fcd5a585819acb433b886834ed32c624

ルビィ 善子
yosiko

1: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2016/11/15(火) 14:20:35.73 ID:0AEm1s3b.net
善子「ルビィ、可愛い♡」なでなで

ルビィ「ぅゅ…えへへ、善子ちゃん、膝枕して~」

善子「いいわよ、ほら」ぽんぽん

ルビィ「えへへ♡善子ちゃんの膝枕♡」

ルビィ「あー♡気持ちいいよぉ…♡」

善子「本当…大好きよ、ルビィ♡」

ルビィ「ルビィも…善子ちゃんと恋人になれて良かったよぉ…♡」


 

花丸「は?」

花丸「なんずらこれ…」

花丸「聞いてないずら」

花丸「ふざけるなずらぁ…」のっぽパンパクー

5: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2016/11/15(火) 14:31:19.44 ID:fLvy14CP.net
花丸「なんでオラの善子ちゃんをルビィちゃんが…」

花丸「ふざけるなずら」 

花丸「許 さ ん ず ら」

花丸「善子ちゃんはオラと恋人だったはずずら」 

花丸「なーんで善子ちゃんとルビィちゃんが…おかしいずらこれ」

花丸「大体、ルビィちゃんはオラの事が好きで善子ちゃんに気なんて無かったはずずらよ」

7: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2016/11/15(火) 14:42:40.92 ID:WsHS0aO5.net
花丸「ふざけんじゃねえずら、何で二人が…善子ちゃんはオラの物なのに」

花丸「ルビィちゃんふざけるんじゃねえずらほんと」



ルビィ「ちゅっちゅっ♡」

善子「ちゅっ♡」


花丸「あ、キスなんかして…」

花丸「はぁぁぁぁぁぁぁ…」

花丸「やってらんねーずら!」

11: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2016/11/15(火) 15:03:33.48 ID:GYbFrIOK.net
花丸「ずら!」


善子「あら、ズラ丸」

ルビィ「花丸ちゃん」


花丸「なんずらなんずらこれは!」

花丸「善子ちゃんとルビィちゃん、そんなに…」


善子「あら、私のルビィになにか?」ギュッ

ルビィ「善子ちゃんはルビィだけのものだもん…誰も渡さないよ…」ギュッ

花丸「だからそういうのやめるずら!」グググ


善子「ちょっと!私とルビィを引き剥がそうとしないでよ!ふざけるんじゃないわよ!」

ルビィ「花丸ちゃん、ひどいや…」


花丸「ち、ちが、オラは…」


善子「こんなズラ丸はほっときましょう、ルビィ」

ルビィ「うんそうだね、花丸ちゃんの事、なんだか分からないやぁ」


花丸「あ…あ…」

16: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2016/11/15(火) 15:14:04.94 ID:GYbFrIOK.net
ルビィ「あーん!善子ちゃん♡」 

善子「あーん…ぱくっ♡うん!おいしい!」

ルビィ「えへへ、良かったぁ…」

ルビィ「善子ちゃんのために朝5時に起きて作った甲斐があったよぉ…」

善子「朝5時!?そんな甲斐甲斐しく…あなた、いい嫁になるわよ」

善子「もちろん私の嫁だけど♡」

ルビィ「///もう~、善子ちゃんったら~やっだぁ~♡」バシッ

善子「いたっ!」

ルビィ「あ、ごめんね…」なでなで



花丸「…」ポツーン

花丸「…」のっぽパンモグモグ

19: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2016/11/15(火) 15:21:17.75 ID:GYbFrIOK.net
花丸(賞味期限の切れたのっぽパンを食べてお腹を壊して
1週間学校休んでた間に何かあったずら…?)

花丸(大体、あの二人はオラを通して話してたようなものずら) 

花丸(なんであんなイチャラブに…?)

花丸(1週間前、善子ちゃんはオラにタジタジなオラの恋人だったずら)

花丸(それが1週間後の今では)


善子「ルビィ~♡」デレデレ


花丸(ルビィちゃんに完全にゾッコンずら)

花丸(ルビィちゃんは善子ちゃんに厳しいタイプだったのになんであんなに…)

25: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2016/11/15(火) 15:25:44.18 ID:GYbFrIOK.net
花丸(ま、オラも善子ちゃんに厳しいタイプだったずらけどね)

花丸(善子ちゃんにオラがドSな感じな物言いすると
善子ちゃん、タジタジして可愛かったずら)

花丸(善子ちゃんはイジられて輝くずら
そしてオラもそんな困り顔の善子ちゃんが一番大好きずらよ~)

花丸(まあ、今となっては虚しいずら…)

花丸(善子ちゃんイジリしたいずらぁ…)

30: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2016/11/15(火) 15:39:12.63 ID:MDZCB3yD.net
下校時

花丸「あ…善子ちゃ」


ルビィ「善子ちゃん♡」

善子「ルビィ、一緒に帰りましょう…あ、今日はズラ丸も…」チラッ

ルビィ「花丸ちゃんも一緒に帰ろ!」


花丸「あ…」

花丸「うん…帰るずら」

35: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2016/11/15(火) 15:48:07.73 ID:XOf9twtY.net
よしルビ「イチャコライチャコラ」

花丸「…」トボトボ

花丸(イチャイチャしてる二人の背中を後ろから見てるのは辛いずら…)

花丸(なんでこんな思いを…)

花丸「あ!オラ、用事思い出したずら!早く帰るずら!それじゃあ!」ダッシュ


善子「あら、そう」

ルビィ「じゃあ二人きりになったし、もっと善子ちゃんと…♡」

善子「そうね♡んっ…ぴちゃっ…」

ルビィ「あっ♡善子ちゃん…♡んっ♡」

善子「ヨハネって呼んで…♡んっ♡」

ルビィ「ヨハネちゃ…ぅゅ♡ちゅっ♡」

42: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2016/11/15(火) 16:13:22.03 ID:P2ZUzqmf.net
花丸「辛いずらぁ…」

花丸「こんな時はのっぽパンを沢山食べるに限るずら!」

花丸「もぐもぐもぐもぐもぐ」

花丸「うんめぇずらぁ~」

花丸「もぐもぐ…」

花丸「のっぽパンがしょっぱいずらぁ…」

43: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2016/11/15(火) 16:17:16.08 ID:8T10QZMf.net
花丸「明日は休みずらね…」ごろん

花丸「…」

花丸「久し振りに沼津の本屋で本を爆買いしてくるずら!」

花丸「本はいつでもオラを裏切らない」

花丸「本はオラをどこにでも連れてってくれるずら!」

花丸「…一人ずらね、前はルビィちゃんが付いてきてくれたのに…」

花丸「…いいずら、オラと本の一対一の真剣勝負ずら」

花丸「あんな恋にかまけてだらしなくなってるルビィちゃんが付いてきたら
空気が濁るずら」

45: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2016/11/15(火) 16:24:46.36 ID:8T10QZMf.net
翌日、沼津


花丸「いっぱい買ったずら~」ホクホク

花丸「Aqoursに入ってからというもの、
ずっと行ってなかったから目新しい本が沢山あったずら!大漁!大漁!」

花丸「さーて…喫茶店にでも入って優雅に読書するずら」

ガラッ チンポロロン(鐘の音) イラッシャイマセー!

48: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2016/11/15(火) 16:33:57.27 ID:ObEKuzoh.net
店員「ご注文は?」

花丸「レイコー1つ」


花丸「さーて!読むずら!窓際の席で優雅に…」

花丸「それにしても今日はいい天気ずらね」ちらっ

花丸「ん…あれ…まさか…」

花丸「間違いないずら…善子ちゃんとルビィちゃん」

花丸「あっ、こっちに来る!机の下に隠れるずら!」


ガチャッ チンポロロン♪(鐘の音)

イラッシャイマセー、ナンメイサマデスカ?

善子「2名よ」

アイテルオセキニドウゾー

花丸(まずい…こっちにきたずら…)

花丸(良かった…こっちからは完全に隠れられるずら…)

店員「お客様…?」

49: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2016/11/15(火) 16:40:03.81 ID:U3Anblz0.net
花丸「二人が気になって本どころじゃないずら…」ズズズ


店員「お待たせしましたー!カップルジュースとカップルパフェです!」

善子「あら、出たわね」

ルビィ「おいしそうだよぉ!」

花丸(カップルパフェ!?そんな…)

花丸(それ、オラと善子ちゃんがデートしに来た時は…)


善子『ねぇズラ丸…これ頼みましょうよ…』

花丸『んん~…なになにカップルパフェぇ?』

善子『うん…♡ズラ丸と一緒に…♡』

花丸『へぇ…善子ちゃんはオラとこんなものが食べたいずらかぁ…(ニヤニヤ)』

花丸『堕天使なのにこういうの食べるんずらねぇ(ニヤニヤ)』

善子『や…やっぱりいいわ!』

花丸『別に否定はしていないずら』

善子『だからいいって!』

花丸(やっぱり善子ちゃんは最高ずら~この反応…面白いずら!)

51: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2016/11/15(火) 16:46:35.05 ID:F+fs06gK.net
花丸(~って感じで)


善子「甘くてギルティな味ね…」

ルビィ「ぅゅ…?ギルティってどんな味なのぉ?」

善子「…こー言う事よ!」ちゅっ♡

ルビィ「んん♡ふみゃぁ…♡」トローン

花丸(あーあーあんなにルビィちゃん顔とろけさせて…善子ちゃんやっぱりかっこいいずらぁ…)

ルビィ「善子ちゃん…♡こんな所で…♡」

善子「あら?ここはそんな所だと思うわよ?ちゅっ♡」

ルビィ「きゃっ♡もぉっ♡善子ちゃんは♡」パクパクパク

善子「可愛い♡ん…」ブルブル

ルビィ「どうしたの?善子ちゃん」

善子「なんでもな…気にしなくていいのよ?」

ルビィ「ふ~ん…」


ファサッ


善子「あっ…」

ルビィ「パフェ食べたら寒くなったんだね、私は大丈夫だから、これかけてて」

善子「ルビィ…♡」


花丸(ルビィちゃん、善子ちゃんに上着をさりげなく掛けて…)

花丸(ルビィちゃんって善子ちゃんと二人だとああなるんだね、知らなかったずら)

花丸(善子ちゃん、あんなに顔真っ赤にして…さっきまでルビィちゃんにキスしてたくせに)

52: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2016/11/15(火) 16:51:35.40 ID:TpR+zemm.net
花丸「…もう帰るずら」

花丸「これ以上いても辛いずら」

花丸「善子ちゃん、ルビィちゃんと幸せにね」

花丸「オラは…オラは…大丈夫だから…」

53: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2016/11/15(火) 16:53:09.50 ID:TpR+zemm.net
花丸(こうしてマルは本の世界にかえりました)

花丸(Aqoursで善子ちゃんとルビィちゃんがイチャイチャしていても)

花丸(本はオラを優しく迎えてくれる)

花丸(元いた場所に収まっただけずら)

花丸(結局オラは善子ちゃんのこと、分かっているようで、何もわかっていなかったずら)

54: 名無しで叶える物語(茸)@\(^o^)/ 2016/11/15(火) 16:57:38.30 ID:oC6n1IuT.net
ルビィ「そういえば善子ちゃん」

善子「なあに?」

ルビィ「なんで花丸ちゃんからルビィに乗り換えたの?」

善子「ああそれはね…」

善子「あの子、私を対等に見てくれない、というか見下してるのよね」

善子「おもちゃにするというか、イジられるというか…」

善子「あの子が私を真っ直ぐに会いしてくれた覚えが一度もないのよ…」

善子「そんな時、真っ直ぐすぎるルビィに惹かれてね…で…♡」

善子「ルビィにゾッコンになったわけ!」

善子「ルビィと一緒になれて、幸せよ♡」

ルビィ「ルビィも幸せだよ♡」


終わり