? コ、コイツの筋肉ガ…盛り上がっ……!?」
乙#゚星゚)「僕の筋肉がぁぁぁ!!! エキサイトおおぉぉォォォオォォォ!!!!」
メギィ!!
ブンッ ドッガアァ!!!
ボーンズ「ぐあああぁあぁああ!!?!」 ズルッ
ボーンズ(ば、バカ、な……ワタシが、パワー負けシタ、だと……!?) ボタ…ボタ…
ボーンズ「き、貴様……何者ダ……!?」
乙*゚星゚*)「僕は………」
『 禍免禮陀 』
乙*゚星゚*)
───『基礎…基盤…礎って意味だ…』
乙*゚星゚*)
『皆を支える大事なものって意味だよ』───
乙*゚星゚*)「僕の名前は……」
「 仮面ライダー ベイス ……!! 」
第一話 覚醒 完
ほな、また…
乙 おもろかった また来てなんだ(*^◯^*)
お疲れさま
横浜に仮面ライダーみたいなやつおったよな
>>92
dbライダーやっけ
>>92
お星様になってもういないゾ
・ なんでも実況(ジュピター)@おーぷん2ちゃんねるに投稿されたスレッドの紹介でした
(*^◯^*)「仮面ライダーベイス」
・芦田愛菜ちゃん、まさかの濡れ場に挑戦!乳首がちょっと出るwww
・【JS銭湯隠撮pornhub動画】シャンプーの蓋に仕掛けた超小型CCDカメラの前で無邪気な小●生の少女たち があられもない姿をさらすwww
・【参考GIFあり】こういうエ□い女が通ってるスポーツジムはどこだよ?教えろwwww【画像30枚】
・駅やホームで拝める股の緩いJK達のパ●チラ画像
・街中でこんな格好してる人はスケベで間違いないと思う
・子産め太夫「うっ!」パンパパパンパン パパン パパン ドピュ
・新体操女子ライバル「はい紅茶(下剤入りだけどね)」女「あっありがとう・・」
・【GIF】 A●女優が撮影中に笑ってしまうNGシーンが抜けるwwwwwwww(※画像あり)
・【画像】乳もまれて半泣きになるグラビアアイドルwww
・【画像あり】彡(●)(●)「・・・・・・アンドロメダ銀河?」
・学者「恐竜大量死の謎に迫る」
・【JK ●影】水着試着室にカメラ設置したら女子校生入ってきて大当たりwww ※動画
・乳首透け、マンスジ… これだから女子水泳競技は人気らしい・・・(画像)
・【動画】モーターショーでめっちゃ可愛い巨乳モデルが乳首ポロリしてる…
・「テラスハウス」でセッ●スした女子高生・永井理子の水着画像がコチラwww
・篠崎愛さんの中学生の時の腹wwwwwww
・敵「どんな拷問にも耐えられる?ほう、では…」
・【※朗報※】本 田 望 結 ち ゃ ん(12)完 全 に メ ス の 顔 を す るwww完全にフ●ラチオでワロタwwwwwwwwwwwwwwwww(画像あり)
・セクシーすぎるロシア白人JKが発見されるww胸の谷間が凄い件ww(画像)
・【画像】 時東ぁみちゃん(28)のヌードをご覧ください!w 最ッッッ高にヌけるぞwwww
・オーキド「ここにモンスターボールが3つあるじゃろ?」レッド「…」グリーン「…」
・両津「麗子!わしはホモビに出演するぞ!」麗子「やめて!両ちゃん!」
・サトシ(37)「すいません。ピジョット運送さんですか?正社員の件でお電話したんですけれども」
・悟空「ブゥ!クリリンをチ○コにしてくれ!」
1: 名無しさん@おーぷん 2016/11/14(月)22:36:45 ID:oQd
───
201X年 某月某日
チュン…チュン…チュン…
カチッ
『Oh Oh Wow Wow DeNAベイスターズ♪』
(*゙○゙*)「ふわっ!? 朝なんだ!」
『燃える星たちよ Let's Go 〜♪』
カチ
(*^○゙*)「むにゃ…」 ムク…
(*^○^*)「ふわああぁぁ… さて…」
(*^○^*)「朝の野球ニュースチェックなんだ!」 スマホポチポチ
『DeNA梶谷1軍合流へ!』
(*^○^*)「うふふふふ。 梶谷が来れば怖いものなしなんだ、今年こそ優勝間違いないんだ」
(*^◯^*)「あとは筒香さえ復帰してくれれば…」 ブツブツ
ポジ母 \ポジちゃーん ごはんよー/
(*^◯^*)「はーい」
(*^◯^*)「おいしいんだ!」 パクパクモグモグ
ポジ母「うふふ、ありがとう。 ごきげんねポジちゃん」
(*^◯^*)「今年は横浜優勝間違いなしなんだ!」
ポジ母「そうなの…お母さん野球はよく分からないから…石田のクロスファイアぐらいしか分からないわ」
(*^◯^*)「とにかく今年は楽しみなんだ!」パクパクモグモグ
ポジ母「あ、今日は遠足の日よね。 気を付けて行って来るのよ」
(*^◯^*)「はーい!」ムシャパクモグモグ
・芦田愛菜ちゃん、まさかの濡れ場に挑戦!乳首がちょっと出るwww
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・街中でこんな格好してる人はスケベで間違いないと思う
・子産め太夫「うっ!」パンパパパンパン パパン パパン ドピュ
・新体操女子ライバル「はい紅茶(下剤入りだけどね)」女「あっありがとう・・」
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・オーキド「ここにモンスターボールが3つあるじゃろ?」レッド「…」グリーン「…」
・両津「麗子!わしはホモビに出演するぞ!」麗子「やめて!両ちゃん!」
・サトシ(37)「すいません。ピジョット運送さんですか?正社員の件でお電話したんですけれども」
・悟空「ブゥ!クリリンをチ○コにしてくれ!」
2: ◆pMs53QzLbQ 2016/11/14(月)22:37:31 ID:oQd
ガチャ
(*^◯^*)「いってきまーす」 タタタ
(*^◯^*)「るんるん」 テクテク
(●▲●)「あ、ポジハメくーん」
(*^◯^*)「あ! ネガくん! おはようなんだ!」
(●▲●)「一緒に行こう」
(*^◯^*)「うん!!」
テクテク
(*^◯^*)「うふふー」
(●▲●)「ゴキゲンだね」
(*^◯^*)「だって遠足楽しみなんだ!」
(●▲●)「そうだね!」
(*^◯^*)「それに今年こそ横浜優勝間違いなしなんだ!」
(●▲●)「あうん」
(*^◯^*)「きっとネットでも期待に溢れて…」 スマホポチポチ
809 :名無しさん@おーぷん
ラミレスとかいう泥舟
810 :名無しさん@おーぷん
ハメカスが調子に乗っててウザい
811 :名無しさん@おーぷん
ベイス(笑)
(*´◯`*)「……」
(;●▲●)「き、気にしない方がいいよ。 ネットの書き込みなんて」
(*´◯`*)「うん……」 ポチ
3: 名無しさん@おーぷん 2016/11/14(月)22:38:20 ID:oQd
(●▲●)「ネットでは皆口が悪いからね、しょうがないよ」
(*´◯`*)「うん…」
(●▲●)(…ポジハメくんがこんなに落ち込むって珍しいなぁ)
(●▲●)「どうかしたの?」
(*´◯`*)「うん…この書き込み… ベイスっていうのが悪口なのが悲しいんだ」
(●▲●)「ベイス?」
(*´◯`*)「うん。 球場とか行くとね、結構ベイスって略してるファンって多いんだ」
(*´◯`*)「でも、ネット上だとベイスって蔑称みたいになってるんだ。それが悲しいんだ」
(●▲●)「はぁ、なるほど…」
5: 名無しさん@おーぷん 2016/11/14(月)22:40:08 ID:oQd
(*´◯`*)「僕はベイスって呼び方は好きなんだ。 お父さんも良い名前って言ってたんだ」
(●▲●)「お父さん?」
(●▲●)(確か……ポジハメくんのお父さんは行方不明のはずじゃ……)
(*´◯`*)「ぼくがまだ小っちゃかった頃…」
〜〜〜〜〜〜
(*^◯^*)「おとーさん! きょうもベイスはがんばったんだ! あのね!三浦さんがね!」
(::::::::::::::::::)「ほう…ポジハメはベイスターズのことをベイスって言うのか」
(*^◯^*)「そうなんだ! ベイスって言いやすいんだ!」
(::::::::::::::::::)「そうか…」 ナデ…
(*^◯^*)「?」
(::::::::::::::::::)「ベイスってのは良い呼び名だね…」
(*^◯^*)「ほんとっ?」
(::::::::::::::::::)「ベイスってのは基礎…基盤…礎って意味だ…」
(*^◯^*)「いしずえー?」
(::::::::::::::::::)「皆を支える大事なものって意味だよ」
(*^◯^*)「みんなをささえる…」
(::::::::::::::::::)「そう。 礎があってこそ、仲間は力を合わせられるんだ」
(*^◯^*)「なかま…」
(::::::::::::::::::)「仲間の力を合わせれば、人はどこまでも強くなれるんだよ。 それが、ベイスの力。」
(*^◯^*)「かっこいいんだ! わーい! ぼくずっとベイスのファンでいるんだ!」
(*^◯^*)「それでね、それでね、ぼくもベイスになるんだ! いしずえになるんだ!」
(::::::::::::::::::)「そうか…」 ナデナデ
(*^◯^*)「えへへー」
7: 名無しさん@おーぷん 2016/11/14(月)22:42:00 ID:oQd
(::::::::::::::::::)「…おっと、もうこんな時間か… 出発しなくては…」
(*^◯^*)「…またシュッチョーなんだ?」
(::::::::::::::::::)「ああ、今度はちょっと遠いところに行って来るよ…」
(*´◯`*)「…」 シュン…
(::::::::::::::::::)「ははは、研究が終わったらすぐ帰って来るよ」 ナデナデ
(*^◯^*)「お父さんは何のケンキューをしてるんだ?」
(::::::::::::::::::)「お父さんは考古学の研究をしてるんだよ」
(*^◯^*)「考古学? 考古学ってことは歴史のお勉強なんだ!」
(*^◯^*)「ぼくもベイスターズの歴史を勉強するんだ! なかまなんだ!」
(::::::::::::::::::)「…クス そうだな。」 ナデナデ
(::::::::::::::::::)「いい子にしてるんだぞ。 お母さんの言うこと聞くんだよ」 スッ…
(*^◯^*)「あっ…」
(::::::::::::::::::)「それじゃあ…… 元気でな」
〜〜〜〜〜〜
(*^◯^*)「……」
(●▲●)「……」(そんなことが…)
8: 名無しさん@おーぷん 2016/11/14(月)22:42:40 ID:oQd
(*^◯^*)「そう…ぼくにとってベイスっていうのは思い出の言葉なんだ」
(*^◯^*)「だから…ぼくは…いつか、ベイスを蔑称じゃなく愛称にするんだ!」
(*^◯^*)「それがぼくの夢なんだ!」
(;●▲●)「う、うん…」(大きいんだか小さいんだか分からない夢だ…)
(*^◯^*)「そして横浜を常勝球団にするんだ」
(●▲●)「あうん」
(*^◯^*)「まず今年はね、今永が直球とスライダーの緩急が」
(●▲●)「ふんふん」
…
(*^◯^*)「着いたー」
キーンコーンカーンコーン
(;●▲●)「あっ! もう集合時間になっちゃう!」
(*^◯^*)「わー」 タタタ
10: 名無しさん@おーぷん 2016/11/14(月)22:44:22 ID:oQd
────
──
─
【横浜市立常勝高校】
教師松「時間だぞ」
生徒たち \ワイワイ/ \ガヤガヤ/
(;●▲●)(間に合った…)
教師松「あー、今日は校外学習だぞ。 ぶっちゃけ遠足だぞ。」
\わーい/ \やったぜ/ \はよう汗まみれになろうや/
教師松「出発するぞ。 バスに乗り込むんだぞ」
ワイワイ ガヤガヤ
バス「ブロロロロロ」
(*^◯^*)「わーい楽しみなんだ!」
(●▲●)「そうだね」
(*^◯^*)「でもどこに行くんだろ」
(;●▲●)「え!? 知らなかったの!?」
(*^◯^*)「うん」
11: 名無しさん@おーぷん 2016/11/14(月)22:45:25 ID:oQd
(●▲●)「さっき先生説明してたよ」
(*^◯^*)「おやつの超拡大版プロ野球チップス食べるのに夢中で聞いてなかったんだ」 バリバリムシャムシャ
(;●▲●)「まだ食べちゃダメだよ!! 怒られるよ!?」
(*^◯^*)「カードは何かな何かな」 ワクワク
(●▲●)「聞いてない…」
(*^◯^*)「あ、菊池涼介なんだ。 あげるんだ」
(●▲●)「ありがとう… って、くれるんだ」
(*^◯^*)「DeNAの選手が欲しいんだ」
(●▲●)「なるほどね」
13: 名無しさん@おーぷん 2016/11/14(月)22:49:26 ID:oQd
(*^◯^*)「次は何かなー」 バリッ
(;●▲●)「だからバスの中で食べちゃダメだってばああぁああ!!! なに2袋目行ってるの!?」
(*^◯^*)「! わーい! 乙坂なんだ!」 キャッキャ
(●▲●)「おめでとう… でいいのかな…」
(*^◯^*)「えーと、カードに乙坂の髪の毛をセロテープでくっつけて…」 ペタ
(*^◯^*)「ぼくのカードコレクションが完成に近付いたんだ。 良かった良かった」
(●▲●)「……」
(●▲●)「……え、今何の髪の毛って?」
(*^◯^*)「乙坂本人の毛なんだ」
(●▲●)「……は?」
(*^◯^*)「いやー、各選手の毛を手に入れるのは苦労したんだ」
〜〜〜〜〜〜〜〜
【選手控室】
(*^◯^*)「ええと…ここかな」 ゴソゴソ
【ロッカールーム】
(*^◯^*)「こっそりこっそり」 コソコソ
【シャワールーム】
(*^◯^*)「お毛毛見つけたんだ! わーい!」
〜〜〜〜〜〜〜〜
(*^◯^*)「そうやって苦労して選手の毛を手に入れて…カードに貼り付けてコレクション!
世界に一つだけのコレクションなんだ。 いやー僕ってばファンの鑑なんだ」
(;●▲●)「何してんだよ!! 気持ち悪いよ!! っていうかドコの毛か分かんないじゃんかそれ!」
15: 名無しさん@おーぷん 2016/11/14(月)22:50:55 ID:oQd
(*^◯^*)「ほら、毛付きカードコレクションがこんなに集まったんだ」 ズラッ
(;●▲●)「見せなくていいよ!! 気色悪いよ!! つか何しれっと不法侵入してるんだよ!!」
(*^◯^*)「話を戻すけど今日の遠足はどこに行くんだ?」
(●▲●)「急に戻るなぁ……相模湖だよ、相模湖」
(*^◯^*)「遊園地があるとこなんだ! わーい!」
(●▲●)「ああ…プレジャーフォレストには行かないみたい…。 うちの高校貧乏だからね。
ダムとか記念碑とか見学するみたいだよ」
(*´◯`*) シュン…
(;●▲●)「あ、でも遊覧船とか乗るらしいよ! あとレトロなゲームセンターがあるとか!」
(*^◯^*) パァァ
「ほんと!?ほんとなんだ!?」
「うん、100人乗りの白鳥の形した船でね…」
「わーい!」
「ゲーセンにはスペースインベーダー(白黒)とクレイジーコングが…」
バス「ブロロロロロロ…」
教師松「着いたぞ」
(*^◯^*)「わーい 空気がおいしいんだ!」
(●▲●)「自然がいっぱい」
17: 名無しさん@おーぷん 2016/11/14(月)22:52:35 ID:oQd
教師松「遊覧船に乗るぞ。 はぐれないように着いてくるんだぞ」
(●▲●)「はーい」
(●▲●)「ってあれ? ポジハメくんがいない…」
教師松「ポジハメならさっきチョウチョを追いかけてどこか行ったぞ」
(;●▲●)「いやあんた引率だろうが!! 止めろよ!! ってか探しに行けよ!!」
教師松「めんどくさいぞ」
(;●▲●)「ああもう僕が探してきますよ!! 先に行っててください!!」
教師松「後は任せたぞ」
(●▲●)「なんて学校だよほんと…」
20: 名無しさん@おーぷん 2016/11/14(月)22:54:18 ID:oQd
(*^◯^*)「あれー?」
(*^◯^*)「ちょうちょどこか行っちゃったんだ…」
(*^◯^*)「っていうかここはどこだろう」 キョロキョロ
(*^◯^*)「おっきなコンクリートの壁なんだ…」
(*^◯^*)「! ってことは、これがダムなんだ! はえ^〜 でっかいんだ!」
コツ…コツ…
(*^◯^*)「?」
黒人「…」 コツ…コツ…
(*^◯^*)(こんなトコを黒人さんが歩いてるんだ。 何してるんだ?)
黒人「……」 スッ
黒人「こちらボーンズ。 所定の位置に付いた。 周囲には誰もイナイ。」
(*^◯^*)「?」
(*^◯^*)(腕時計に向かって話し掛けてるんだ。 変なおじさんなんだ)
ボーンズ「…分カッタ。 始メル。」
ガサガサ
(;●▲●)「あ! いたいた」 ガサガサ
(*^◯^*)「! ネガくん!」
22: 名無しさん@おーぷん 2016/11/14(月)22:56:18 ID:oQd
(;●▲●)「もー、なんでこんなとこいるのさ。 ここ立ち入り禁止でしょ?」
(*^◯^*)「ちょうちょ追いかけてたらここに来たんだ!」
(;●▲●)「はぁ……もう… えらい時間かかっちゃったなぁ…もう皆遊覧船に乗ってるだろうなぁ」
(*^◯^*)「えー! みんな酷いんだ。 ぼくたちを置いてくなんて!」
(●▲●)「あ、うん…えっと…」
ボーンズ「…了解シタ…」
(●▲●)「? ところであそこにいる外人さんは誰?」
(*^◯^*)「分かんないんだ。 さっきから腕時計に向かって話し掛けてる変なおじさんなんだ」
(●▲●)「アップルウォッチかな? 観光客の人が間違って入り込んだとか…?」
ボーンズ「…では、ダムを破壊スル……後は宜しく頼ム。」 ピッ
(●▲●)「!!?!」
(*^◯^*)「解体業者さんかな?」
(;●▲●)「絶対違うよ! これはあれだよ!テロリストだよ!
ダムを壊して下流の街をめちゃくちゃにしようっていうホワイトアウト的なあれだよ!!」
(*^◯^*)「はえ^〜」
(;●▲●)「それに、今頃みんな、湖の上で……!!!」
24: 名無しさん@おーぷん 2016/11/14(月)22:57:51 ID:oQd
───
遊覧船内
男子A「うわーっ! 眺めいいなー!」
男子B「船でけぇ!」
女子C「船の上って気持ちいいな〜! ねー先生!」
教師松「ソープの方が気持ちいいぞ」
女子C「……」
男子A「ねえ先生! ダム湖ってことは人工の湖ってことでしょ!
人間ってすげぇなぁ!こんな大きいもん作っちゃうんだもん!」
教師松「湖がデカい分、水没した家も多いぞ」
男子A「……」
教師松「今もこの湖の底には勝瀬村の家々が沈んでるぞ」
男子B「ねえ! 底に村が沈んでるってことはさ! なんかお宝とか沈んでんじゃないかな!」
教師松「最初にこの地に移住してきたのは室町時代末期の湘南地方の人々だと言われているぞ」
教師松「湘南は遺跡が多いから、価値のある歴史遺産が持ち込まれた可能性はあるぞ」
男子B「やっぱりお宝沈んでるかもしれないじゃん!」
教師松「だが今日日小学生でもそんな妄想しないぞ」
男子B「……」
30: 名無しさん@おーぷん 2016/11/14(月)23:00:11 ID:oQd
───
(;●▲●)「ダムが壊されたら遊覧船に乗ってる皆が危ない!!」
(;●▲●)「こ、こうしちゃいられない…警察、けいさつ…」 ピポパ
ボーンズ「ふゥ……始めるカ……」 スッ
(;●▲●)「もしもし?もしもし!? あの、ダムがテロで…いやイタズラじゃな…」
ボーンズ「…」 スッ
(;●▲●)「ああもう間に合わない!!」 ダッ!
(*^◯^*)「ネガくん!?」
(;●▲●)「ち、ちょっと待ったァ!!!」 バッ
ボーンズ「ッ!?」 バッ
(;●▲●)「や、やめるんだ! その…ダムを壊すのを止めろォ!」
ボーンズ「……チッ……見られてイタノカ…」
31: 名無しさん@おーぷん 2016/11/14(月)23:01:11 ID:oQd
(;●▲●)「その、馬鹿なマネは……」
ボーンズ「まだ子供のようダガ…仕方ナイ……!」 スッ
ボーンズが手首に付けた装置に手をかざす…!
ボーンズ「 Transform!! 」 カッ
メキ メキメキ…
ググ… ゴリュ メキョ
(●▲●)「!? !? な、な…!!?」
ブチッ! バキッ… ビリビリビリッ!
ボーンズの着ていた服が引きちぎれる。
その下から露になったのはハチ切れんばかりの筋肉だ。
その筋骨が波打ち、肥大し、沸き上っている…!
ボーンズ「HAAAAaaaahhhhhh!!!!!」 メキメキ ビキベキ
(;●▲●)「 !? !!? 」
その姿はもう、人間じゃない。
これはもう……人型の……
(◯▲◯)( 化け物…… )
36: 名無しさん@おーぷん 2016/11/14(月)23:02:27 ID:oQd
ボーンズ「Good bye…… boy 」
ヒュ
ズチュッ
(●▲●)「え……」
違和感。
おなかに、なにかが
いや これ
(*゚◯゚*)(え……)
僕はそれを見て微動だにできないでいた。
声も出せず、身じろぎもできず。
(◯▲●)「ごぼッ…」
化け物の腕が、ネガくんのお腹に深々と刺さるのを見ていることしかできなかった。
:(*゚◯゚*):
39: 名無しさん@おーぷん 2016/11/14(月)23:05:00 ID:oQd
(◯▲◯)「…っ……」 パクパク
ガシッ
ボーンズ「oh?」
(●▲◯)「ゴボッ…させ、る、もん……か……」 ボタ…ボタ…
:(*゚◯゚*):(!! しゃべらないで! それ以上、しゃべっちゃダメなんだ!)
:(*゚◯゚*):( ……死んじゃうんだ……!! )
(●▲◯)「…まも、るんだ……みんな…を……」 ヒュー…ヒュー… ボタ…ボタ…
ボーンズ「ホウ……まだソンナ台詞が吐けるトハ……BOY…ナカナカの逸材ダ」
ボーンズ「ココで殺すニハ惜しい 我々の本部ヘ来てモラウ」
(●▲◯)「…何…言って……」
ボーンズ「Teleportation!」 カッ
ボーンズの腕時計が光を放ち、徐々に少年を包み込む。
(●▲◯)(な、何だ…こ…)
シュンッ!
(*゚◯゚*)(消えた!!!)
40: 名無しさん@おーぷん 2016/11/14(月)23:05:54 ID:oQd
ボーンズ「フゥ……ボスは気に入るカナ……」
ボーンズ「…さて… 仕事ダ…!! 」 ムキッ
ボーンズがダムの壁へ向き直る。
しかし、いくら化け物に変身したとしても、ダム壁の巨大さに対し…そのサイズ差は圧倒……!
ボーンズ「はぁぁァァァぁあぁァァぁぁ!!!!」
ボーンズの腕に力がこもる……!
ボーンズ「おおおオォォぉぉオおおォォォ!!!」 ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
そして、その腕に禍々しいオーラが宿る……!
ボーンズ「…」 スゥ
スーパーディザスター
ボーンズ「 超 本 気 災 厄 ぁぁぁぁ!!!!」
オーラを纏った拳がコンクリの壁に突き刺さる!!
ブンッ
ゴ
ドゴシャァァ
ァァッッ!!!
(*×◯゚*)「うわあぁぁぁっ!!?!」 ビュオォォォォッ!
離れた位置まで響く突風! その風圧に吹き飛ばされるポジハメ!
41: 名無しさん@おーぷん 2016/11/14(月)23:06:19 ID:oQd
砕け散る石壁!!
ビキ ベキ ビキビキビキィィ!!
蜘蛛の巣のように亀裂が広がる……!
そして……!
プシッ
ビシ ビキ ベキ
ピシッ
ブシュウウウゥゥゥウゥゥゥ!!!!
ガラ…ガラ… ベキ、ビキィ…
ブシャァァァ ザァァァァァ
ボーンズ「フン……所詮"偽人類"の作ったものなど、他愛ない……」
決壊するダム壁……!
次々と亀裂が広がり、放水される貯水…!
42: 名無しさん@おーぷん 2016/11/14(月)23:07:03 ID:oQd
ボーンズ「…さて……仕事は終わりダ… 本部へ戻ルか…」 クルッ スタスタスタスタ…
(*×◯×*)(待……待つんだ……) ゴロ…
(*×◯×*)(……ネガ…くん……を…返…) ググ…
ビキビキビキィィィ!!!
一段と大きな亀裂が入り、
呆気なく、巨壁は崩壊し、
少年は濁流に飲み込まれた。
44: 名無しさん@おーぷん 2016/11/14(月)23:07:41 ID:oQd
────
──
─
くしゅんっ
『えー、先日起こった"相模ダム決壊事故"についてですが、国土交通省の調査委員会が発足し、原因の究明を…』
……
『決壊したダムによる濁流は下流の街を飲み込み、水害規模は戦後最悪と見られ…』
くしゅんっ
『なお、偶然その日ダム湖上で、高校生たちが遊覧船に乗っており……』
……
『教師一名・生徒一名の生存が確認されましたが、一名が行方不明……残り全員が死亡という、痛ましい結果に……』
……
『なお、警察は行方不明の生徒の捜査を打ち切り……』
くしゅんっ
……
(*^◯^*)「……」
(*>◯<*)「くしゅんっ」
47: 名無しさん@おーぷん 2016/11/14(月)23:09:43 ID:oQd
ガチャ
ポジ母「ポジちゃん、具合はどう?」
(*^◯^*)「……もう何ともないんだ」
ポジ母「そう……」
(*^◯^*)「……」
TV『奇跡的に救助された生徒は、下流で倒れているのを偶然発見され…』
ポジ母「テレビ……見てたのね」
(*^◯^*)「うん……」
TV『警察は捜索を打ち切りましたが、ボランティア団体が夜間の捜索作業を申し出ており…』
ポジ母「……頼みごとがあったら、何でも言ってね…?」
(*^◯^*)「うん…」
ガチャ バタン
(*^◯^*)「……」
(*^◯^*)(なんだか、実感が沸かないんだ)
(*^◯^*)(…僕が見たアレは……夢だったんだ?)
(*^◯^*)(ほんとはネガくんと遊覧船に乗ってて……それで事故にあって……)
(*^◯^*)(……)
(*^◯^*)(違うんだ)
(*^◯^*)(僕はほんとにあの変な化け物を見たんだ。ネガくんがさらわれたのもこの目で見たんだ)
(*゚◯゚*)(……そうだ、ネガくん…!)
(*゚◯゚*)(ネガくんを探さなきゃ!!)
49: 名無しさん@おーぷん 2016/11/14(月)23:11:47 ID:oQd
───
「……そこにあると?」
「ああ、ある」
「…にわかには信じられんな」
「いや、確かだ… 我々の"装置"よりも格段に進化したものが…眠っている」
「コレよりも…進化、か」
「ああ…遺伝情報を読み込み、肉体に反映する装置…その有用性は未知数だ」
「…で? どうやって探す? 大勢を動かせば"偽人類"にも気付かれかねんぞ」
「…大丈夫だ」
50: 名無しさん@おーぷん 2016/11/14(月)23:12:49 ID:oQd
───
(*^◯^*)(まず……あいつらは何者?なんだ?)
(*^◯^*)(マスコミはダム壁の劣化による事故……と報道しているんだ。)
(*^◯^*)(人為的な事件なら、大規模な爆薬や装置が発見されるはずだ、と)
(*^◯^*)(ネットではテロ説が騒がれてるけど……)
(*^◯^*)(でも……僕みたいに真実を知っている人間はいない……)
(*^◯^*)(『化け物が素手で殴って壊した』なんて……)
(*^◯^*)「……」
(*^◯^*)(……ふふっ)
(*^◯^*)(…こんな話、警察に話したって相手にされるわけがないんだ。)
(*^◯^*)(ぼくが突き止めなきゃ…奴らの正体を…… ぼくが……)
51: 名無しさん@おーぷん 2016/11/14(月)23:13:33 ID:oQd
(*^◯^*)(…そもそも、なんでダムを壊したりなんか……)
(*^◯^*)(下流の街を破壊? テロ?)
(*^◯^*)(いや……でも何の犯行声明も出てないんだ…)
(*^◯^*)(それに、こんな方法とっても"事故"だと思われちゃって、意味ないんだ。)
(*^◯^*)(殴って壊したんだ!って言っても『何言ってだこいつ』って言われちゃうんだ)
(*^◯^*)(……じゃあ……なぜ? なんでこんな方法を……?)
(*^◯^*)(……ダムを壊して水を出して何を……)
(*^◯^*)(……水?)
(*゚◯゚*) ハッ
(*゚◯゚*)(分かったんだ。 大事なのは水そのものじゃなくて、『水を出した後のダム底』なんだ!)
(*゚◯゚*)(ダム底のものを探したかったんだ!! だから、自然現象だと思わせた!!)
(*゚◯゚*)(その"何か"を探しやすくするために……!!)
54: 名無しさん@おーぷん 2016/11/14(月)23:15:16 ID:oQd
───
夜
(*-◯-*)「……」 コソコソ
(*-◯^*) チラ
ゴソゴソ
ゴソゴソ
(*^◯^*)(ふぅ……潜入成功なんだ)
(*^◯^*)(ダム湖は、もう警察が捜索を打ち切ってるってテレビで言ってたんだ)
(*^◯^*)(それに、どっかのボランティア団体がネガくんの捜索を始めるーってことも。)
(*^◯^*)(……ネガくん……ほんとは変な奴がワープで連れてっちゃったのに…) ギュッ
(*^◯^*)(ボランティアの人たちに何だか悪いんだ) キョロキョロ
ゴソゴソ… ゴソゴソ…
(*^◯^*)(……でも…なんだかボランティアの人たち暗いんだ)
(*^◯^*)(黒いフードをすっぽりかぶって…。 まあ、だから僕も同じ格好で紛れ込めてるんだけど)
(*^◯^*)(しかも誰もおしゃべりしないんだ…。 余りにも……)
ゴソゴソ…
ゴソゴソ…
(*^◯^*)(静かすぎるんだ……)
ゴソゴソ…
ゴソゴソ…
(*^◯^*)「……」ブルッ
(*^◯^*)(ま、まあいいんだ 僕は僕で探すんだ)
57: >>55どっちでもええで 2016/11/14(月)23:17:19 ID:oQd
3時間後
(*×◯×*)「ぶえ……疲れたんだ……」
(;*^◯^*)(…よくよく考えたら、何の手がかりも無いんだ。何を探すのかすら曖昧なんだ)
ガチャガチャ
(*^◯^*)(ガラクタみたいなものしか無いんだ……)
ゴソゴソ… ゴソゴソ…
(*^◯^*)(ボランティアの人たちは相変わらず無言で捜索しているし……)
ヒョイ
ポイ
(*^◯^*)(? よく見たら僕みたいにガラクタ拾い上げては捨ててるんだ…)
(*^◯^*)(…人を探してる風じゃないような……)
(*^◯^*)「?? まあいっか…」 テクテク
(*^◯^*)「……お」
見つけたのは、石碑。
『禍免禮陀』と書かれている。
(*^◯^*)「かめん…らいだぁ……?」
災いを避ける神事儀式、という意味であろう言葉。
そしてその隣には、小学生の背丈ほどの、崩れかかった祠があった。
60: 名無しさん@おーぷん 2016/11/14(月)23:19:17 ID:oQd
(*^◯^*)「これは……祠なんだ?」
(*^◯^*)「……ボロボロなんだ」
(*^◯^*)(これがダム湖の底にずっと沈んでたんだ……?)
(*^◯^*)「……」 ツン
ギシ… ガララッ
メキ ドサッ
(;*゚◯゚*)(わっ、ちょっとつついただけで崩れたんだ)
(;*^◯^*)「ん?」
キラ…
(*^◯^*)「何だろう…奥で何か光ったんだ……」 ゴソゴソ
62: 名無しさん@おーぷん 2016/11/14(月)23:21:39 ID:oQd
(*^◯^*)「これは……」 ヒョイ
(*^◯^*)(腕時計…? いや、そんなワケないんだ。 腕輪の類なんだ?)
(*^◯^*)(なんだか細い空洞もあるんだ。 ここに何か入れるんだ? 儀式の道具か何かなんだ?)
(*^◯^*)(でもそれにしては……なんだか精密機械みたいに見え…)
スッ
バッチッィィィイィィン!!!
(*゚◯゚*)「ン゙痛ぁ!!?」
(*゚◯゚*)(ちょっと手首に当てただけなのに、勝手にハマったんだ!?)
(;*^◯^*)「な、何だこれ!? はずれな……」
ミチ… ギ… ニュチ…
(*×◯゚*)「いたたたたた!? な、肉、に、食い込ん……」
「そこで何ヲしてイル!!!」
(*゚◯゚*)「ッ!!?!?!」 ビクゥ!
ボーンズ「貴様ッ!! ドールではないなッ!!」
66: 名無しさん@おーぷん 2016/11/14(月)23:23:16 ID:oQd
(*゚◯゚*)「あ……あ……お前は……あの時、の……」
ボーンズ「ム……?」
ボーンズ「どうヤラ……ワタシの正体を……」 ミキ…メキ…
ボーンズ「知っているヨウだナアアアァァァア!!!」 メキメキメキメキィ!!
:(*゚◯゚*):(あいつだ……あいつが……ダムの壁を壊して、みんなを殺して……)
:(*゚◯゚*):(ネガくんをさらった犯人!!!)
ボーンズ「ドールズ! 取り押さえろ!!」
「ミュギ?」
「ミャギャ?」
ボランティア…だと思っていた者々が、フードをするりと脱ぎ捨てる。
それは、出来の悪い粘土細工……のようであった。
まっくろなタールを捏ねて人型に作り上げたような…悪趣味な造形。
まるで針金を動かしているような、ぎこちない動きで向き直ったかと思うと…
それらが一斉にポジハメに向かって襲い掛かってくる……!!!
(*゚◯゚*)「うわあ゙あ゙あああぁぁあ゙あ゙ああ゙ぁあ゙ああ!!!」
67: 名無しさん@おーぷん 2016/11/14(月)23:24:05 ID:oQd
慌てて飛び起き、駆け出すポジハメ。
しかし、
「ミャギャァァァァ!!!」 バシッ
(*×◯×*)「うわあぁぁああ!!」 ドサッ
背中にカギヅメのようなものを突き立てられ、無様に転んでしまう。
(*;◯;*)「痛いんだ! 怖いんだぁ!」
涙と鼻水で顔をぐちゃぐちゃにしたポジハメが泣き叫ぶ。
(*;◯;*)「た、助けてなんだ、ぼぼぼぼくの宝物あげるんだ、だから…」
「ミャギ」
「ミョグ」
「ギャァァイ」 「ギィィ…」
次々と取り囲まれる。
(*;◯;*)「ほ、ほら、ぼくの集めてるプロ野球カードあげるんだ、これレアなんだ、だから助け…」
68: 名無しさん@おーぷん 2016/11/14(月)23:24:35 ID:oQd
ボーンズ「フン、他愛ナイ……」
ボーンズ「 殺セ!!! 」
「「「「ミャギャアア゙ア゙アア゙ア゙ァァア゙!!!」」」」
(*;◯;*)「うわあああぁあぁああぁあああ!!!!」
パニックに陥った僕は、思わず両手で顔を覆った。
はずだった
カッ!!!
(*;◯;*)「!!? ?!?!」
ボーンズ「な、何ダこの光ハ!?」
ゴォォッッ!
ビュオォォォオォォッ!!
辺りに突風が巻き起こり、吹き飛ばされる戦闘員たち。
「ミュガ」 「モゲ」
ボーンズ「何ダ! 何が起こっテイル!!」
69: 名無しさん@おーぷん 2016/11/14(月)23:25:47 ID:oQd
(*;◯;*)「こ、これは……」
腕に付けた装置が光を放っている。
そして…
(*;◯;*)「あ……」
挿さっていた。
カード……肌身離さず持っていた、宝物のプロ野球カードが。
『33番 外野手 乙坂智』
(*;◯;*)「こ、これ…… 一体……」
メキメキ… ミシ… バチバチバチィィ!!
(*;◯;*)「な、何だ…体が… 熱……」
70: 名無しさん@おーぷん 2016/11/14(月)23:26:10 ID:oQd
カァァァァ!!
バヂィィィッ!!
(* ◯ *)「うお゙オオお゙おぉぉお゙ぉぉォォおお゙ぉぉ!!!」
ミシミシ… メキ… メキメキメキメキィィ!!!
ギュインギュインギュインギュイン!!
バシィィッ! ガシィィィン!!
『 Oh 横浜の誇り 胸に抱いて 』
ガシャァァン! バシッ
バチバチバチッ
ガシィィィィン!
『 道を 切り開け ニコ 』
ガッシィッィィィィィィン!!!
『乙坂ァァァ────!!! 智ォォォォ────!!!』
乙(*゚星゚*)乙
ドギャァァァァ───z____ ンッ!
ボーンズ「ッ!!? トランスフォームした、ダト!!?」
75: 名無しさん@おーぷん 2016/11/14(月)23:29:33 ID:oQd
乙*゚星゚*)「な、何なんだこれ… 一体……」
「ミギャァァァァッ!!」
乙*゚星゚*)「! うわっ!」 ビュンッ
「ミュギ」 ドッパァァァァン!!!
思わず突き出したパンチで、戦闘員が弾け飛んだ。
乙*゚星゚*)「!!?!」
乙*゚星゚*)「こ、これは……!?」
「メギャァァ」 「ミュグィィィ!」
乙*゚星゚*)「うわああぁぁああ!!」 ブンッ! ブンッ!
次々と戦闘員をなぎ倒していくポジハメ。
触れれば戦闘員は吹き飛び、攻撃すれば弾け飛んで行く。
乙*゚星゚*)「す、すごいんだ! 体の奥底からパワーがみなぎってくるんだ……!」
ボーンズ「……くっ……コイツ、まさか我々マモノと同じチカラを……!? イヤ、似て非ナル…似テ非なるチカラ…!」 ギリ…
乙*゚星゚*)「うおおおぉぉおおぉぉ!!!!」
気づけば戦闘員を全滅しかけていた。
縦横無尽に駆け回り、突いては蹴り、蹴っては投げ、打尽していく!
78: 名無しさん@おーぷん 2016/11/14(月)23:31:38 ID:oQd
ボーンズ「貴様ァ……」
乙*゚星゚*)「ん?」
ボーンズ「調子に……乗ルなァァァァァ!!!」 ビュンッ!
乙*゚星゚*)「わっ!!?」
ドッガアアアアァアアア!!!
ボーンズにタックルを喰らい、そのまま山壁へ突っ込む二人。
乙*゚星゚*)「ごはぁあぁ!!?!」
その衝撃は凄まじく、巨大なクレーターが土壁に生まれ、辺りに地鳴りが響いた。
ボーンズ「これデ貴様は終ワリだ……!!」 ミシ…メキ…
ボーンズの両手に力がこもる……!
万力のように締め上げられたポジハメの体躯が悲鳴を上げる。
乙*゚星゚*)「ご、グ、がハッ!!?」 ギギギ
ボーンズ「ワタシはボーンズ…… マモノの中でもトップクラスの『筋力』を誇ル……!」
乙* 星 *)「ガ……ぐ……」 ガク…ガク…
83: 名無しさん@おーぷん 2016/11/14(月)23:33:07 ID:oQd
ボーンズ「もはや逃レルことはデキナイのだよォォォ!!!」 メキ メキ
ミキ…メキメキ… ミシミシミシ…
乙* 星 *)(す、凄まじい……力、なんだ……)
乙* 星 *)(こ、こんなの……脱出できるわけ……ないんだ……)
ミシ、メキ… ボキ… バキ…
乙* 星 *)(……もう……終、わり…………)
(●▲●)
乙# 星 )「じゃないだろぉぉぉぉおぉぉおぉ……!!」 グググ…
ボーンズ「!! コ、コイツ……まだコンナ抵抗ヲ……」
乙#゚星゚)(ネガくんを……見つけるんだろおぉぉ……?) ググググ……
84: 名無しさん@おーぷん 2016/11/14(月)23:33:43 ID:oQd
乙#゚星゚)「ネガくんをぉぉぉぉ……」 メキ…メキ…
ボーンズ「こいつ……!!!」 ギリ…
乙#゚星゚)「返せえええぇぇぇえぇ!!!」 グググググ
パァァァァ…!
再び、腕の装置が光り始める……!!
メキメキィィィ!! ビリッ!!
ボーンズ「!!? コ、コイツの筋肉ガ…盛り上がっ……!?」
乙#゚星゚)「僕の筋肉がぁぁぁ!!! エキサイトおおぉぉォォォオォォォ!!!!」
メギィ!!
ブンッ ドッガアァ!!!
ボーンズ「ぐあああぁあぁああ!!?!」 ズルッ
86: 名無しさん@おーぷん 2016/11/14(月)23:35:57 ID:oQd
ボーンズ(ば、バカ、な……ワタシが、パワー負けシタ、だと……!?) ボタ…ボタ…
ボーンズ「き、貴様……何者ダ……!?」
乙*゚星゚*)「僕は………」
『 禍免禮陀 』
乙*゚星゚*)
───『基礎…基盤…礎って意味だ…』
乙*゚星゚*)
『皆を支える大事なものって意味だよ』───
乙*゚星゚*)「僕の名前は……」
「 仮面ライダー ベイス ……!! 」
第一話 覚醒 完
87: 名無しさん@おーぷん 2016/11/14(月)23:36:10 ID:oQd
ほな、また…
88: 名無しさん@おーぷん 2016/11/14(月)23:37:06 ID:ITu
乙 おもろかった また来てなんだ(*^◯^*)
90: 名無しさん@おーぷん 2016/11/14(月)23:37:17 ID:zog
お疲れさま
92: 名無しさん@おーぷん 2016/11/14(月)23:37:40 ID:ixZ
横浜に仮面ライダーみたいなやつおったよな
94: 名無しさん@おーぷん 2016/11/14(月)23:39:12 ID:zep
>>92
dbライダーやっけ
95: 名無しさん@おーぷん 2016/11/14(月)23:39:18 ID:jPJ
>>92
お星様になってもういないゾ
・ なんでも実況(ジュピター)@おーぷん2ちゃんねるに投稿されたスレッドの紹介でした
(*^◯^*)「仮面ライダーベイス」
・芦田愛菜ちゃん、まさかの濡れ場に挑戦!乳首がちょっと出るwww
・【JS銭湯隠撮pornhub動画】シャンプーの蓋に仕掛けた超小型CCDカメラの前で無邪気な小●生の少女たち があられもない姿をさらすwww
・【参考GIFあり】こういうエ□い女が通ってるスポーツジムはどこだよ?教えろwwww【画像30枚】
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・街中でこんな格好してる人はスケベで間違いないと思う
・子産め太夫「うっ!」パンパパパンパン パパン パパン ドピュ
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