アップルの豪華3万円写真集を発売日ゲット、めちゃめちゃ重い! 20年分のデザインを記録した『Designed by Apple in California』
大は入る袋がありません
注目記事
ニンテンドースイッチの価格は約2万6400円? トイザらスのカナダサイトから流出した可能性
自宅で野菜を自給自足、約3万円のIoT水耕栽培キット「やさい物語」を沖縄セルラーが来年2月に発売
動画:国内限定「Kindle Paperwhite マンガモデル」ページ送りが超絶楽。 容量8倍、書を捨てずに町へ出よう
人気記事
「じぶん銀行」が大幅改定、auユーザーにとっては『改悪』に:週刊モバイル通信 石野純也
グーグルの新アプリ「Photo Scan」を使えば、紙写真をスマホで綺麗に取り込める
ワコムの新ペンタブは4K液晶─Cintiq Pro 16 / 13発表、筆圧感知レベル4倍の電子ペンも同梱
アップルが突如として発表した製品デザイン写真集 Designed by Apple in California、入荷したアップル銀座でさっそく購入しました。
大小2サイズあること、どちらもかなり大判のハードカバーであることは発表されていましたが、実物は高級な紙と印刷らしく想像以上に巨大&ヘビー。うっかり複数買ったりすれば持ち帰りに苦労するレベルです。展示の写真で大きさが分かります。
Gallery: アップルの写真集Designed by Apple in California | 5 Photos
開いた印象は「印刷が異様に綺麗」。8色分解印刷だけあって、金属色などが印刷と思えない存在感です。
写真は、ものによっては見慣れた、なんだったら自宅に眠っているプロダクトそのまま。ただし著名写真家に撮影してもらっただけあって、アップルが「スティーブ・ジョブズに捧ぐ」のも納得できる異様な迫力があります。
(写真家 Andrew Zuckerman の写真集サイトを開いて、動物をアップル製品に置き換えた感じです。)
中身はジョニーアイブの導入文、淡々とアップル製品の写真、内部や製造過程の写真がちらほら。アップル製品に特別な愛情がある人、プロダクトデザインを学ぶ人、デザイン本が好きという人向けの極めて趣味的な商品です。
ただ、アップルにはホイール付き iPod や半透明&柄物 iMacなど時代のアイコンとなった製品も多く、友人とパラパラめくって「あー、これ持ってた!」や「これ誰が買ったんだろうね」などと酒の肴にして楽しめるかもしれません。
(ひとしきり読んだ後)
アップルの写真集、目次はこちら。約300ページに初代iMacからペンシルまで。カタログ風だけでなく、各製品で使われた製法の写真も多め。
— Ittousai @EngadgetJP (@Ittousai_ej) November 16, 2016
序文除き文章はなく、日本語の解説小冊子が付属します。加工法や素材の用語集まで。これは楽しい!https://t.co/KtljHERBOQ pic.twitter.com/U2ZRYG5PdF
前言撤回。美術本クラスの価格さえ無視すれば、外見のデザインだけでなく製造技術、材料物性も含めたデザインに興味がある人には非常に楽しめます。中身は序文のほかにほぼ文がないものの、付属の小冊子に日本語の解説や用語集まであるため、時間をかけて勉強しつつ読み物に。